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(1710) 電車の中で思うこと    2008/02/21

厚木で仕事を終え、2時間の移動は21時という ”景色に乏しい時間” を考えると少し退屈。それでも iPod があるから目を閉じれば気持ちは楽しい旅行気分。

最近の携帯電話はワンセグとやらでテレビが見れる。その昔携帯電話でやっとメールが出来るようになった頃、私はソレで音楽が聴けるようになったらきっと大流行するに違いないと思っていた。電波を使う電話なんだから電話回線を利用して音楽をダウンロード。

ところがいつの間にかそんな機能は当たり前になり、コミュニケーションのためのツールが電話だとすればコミュニケーションしない時にも楽しめるようにゲームが出来るようになり、街を歩いて自分の居場所が分かるようにとGPS機能が搭載され、電車や飛行機に乗るにもチケットの代わりを勤め、コンビニで買い物だって出来る。目覚まし時計代わりにタイマーのセット方法が分からないと言ったら笑われてしまいそうだ。

正直今の私には、この先、携帯電話というツールがどんな進化を遂げていくのか想像も付かない。既に思いつく機能は全て実装されてしまったのではないかと考えるからだ。

それよりもテレビドラマやCMなどで携帯電話の着信音が使われているとつい ”自分の電話が鳴っている” と勘違いしてしまう。


(1709) 列車滞る    2008/02/20

高田馬場から品川まで、普段なら20分強で到着するところ、今朝に限っては1時間近くを費やした。京浜東北線での人身事故によるJR線のダイヤ乱れが原因らしいが、駅のホームは初詣の参拝客のごとく身動きの取れない人々でひしめき合っていて、とにかく怪我をしないように電車に乗るのが精一杯。

電車の到着が大幅に遅れているところに重ねて、押し寄せる人々の数は増すばかりだから、いくら待っていてもお目当ての車両に乗ることが出来ない。あまりの混雑ぶりに腹を立てていても仕方が無いので、山手線が環状線である事を利用して、今日はいつもと反対方向の列車に駆け込み乗車。そのまま反対周りの電車で品川駅到着。眠さから開放されない今朝のラッシュは大変な騒ぎでした。


(1708) 余裕を持ったスケジュールじゃないと    2008/02/19

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郵便受に CYCLE MODE ECO CLASSIC のお知らせが届いていた。

ツインリンクもてぎのサーキット本コースを2時間、4時間、6時間の枠の中でとにかく走り続ける耐久レースのようなもので、それがどんな自転車でも参加できるマラソン的なものだから、サーキットサイクルマラソンと呼ばれている。

さて、そんなときに名乗りを上げる私の愛車 ”トレンクル”。

14インチの小さなタイヤでサーキットを走ろうなど ”笑わせるな” と言われそうだが、これが結構その気になれば走れます。但し平地の巡航速度はせいぜい20km/h程度のものですが。

以前から参加したかったこの手のサイクルマラソン。出場するとしても体力を考え、せいぜい2時間枠から頑張っても4時間。

しかしツインリンクもてぎまでの車移動は何時間掛かるんでしょ?

4時間走り終えてから車で帰ってくる体力が今は心配で思案中。


(1707) 写真に撮ってみたくなった    2008/02/18

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カメラに関する本をとっかえひっかえ読んでいたら、自分もこれまで所有したカメラをもう一度引っぱり出してみたくなった。

フィルムカメラで今も手元に残っているのは NIKON New FM2 と MINOLTA CLE の2台だけ。

思い起こせば、時には NIKON F5 に SIGMA 70-200 F2.8 超音波モーター内蔵レンズなんぞ組み合わせ、
GITZO のカーボン三脚に DONKE のバッグを肩から担ぎ、装備だけ見ればフォトジャーナリストさながらの頃もあった。

でも、いろいろなカメラで貴重なシャッターチャンスと出会うたび、装備は ”よりコンパクトでいつでも持ち歩ける” のがいい。
その結論に行き着いた。

フィルムさえ持ち歩かなくてもよくなった今のデジカメは、極論を言えば最高のカメラスタイルと言えるのかもしれない。
コンパクトが故、いつでも気軽に持ち歩け、ここぞという時に確実なる画が残せ、失敗したならその場で削除、撮り直しも瞬時だ。

