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(1720) 撮り比べてみましょ    2008/03/02

DIARY2054.JPG - 34,656BYTES DIARY2055.JPG - 36,746BYTES DIARY2056.JPG - 27,876BYTES DIARY2057.JPG - 25,999BYTES

SIGMA DP1

RICOH GX100

さあ今日は写真を撮るぞーっと意気込んでみたは良いが、窓越しに外を覗くと日が差す事はあるが春特有の霞んだ空...。それでも室内で撮っているよりもいろんなシーンでテストが出来るからと昼過ぎからお出かけ。

コンパクトなカメラバッグにはおなじみの RICOH GX100 と、昨日買ったばかりの SIGMA DP1 を ”ほぼ同じ設定” にして突っ込んだ。

実際に撮影している間は、SIGMA DP1 の液晶ディスプレイの性能の悪さにモチベーションを保つのが大変だが帰宅後PCに転送してみてビックリ。RICOH GX100 も初めて使った時にはかなりの解像感とレンズ性能だと思ったが、やはり DP1 は別格である。

DIARY2058.JPG - 32,164BYTES DIARY2059.JPG - 36,032BYTES DIARY2060.JPG - 24,387BYTES DIARY2057.JPG - 25,999BYTES

SIGMA DP1

RICOH GX100

DP1 と GX100 それぞれ ”同じようなシャッター速度と絞り値” で撮影した写真は、小さな画像で見ている分には若干のホワイトバランスの違いを感じる程度だが、ピクセル等倍で確認すると GX100 では画像が荒れてくるのに対し DP1 は非常にシャープ。上の茶色いマンションの写真では壁のレンガ模様までもが確認できるほどだからこの解像感は確かに高性能一眼レフに匹敵する。

とある掲示板を覗いたところ、私同様に DP1 を世間より一足早く手に入れたユーザーはフルサイズCCDを採用したNIKONのフラッグシップ機 D3 との画質比較を行っていたが、それでさえ結果は DP1 のほうが解像度が高いという結論に達していた。

さすがに D3 ほどあらゆるシチュエーションで万能に安定した結果になるとは思わないが、確かに条件さえ整えば驚くほどの画像に仕上がるようだ。

SIGMA というメーカーには、この DP1 に採用される Foveon センサーと全く同じイメージャーを持つ兄貴分の一眼レフカメラに SD14 という機種があるが、つい最近までは17万円台で店頭に並んでいたにもかかわらず、DP1 の正式発表と共に DP1 以下の価格にまで値が下がった。

同じイメージャーだとしても、Foveon に最適化された画像処理エンジンが載ったのはこの DP1 が初めてだから、それらの組み合わせで一気に一眼レフの能力を超えてしまったということなのだろう。勿論、メーカーだって次を考えているからそういった手段に出ているんでしょうけど。

さて、今日撮影したのは全てJPEGファイルのみ。勿論DP1はRAW記録に対応しているからしてその気になれば今日の結果以上のものだってPC上で簡単に現像できる。でも一般的なベイヤー配列のCCDと違って色味などにちょっとクセがあるのも事実。使いこなしが難しいカメラである事も間違いない。

上の写真をオリジナルファイルのままご覧いただけます。 (ファイルサイズが大きいため期間限定と致しますがご了承ください)

SIGMA DP1 オリジナルファイル
RICOH GX100 オリジナルファイル


(1719) 世間に少しだけ先行して    2008/03/01

DIARY2051.JPG - 16,438BYTES DIARY2052.JPG - 16,185BYTES DIARY2053.JPG - 13,370BYTES

あいにく来週の私はスケジュールが立込んでいて、とても発売日にカメラ屋に足を運んでいる余裕など無い。しかしこの SIGMA DP1 の初期ロッドは予約が入っている台数プラスアルファくらいしか確保できていないというから、私の都合が良くなった頃にカメラ屋に出向いてもきっと 「次回入荷待ちです」 との返答は目に見える。

