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(1640) これでもまだプロローグ    2007/12/13

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最近、 ”GRAN TURISMO 5 Prologue” のキャッチーな TV-CM が多く流れていると思ったら、気が付けば本日が発売日。他のゲームなど全くしない私がこのためだけにPS3を買ったのだから、せっかくなのでブルーレイディスク版でも購入してみようかと考えたが、メディアだけ手元に残っても困るのでダウンロード版を購入。

先日まで無償体験版がダウンロードでき、そちらを ”ハンドルコントローラー” で操ってみたところシミュレーターというよりも単なるレースゲームだったことに愕然としたが、WEB情報によるとこの GRAN TURISMO シリーズを体験した約9割の人からは 「難しくて操作ができない」 という感想が寄せられ、残りの1割の人から 「もっと実車に近くよりリアルに」 という要望があったようだ。つまり、体験版はより多くの人に受け入れられるよう、どちらかというとゲームっぽくカスタマイズされていたということ。今回の製品版にはどちらのユーザーも満足できるよう、通常モードとプロフェッショナルモードが準備されている。

さて、よりリアルなシミュレーターを求める私はプロフェッショナルモードでプレイ。結果はどうか?

収録されている車のどれも実際に乗った事が無いので何とも言えないが、少なくとも GT4 よりリアル。車の挙動は本物をよく研究しているみたいです。


(1639) おにぎりと味噌汁とコーヒー    2007/12/12

珍しく朝食らしいものを食べようと朝から味噌汁を飲みました。宍道湖のしじみ汁といきたいところでしたが ホテルで出るありふれたもの。

今年はクリスマスも仕事になりそうで、今決まっているスケジュールが仮に飛んだとしても、既にキャンセル待ちが入っているような状態。

夕べ、素晴らしくスーツの似合う仕事仲間からの 「○○は結婚願望無いの?」 の問いかけに 「あるよ、明日にでもね」 と返したは良いが、それ以上話が続かなかった事に、今年のスケジュールはそれで都合が良いように思えてきた。


(1638) 汚れた窓には私が映っていた    2007/12/11

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飛行機の中で眠れないというのは嘘ではない。搭乗から離陸そして上空に達するまで結構な ”ロスタイム” があるからして うとうと してしまうのは確かだが、もうすぐ気持ちよく寝れそうだというタイミングでいつもドリンクサービスが周ってくる。

「そのまま目を閉じて寝ていればいいでしょ」 と言われても周囲がガヤガヤし始めるともう眠れない。簡単に言うと神経質という事なのか。

島根県松江市を訪れたのはこれで2度目だ。

バスの窓からは、雨上がりの中海に微妙に反射する光が美しく見え、人気(ひとけ)の少なさと静かな水面とのマッチングがすごく落ち着いた。

セルフポートレートなど撮らずとも、写真には自らが写りこむと言う。

ホテルの部屋で今日の数枚の写真を振り返るとき、フロントでプレゼントされた靴下ではあまりに色気が無さすぎて、枕元に置いて寝てみても朝目覚めて何かが入っている予感さえしなかった。


(1637) インスタントメッセージ    2007/12/10

「今すぐKISS ME」 が収録されている 「LINDBERG のBEST盤」 が手に入ったと切り出すつもりだったのに、なんだか空回りの一日。

私が高校生の頃だから、えーもうかれこれ...随分昔の事。十数年ぶりに聞く音は当時の記憶とダイレクトにリンケージされていて、思い出のモノクロ写真に少しだけ色が加えられるような感覚が私はとても好きだ。

当時はレコーディングの技術も今ほど進んでおらず、全てがアナログ録音、コンプレッサーの掛かり具合もマイルドだ。楽器の音に埋もれてしまいそうなボーカルというミックス加減がこの頃の音作りの流行なのか、最近のヒット曲に比べればガツーンと前面に飛び出してくるようなインパクトに欠ける。それでも声の出ないフレーズに ”機械的調整” が行われていないぶん自然な ”音楽” だ。

新しい曲の歌詞などこれっぽっちも覚えられなくなっているというのに、当時の曲なら次々口ずさんでしまう、”不思議”。

音楽を聴いてその当時に引き戻される事があるように、カメラのレンズを通して遠い未来を見ることが出来るとしたら、私は何を覗いてみようかと考えた。


(1636) 車も、写真も、気持ちまでも    2007/12/09

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大好きな車を大好きな写真に撮れる。一口にコレは至福の時間と言わざるを得ない。

前から後から、上から下から、次はホワイトバランスを変えて...。
一通り撮ってみると、同じアングルならドアを開けたほうがワンポイントになるな!とまた撮り直してみたりして、
端から見れば 「あいつ何やってるんだ?」 と変質者扱い。

そりゃそうです、洗車用の踏み台に上って両手をこの上なく伸ばしノーファインダーで納得いくまでシャッターを押していれば。

白い服が似合わないと言われる私だから、せめて白い車を綺麗に撮りたい気持ちくらい大切にしたって罰は当たらないだろ?