だけど、使い込むほどに愛着が湧き、自分の体の一部のように思えてくるフィルムカメラとは違い、
緊張感に乏しくどこか道具の一つに過ぎないような、そんな気がしてしまうのも事実。

コンピューターの進化と同じくらいサイクルが短い事にも関連があるのかもしれない。

MINOLTA CLE...。私が好きなこのカメラは、LEICA に勝るとも劣らない、趣味には最高の相棒だ。


(1706) 少し早かった    2008/02/17

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少し遅い起床だったがカーテンの向こうからは強い日差しが照りつけているのが良く分かった。日曜日を実感するには適度な時間の流れだが、何か行動するには決定的な目的が足りないまま、とりあえず自転車を漕ぎ出した。

ユニチャーム超立体マスクと、いつもより1枚少ない薄着を組み合わせたのだから、おそらくそこには少し早い春の訪れを無意識に期待していたのだと思う。しかしそれが結果としてあだとなった。

走り始めてしばらくすると、お天道様は厚い雲に隠れてしまい、予想を上回る北風に顔が強張るばかりか耳までが凍りつきそう。

ちょっとした買い物だから、往復10kmの道のりは自転車でのポタリングが最適だろうという屋内での生半可な考えは、途中で立ち寄った公園で目撃した、春になれば満開の花壇もまだまだこれからお手入れがされる様子...で現実を思い知らされた。

どうにかして自宅までのルートを必死に走ってはみたが、体の芯からキンキンに冷えてしまった。

今日はこの天気の中、東京マラソンが行われた。参加者の方々には頭が下がる。


(1705) いい本を手に入れた    2008/02/16

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仕事帰りによく立ち寄る書店は、規模は大きく品揃えも豊富だが、陳列の仕方が私好みではなく、お目当ての本を検索するのに一苦労。昨日は意識して別の書店へ足を運んだ。

MINI に関する雑誌の最新号を購入するはずで在庫の確認までしたのに、手に取ったのは写真関連雑誌 ”CAMERA magazine”。モノクロスナップを好む私を毎号満足いく内容で楽しませてくれる雑誌だが、年に3,4号しか発売されないのが残念。今号も時間を掛けてじっくり楽しんで読もうと思う。

そしてレジに向かう途中で見つけた写真関連の文庫本。4,5冊並んでいた中から2タイトルをピックアップ。MINI の専門誌が今回はこの3冊に化けた。

日常の変化に鈍感になった53歳の大人と、写真知識など持ち合わせていない6歳の子供が2人で同じ景色を撮りに行く。”大人の写真。子供の写真。”大人が見ているもの、子供が見ているもの、対照的な絵日記のようなこの写真集が、忘れていた何かを思い出させてくれるようで私はすごくお気に入り。

そしてもう一冊は戦場を駆け巡るフォトジャーナリストのエッセイ ”気づいたらカメラ馬鹿”。

最近はどんな写真か?よりも、どんな気持ちで撮っているか?に私は興味を持つ。


(1704) 仙台から東京に戻ると    2008/02/15

今年もバレンタインにいくつかのチョコを頂きました。ありがとうございます。

昔から ”本命” とか ”義理” とか言われますが、それってどう見分けるのでしょう...どなたか教えて欲しいです。

うっかりその場で頂いて(食べて)しまった方の物、写真に収められませんでした。スミマセン。

いずれにしても、こういったタイミングで私を思い出してもらえるのはうれしい限りです。

甘いモノ好きの私にはうってつけの1日...。


(1703) いつまで待つのか    2008/02/14

今日明日は仙台。先週の今頃も同じようにこの地を訪れていた。東京は快晴のように良く晴れた1日も、仙台まで移動するとどんより厚い雲に覆われていて、街の見え方にも立体感が欠ける。そこに粉雪が伴うから花粉症である私にはそれが有り難い。

