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(1660) 輪郭をたどりながら    2008/01/02

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遠くに南アルプスと富士山が見えてほっとしたのは、東京へ向かう中央道をゆっくり走っていたときの事。

1年ぶりに帰省した長野の街はいつもより大きな変化が印象的で、
見慣れた建物も、店も、町並みも、川も、全てにおいて記憶とのギャップは年々開くばかり。
今回の違和感は前回の帰省からブランクが開きすぎたためだと思いたい。

例年に無く、私としては早いUターンで実家を後にしたわけであるが、元旦にかけて降った雪で白く輝くアルプスは何かを主張しているよう。

学生時代に見たソレと唯一何一つ変わらない姿である事に私の心のより所があった。


(1659) 今を感じながら    2008/01/01

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去年とか今年とか、本当は大差ない毎日が巡っているだけなのに、なぜか人はそこに変化を求めたり区切りを付けたがったりする。
スタートとエンドを決めたのは大きな宇宙の中に生きる小さな人なのに、その区切りが来るたびに焦ったり思い出に浸ったりするのだから我々は勝手だ。

でもこの日があるから気持ちに多少の整理が付く。それも事実。

「マイペースで我が道を行く」 と言われる私だが、今年もその調子でいこうと思う。
それが、2008年にも確かに私が存在したという証に繋がるのなら。


(1658) 今年最後の光    2007/12/31

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ガソリン代が値上げになったという話題はもう随分前から聞いていたものの、考えてみれば今月最初の今日の給油がそれを実感する始めてのきっかけ。

値上げとは言っても、MINI のガソリンタンク容量などたかが知れているからして、ノズルを突っ込んでオートストップが働く位置まで給油してみても、せいぜい20リットル程度。こんな時は小さな車=小さなタンクのメリットを実感するね。

大晦日の都内は既に明らかな交通量の緩和が感じられ、いつもなら1時間は必要とされる八王子までの下道も今日は40分程度で到着。横田基地の遥か彼方に見えた青空と雲とのコントラストが印象的で、これから向かう2008年はあの光の指す方向なのかなぁなんて事を考えた。

光に向かうには嵐を思わせるその雲を抜け出さなければなりません。2008年は波乱の予感がします...。


(1657) Mirror    2007/12/30

行きつけの床屋で今年最後の散髪を。31日までオープンしていて正月三が日が休み。年間通して与えられた唯一の3連休は家族揃って伊東の温泉に行く事も、毎年決まった会話だから私には分っていた。

今年はクリスマスから大晦日へ向けてのアプローチが早すぎて全てがバタバタと過ぎている感じがするが、大きな鏡越しに 「今年はいつ帰るの?」 なんて会話が始まると、いよいよ年末なんだなぁと実感が湧いてくる。寝不足で少しウトウトしている私は心ここにあらず。

明日から長野は雪が降るらしい。MINI での帰省できるかな?


(1656) ロマンチックな街、函館    2007/12/29

年末のお休みも世間的には圧倒的に今日からという方が多いでしょう。

待ちに待った連休ですが、考えてみれば今日は29日だからして、今年も残すところあと2日ということになります。そこで今更ながら早めに考えなくてはならないのが JAL や ANA のマイレージ消化。今年いっぱいで無効となってしまうマイルを何かしらの形で使わなくては勿体無いわけであります。

どちらも今年消えるマイル +α で国内全域とアジア圏への往復無料航空券との引き換えが可能であるが、さすがに2回の旅行はその他に必要とされる出費の関係やスケジュールを考えると無理といわざるをえず、ANAに関してはEdyポイントへの交換を行った。

そして問題は JAL のマイレージ消費...。この時期にマイルを消費するという条件は皆一緒だからして国際線/国内線共に、連休や週末便はほぼ満席状態。おまけに2月は学生の卒業旅行シーズンと重なりメジャーな観光スポットへの航空券は皆無。

いろいろ探した結果、北海道は函館への往復チケットに交換。1月中旬の連休を利用して一番寒い時期の函館を散策してみようと思う。


(1655) 写真の時間    2007/12/28

そろそろ当WEBのPhotoコーナーに新しい写真をアップしようかと検討中で、今日もこれまで撮ってきたフィルムネガやプリントをとくと見直していたのだが、昔撮った写真と最近の私の写真の間には撮り方の違いが結構ある。

