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(1670) 吹雪の函館    2008/01/12

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雨から雪へ。東京から函館への移動を実証するには分りやすい変化である。
函館へ来た目的は1つ、函館山からその夜景とやらを目に焼き付けて帰るため。

しかし今日は生憎の吹雪であり、函館山からの見通し距離もなんとなく予想が付くため、まずは手始めに五稜郭タワーに上ってみた。
想像していたよりも高い建築物はちょうど京都タワーくらいの大きさだろうか。エレベーターで到着するのはまさに最上階の展望室。

正直言って、五稜郭がなんなのか知らずにここを訪れたわけだが、多分多くの人がその言われよりも幾何学的な造形に目を奪われるだろう。

星型の短冊に願い事を書いてそっと吊るしてきた。


(1669) シャープに語れば    2008/01/11

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冷蔵庫を開けると、前回使い切れなかった3本あるT-MAXのうちの1本が転がり落ちてきた。

この時代にモノクロフィルムの話をしてもピンと来ない人のほうが多いのかもしれないが、私はT-MAXが似合うカメラはマニュアルの一眼レフだと昔から思っている。モノクロでスナップというとどうしてもレンジファインダーという印象が強いが、こちらにはフジのネオパンがしっくりくる。

どちらにしても、本当は何を撮るかが一番のフォーカスポイントとなるのだが。

デジカメを手にする前は毎日持ち歩いていた NIKON NEW FM2。

あまりに常備しすぎてアイピースなど擦り減ってゴムが無くなってしまったし、チタンボディでさえも角が取れて丸くなっている。50mm F1.2 の明るいレンズは少々大きめだが、デジカメのズームレンズに慣れてしまうと、このシャープで収差の少ない単焦点レンズの良さが分かってくる。

久しぶりにフィルムを持ち歩こうかなという気にさせたのは生活感の無い冷蔵庫のおかげである。


(1668) 布団の中で思うこと    2008/01/10

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先日、近所のオートバックスに車を止めて上から下から色々な角度で愛車 MINI を眺めていたときの事。カー用品店の駐車場はそんな行為をしていてもぜんぜん変な目で見られないのがいい。

ふとリアのホイールハウスに目をやると、オーバーフェンダーの内側に何やら擦れたような跡が確認できた。それもタイヤカスがこびりついているような状況で。

ノーマルMINIの車高はリアタイヤとフェンダーとの隙間が指4本分位。レーシーなMINIなら1本半から2本といったところだが、私のMINIは指2本半。

見た目からするともう少し落として2本くらいが一番かっこいいのだが、現時点で既にフェンダーとの接触が見られるということは、ラバーコーン(スプリングの代わりとされるゴムのおまんじゅう)の硬度見直しとショックとのマッチングを検討せねばならない。

車の足回りは手をつけ始めると非常に面白いだけにお金などいくらあっても足りなくなる。素直にもう少し車高アップ考えようかしらん。

と、病気で会社を休んだ日には色々な事が考えられる。


(1667) 見かけませぬ    2008/01/09

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広島の町役場で見かけた門松。

高さ5メートルはあろうかという巨大さ。
大砲のようなインパクト。


(1666) 広島から    2008/01/08

”発熱” や ”だるさ” だけなら、私は自分の体に鞭を打って頑張れる自信がある。それでその昔、深夜に救急病院に運ばれた事はあったが...。

しかし今日になってご自慢の ”美声” が ”微声” になってしまい仕事にすら支障が出てしまった。

声が出なくなることで、仕事は愚か日常生活にまで多大な影響が出ることをこんな事にならないと実感出来ないのだから、我々は普段のコミュニケーションを以下におろそかに考えてしまっているかがわかる。普段は気付かないような事に気付けただけでも、体調が悪くなった事をマイナスだけに考えないでおこう。


(1665) 今何処の駅?    2008/01/07

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”小さな文字” を読むのが苦手な私だから、昔から小説のようなものにはあまり縁が無かった。

でも、揺られる通勤電車で たまにはヘッドホンを外し、活字に目を通してみるのも良い。気が付けば最寄り駅を二つも通り過ぎ、慌てて反対へ向かう列車に飛び移る自分の発見なんて事もあるだろう。