カメラを持って街を歩いて見ようにも、台風と勘違いするような突風がビルの谷間を吹きぬけていくから今日はおとなしくホテルの部屋でリラックス。最近のホテルに設置されているテレビも近頃はハイビジョン対応になっていたりして、我が家とのギャップはますます開くばかりだ。

今現在の我が家は昔ながらのアスペクト比4:3のブラウン管。これが最高に見やすく私のリファレンスモニターとして機能。テレビ番組も今や地上波デジタルの時代だから、アスペクト比16:9のハイビジョンへと移行したいのは数年前からの願望だが、いかんせん私の目を満足させるだけの液晶及びプラズマテレビが無い。液晶テレビは未だに残像やディテール潰れが激しいし、プラズマテレビは黒のレベルが浮いているから黒ではなくグレーに見える。

一時期、CANONとTOSHIBAからSED(表面電界ディスプレイ)なる次世代ディスプレイの発表があったが、今現在は諸事情により製品の事業化は困難なものとなりつつあるようだ。しかしそれに代わってソニーの関連会社が開発に踏み切ったFED。表示原理はこれまでのブラウン管と同等であるためブラウン管の性能が薄型ハイビジョンテレビで実現できるというわけだ。

私はこれが発売されたら我が家もいよいよ地上波デジタル対応か?と思っているのだが、現状ではまだまだ市販化の目処は立っていないようだ。


(1702) あの人ならどう思うだろう    2008/02/13

品川駅で鳴った電話は10年来の友人から。

「仕事の話なんだけどさぁ、俺間違ってるかな?」 との問いに思わず 「家に帰ったら電話するわ」 と返せたのは、お互いの事を良く分かっているからなのだと思う。昔から彼との会話は短くても1時間、長ければ数時間にも及ぶから、腹を割って話す事が大前提だ。

聞けば私も過去にいろいろと経験のあるような出来事に躓いていたりして、第三者的に見れば大したことの無い話でも、相手の立場になれば確かに気持ちは分かるから、そこは素直に私が思ったことを伝える。

私と性格や考え方が良く似た彼だから、多分自分の分身のような相手に意見を聞いてみたいのだと思う。私の出した答えで直接何かが解決するわけではないだろうけど、そこで言葉を発し話す事で心の気分転換になるのなら決して無駄な時間ではない。

そしてお互いが今も元気でいることが何より大きな収穫だった。


(1701) 見えない影響    2008/02/12

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GX100 で撮影した写真の中に白いポツポツが現れる現象については先日書いたばかり。白いドット抜けのようなこの現象とAFの不具合からカメラ自体は新品になったものの、新品ボディでも同じようなシチュエーションで長時間露光を行うとやはり白いドット抜け現象が発生する。さてこれは何なのか?

ISO感度は80ながらシャドー部がノイジーなのは RICHO デジカメ特有の現象だが、この白いポツポツは明らかにISOを高感度側にセットした時のノイズではない。1秒を超えるようなスローシャッターでシャドー部に目立つ事から、我が家の明かりを全て消し、暗闇で何パターンもの画を撮ってみて分かった事がある。それは白いポツポツは毎回決まった位置に現れる事。

この現象について色々調べてみた結果、これは宇宙線による影響が極めて大きいことが分かった。宇宙を高速で飛び回る粒子(宇宙線)がCCD上に並べられたフォトダイオードを破壊。それがドット抜けとして写真に現れるというわけ。宇宙線は地上よりも限りなく宇宙に近い上空のほうが強力になり、CCDは船で運ぶより飛行機で運ぶほうがダメージを受けやすいという。

GX100 は日本のメーカー RICOH のカメラだが、製造は中国で行い飛行機で日本へやってくる...もしやそれが原因では?

多かれ少なかれどんなメーカーのどんなカメラでも同じように宇宙線により CCD はダメージを受けるものらしいが、一般的に長時間露光の撮影では各社ともノイズリダクション機能が有効になるからこれらのポツポツも目立たなくなり普段は気にしない人が多いというだけの事。

このカメラは3分までのバルブ撮影が可能だが、それらの機能を使って夜空の星を撮るような人は皆その結果に驚くだろう。知られてもいない星のような点が無数に写るのだから。


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