今でもゼロではないにせよ、昔は高感度モノクロフィルムとマニュアルカメラの組み合わせが常だったから、おのずと作画意図は美しく仕上げようという方向ではなく、内容をいかに充実させるかという視点でものを見ていた。だから多少水平がとれていなくてもフォーカスが甘くても、画としての完成度に大した影響は無かった。ところが最近はデジタル化の影響もあると思うが無意識に綺麗な作画を心がけているように思う。

写真を撮るのにコツがあるとしたら、知識やテクニックではなく、それを見る人の気持ちで撮るということ。そんな話を以前誰かにした気がする。


(1654) 逆転の発想    2007/12/27

高層ビルの狭間にまっすぐ突き進む飛行機雲がありました。ほんのわずかな隙間なのにそこに入り込むなんて偶然そのもの。写真に収めるならまさに ”今” というシチュエーションでカメラを持っていない...。悔しいけれどこういうのってよくあるケース。

最近私は大切な事を教わりました。「写真に残したいくらい素晴らしいものを見れた」、「今日が土曜日だったら良かったのにと思えるくらい素晴らしい日曜日を過ごせた」 という考え方。ポジティブという一言で語るには勿体無いくらいの発想の転換ながら、少しほんわかした気持ちになれる。

これから私はコレでいこうと思います!


(1653) 楽しかった思い出    2007/12/26

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気が付いたらとっくに今月号の ”MINI freek” が発売されておりました。

大いに期待していた ”JAPAN MINI DAY” のレポート記事。えー確かあの時集合写真の撮影に参加したような...。

まずは書店で立ち読み、買う前提でも逸る気持ちが抑えきれずその場でチェックです。すると、ありましたありました。 ちいさ〜。

昔 MAZDA Roadster に乗っていたときにも雑誌の取材を受けた事がありましたが、その時でさえ大した大きさでは掲載されなかったから薄々わかっておりました。

でも何かの記念にはなるでしょう。

近頃は寒さのせいもあって MINI のカスタマイズがめっきり滞っております。

いいドリンクホルダーないかなぁ。


(1652) なごり惜しむように    2007/12/25

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いつものクリスマスのように、うるさいくらい ”ヒットソングオンパレード” な印象が少なかった今年。山下達郎やワムは聞こえてきましたが、今年生まれたクリスマスソングって何でしょう?

今日25日の深夜は、毎年恒例の小田和正クリスマスライブがテレビでOAされました。

もう毎年恒例となったこのライブはアコースティックなサウンドで私は結構好きなのですが、とにかくいろんな大物ゲストとの共演が素晴らしいハーモニーを生みます。

聞き慣れた曲さえも1人より2人で歌い上げることでぜんぜん違った印象に生まれ変わるし、1+1=2 ではない事を美しく我々に伝えてくれます。

長かった今年のクリスマス、最後を飾るに相応しい明るい音色。

多くの人がこの日に少しだけ未練を残しつつ、

明日の日が昇る頃に街は一気に年末モードに突入です。


(1651) Christmas Moon    2007/12/24

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例年5種類くらいの年賀状を作っては、この時期になり最終的に自分の中で ”OK” を出したデザインのものをプリントしポストへ投函となるのだが、今年はどういうわけか作成が大幅に遅れており、前代未聞の ”クリスマスイブ返上” にて年賀状作成。

私は字が下手なのでどうしてもパソコンプリンター任せになるのだが、それでも相手毎にコメントの内容や場合によっては写真のチョイスも変えたりしている。

多大な時間を割くわりに、受け取った人からは肉筆の無いお手軽年賀状と思われるのだろうが、気持ちを込めて作っているのだからそれでよい。

今日のクリスマスイブ、街のイルミネーションに惑わされ空を見上げる事を忘れがちですが、神様からの贈り物なのか、満月が煌々と光っております。

イブに満月。きっと良い事がありますね。

そんな満月の存在に私以外にも気づいてくれていた人がいて、ちょっぴり嬉しかった1日。

夢中で写真を撮っていた頃の自分を少し思い出していました。


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