私は角川文庫の乙な言葉で綴られた このさりげない ”しおり” が好きである。

「読むのをやめるタイミングが難しい。」

ああなるほどと思わせる短い一文がページを仕切らせるのに多少のためらいを齎し、貴重な時間を実感すると共にその気持ちを次へと自然な流れで繋いでいく。

青かったしおりに今日、紫が1枚追加されました。


(1664) 正月らしからぬ時間    2008/01/06

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風邪を引いて寝込んでいると、小中学生の頃を思い出します。

体調が悪くて体はキツイはずなのに、突然出来た休みの日は 皆が勉強している時間も自分だけ自由時間が貰えたようでちょっぴり嬉しかったり。
高熱が出てしまうと太くて痛い注射が待っているから、学校は休むが 注射を打つほどでもない微妙な発熱が肝心です。

さて、そんな気持ちは大人になった今も変わらず、布団の中にいて出来るのは今年頂いた年賀状を読み返すのとMINIの雑誌を読む事くらい。

5年も会っていない人達からの年賀状に広がる懐かしい空間は、しょうもない風邪を癒すのに十分な温もりがあるし、
見慣れた MINI の雑誌でさえ今年のプランに更なるワクワクがプラスされる。

寝る前に読む内田ユキオさんの本は今日も私に深い眠りを与えてくれる。


(1663) 寝込む毎日    2008/01/05

世間様のブログを見ていると、「今年1年お世話になりました」 とか、「来年もよろしくお願いします」 とかいうコメントが数日置き去りになっていたかと思ったら、ここ2,3日で 「あけましておめでとうございます」 や 「今年もよろしくお願いします」 といった新年を思わせるメッセージが続々と見られるようになりました。いよいよ2008年始動とう実感が沸いてきます。

そしてこの私はというと、夕べから体調が悪化して ずーっと寝込んでおります。今年はとんだスタートになってしまいました。


(1662) 冬に透き通る光    2008/01/04

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正月といえば初詣。そう思っていたのだが、
今日は上野にある国立西洋美術館で今月6日まで開催されている ”ムンク展” を見に行った。


館内は驚くほどの人だかりで、初詣のそれとあまり変わらないくらい多くの人で賑わっており、大した知識を持っていない私にもその注目度は伝わってきた。

ムンクの作品で最も有名な ”叫び” は残念ながら見られなかったけど、”不安”、”絶望” の2枚 は展示されており、これらが3部作のように意図的に描かれていた事実を知った。後に調べてみたところ ”叫び” は盗難されたとの噂も。

下書きのようなデッサン画は別として、ムンクの作品は壁画のような大き目のカンバスに描かれた作品が多いため、展示スペースに対して作品の数が多すぎる感じがしてしまうのと、離れてみるべき作品も人が多すぎて近くでしか見られないことから、正直、国立西洋美術館の展示スペースへの配置では少し勿体無いように思えた。日本でこの手の大きな展示が出来るとしたらほかにどこがあるのかな?


少し体調が悪かった事もあり、100%満足出来た1日ではなかったが、久しぶりに見た芸術は非日常的な程よい刺激もたらしてくれて、メリハリのある正月になった。

上野公園はいつもの日曜日と変わらない家族連れで賑わっていて、角度の浅い冬の光がとても印象的だった。


(1661) マメにお手入れを    2008/01/03

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長野の実家へ向かう中央道は、韮崎ICを過ぎた辺りから路面が白くなってくる。雪や氷ではなく、”塩カル” が散布されているためである。

寒冷地では、路面凍結防止のために ”必要以上” の塩カルが撒かれており、車を労わる者にとって気がきではない走行となる。
が、滑ってぶつかるよりは遥かに有難いからして、走行後にしっかりと洗車することで目をつぶるしかない。

昨日は東京でも初氷が観測されたとかで、長野よりは暖かいが十分冷えた夜に帰着。
さすがに夜である事と、氷が貼るほどの寒さの中、洗車なんて.....。やりましたがな。

海の中でも走ってきたかのような塩だらけの車を翌日まで放っておくことなど出来るはずも無く。まして錆び易い MINI なのだから。


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