(1635) その思い出、立入禁止    2007/12/08

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寒い季節は ”クマさん” 同様、いくらでも気持ちよく眠れる。人間だって冬眠したいさ。

週末くらいは少し朝寝坊したいなぁと ”目覚まし時計未セット” にて金曜深夜に眠りにつけば、何やら騒々しさに目が覚める。確か先週末もこうだった。

私が住むマンションの目の前にあった銀行が近頃売りに出されていた事は知っていたが、どうやら建物さらでは買い手が見つからず、ついに取り壊しが始まったということらしい。

おそらく店舗そのものはどこかに移転したのだろうが、こうしたシンボリックな建物が壊されていく光景を見ていると、多少の切なさを覚えるのと同時に、その形はすでに思い出の中から探すほか無い事に気づく。

人だって年齢とともに少しずつ形を変えるけど、建物が壊されるようにあっけなく変化はしないし、忘れる事は増えるけど新しく覚える事はそれ以上に沢山あるから寂しくは無い。

歳を重ねた人ほど思い出は沢山あるはずだから、進化とは言えど、周囲の変化には少し敏感になるのかもしれません。


(1634) 新幹線でうとうと    2007/12/07

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予定していた新幹線の時刻ぎりぎりまで仕事をして京都を後にした。

何かとバタバタする師走で無ければ週末を利用して観光でもするのに、
今回は残念ながら東京へまっしぐら。

 

でも明日は買い物にいくのに MINI に乗れる。

それだけでよろしい。


(1633) 冬支度の前に    2007/12/06

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確かに京都の空は青く澄んでいて晩秋との調和はこの上ない。
その昔  ”お坊さんになりたかった” 私の事だから奈良や京都は大好きな都。

お寺参りや紅葉めぐりでも出来れば最高だが、仕事とは言え古風な街にいられるというだけでも気持ちは落ち着く。

電車などとっくになくなる時間まで働きづめ。でもなぜだかもっと頑張ろうという気になれる。
いったい何が私をそこまでさせるのか...自分へのご褒美などまだまだ必要無さそうだ。


(1632) 少し遅めの出社    2007/12/05

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EXLIM に持ち替えたら途端にしっくりくる画が撮れる。

GX100との違いはなんだろうと考えてみた。

コンパクトで持ち歩きやすいとか、レンズキャップが無い分 気軽に使えるとかいう事もあるけど、
何より35mm相当の焦点距離が大きいのだと思う。

デジカメ以外に35mmという焦点距離のレンズは意外にも持っていなかったし、
昔はフィルムカメラと広角20mmの組み合わせが私の ”標準セット” だったのだが、
今はこの35mmが一番しっくりくるということは、
いかに ”デジタルの使用頻度” が上がったかということだ。

得意だったはずの広角。

どう見ても近頃私が撮っていた広角写真はレンズに撮らされている感が否めない。

また1から勉強である。


(1631) 上空 30,000フィートの事件   2007/12/04

2日間の沖縄生活は那覇の市街地にいる限り ”南の島に来た実感” に乏しいが、コートどころか上着すら必要としない気温の高さは自転車に乗るのに丁度良さそうだ。だがそこに同感してもらえそうな気もしなくて言葉には出さなかった。

何かそれらしい写真を! と思ったが ”時間と気持ち” が準備不足で今回の沖縄もコレと言って形には残せなかった。そういう意味では今回の沖縄に限らず、最近納得のいく写真がちっとも撮れない。丁度 GX100 を使うようになったころからの事だ。自分でも原因がどこにあるのか検討がつかないから、しばらくはまた長年愛用してきたEXLIM ZOOM に戻ってみるのも良いと思う。

飛行機の座席は2階席の最前列通路側だった。私の目の前にはトイレが設置されており多くの人が出入りしていた。ある時、何か緊急事態を訴える小さな女の子と目が合った。母親が足早にそこまで抱きかかえてきて対処しているのは明らかだったが、いかんせん私の目の前にパンツを脱ぎ捨て個室に入られては、目のやり場に困ると同時に、万一そのパンツを拾い忘れて戻っていく展開が待っていたとしたら、私はソレをつまんで持っていってあげるのが親切なのか?と真剣に考えた。

心配は予想に反して面白い結果を導き、個室のドアが少し開いたと思ったら、ひょろひょろっと手が伸びてきた。


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