なので、発売日をちょいとフライングして、ハイ、購入しましたとも!SIGMA DP1。

国内も含めワールドリリースは3月3日なので明後日の月曜日ということだが、全世界で一斉に店頭に並べるためには少なくとも前日には ”お店の裏に” 入荷していなければ不可能だ。しかもそれが国内においては月曜日発売なのだからメーカーや運送業者などの休日体制を考えると店舗によっては金曜日に入荷しているハズ...。

で、私が大好きな ”おなじみの新宿量販店”。常連客のわがままにこっそり応えてくれましたとも!ありがとう。このことは内緒にしておくからね...。

真っ直ぐお店に向かい、買い物が済んだらとんぼ返り。これが私の買い物スタイル。帰宅後早速開封すると、RICOH GX100 に慣れているせいか、質感は安っぽく、操作性もいまいち、液晶画面の表示など5年は古い感じるすらする。マイセッティングなど出来るはずも無く...。

正直言って、デジタル一眼レフが購入できてしまうほどの価格に見合うだけのステイタスは無い。だけどこのカメラの特徴はそんな事ではなく ”画質” こそすべて。

今日はバッテリーをフル充電して明日の小春日和に備えてみた。


(1718) 変わりない1日も    2008/02/29

DIARY2050.JPG - 100,988BYTES


日常の何気ない生活の中にも、
人間が作り出した非日常は多く存在する。

近頃の私は、あちこちで見かけるエスカレーターを写真に収める。



遠い昔に ”21世紀ってどんな未来だろう” と想像した時、
勿論私が子供の頃にはエスカレーターもエレベーターも存在したが、
それでもTVアニメの世界では、
タイヤの無い車が空を自由に飛び回り、街のあちこちがロボット化されていて、
なぜか人々はガラスのパイプのような中を歩いていた...。


印象に残るそれらのイメージは、どれも人工的に作られたモノがほとんどで、
例えば、ロボットが進化する事で犬が番犬としての必要性を無くし、
鳴かない犬になっている...なんてシーンは見たことが無い。

だからそのほとんどは、
時代と共にあらゆるモノを作り出す能力を人間が身に付け、
人が作り出した未来を想像したものであることが分かる。


想像しイメージが出来れば人間はそれをカタチに変えるのが得意だ。
だからありふれた毎日の中で、
何を想像するかが本当は大事なのだと思う。



自動ドアが開き、目の前にガラスで覆われたエスカレーターが現れると、
そこには子供の頃アニメの中で見ていた未来の姿が、
リアルに再現されていた。


(1717) 広島へ旅たつ前    2008/02/28

DIARY2049.JPG - 45,032BYTES

羽田空港へ7時半に到着するには5時起きを覚悟して前日は早めの就寝。暗いうちからの行動は息の見える季節には少々辛い。

ラウンジはタダで使えると言われていても、それなりに時間の余裕が無ければくつろぎには足りないし、その日のスケジュールが遊びではなく仕事だという事実が何より開放感に欠ける理由だろう。

羽田にかかわらず空港という場所は何処も特別な空間に感じるのは私だけだろうか。電車やバスや車などとは何処か違い、搭乗までが実にオシャレである。

もしかするとそういった感覚には、子供の頃に飛行機を利用する事の無かった私が、大人になって急にそれを多用するようになった事による生活のギャップが多少影響するのかなぁとも考える。

いずれにしても空港という場所はオシャレで、沢山の人がいて、窓の外には人と夢を乗せて飛び立つ飛行機がいて、そこで働く人々がかっこよく見えるところ...。

チェックインとか手荷物検査などのわずらわしさが無ければすごく好きな場所である。


(1716) 気持ちは季節を先取りだが    2008/02/27

DIARY2048.JPG - 57,378BYTES

 

そろそろ MINI で遠出をしたいなぁ と思う季節。

車に乗っているからといってスギ花粉対策のマスクが外せないのは いまいち開放感に掛けるところだが、外は寒くても やわらかな春の日差しが届く車内の暖かさが、何より季節を先取りしたようで心地よい。

ここ数年は自分らしいドライブコースも開拓出来ていないことだし、渋滞を気にせず美味しいものが食べれて日帰りできそうなお手軽プラン、あったら教えてほしいものです。

カバーを掛けてあるから多分ピカピカの愛車。

春という時期は埃っぽかったり風が強かったりするから洗車やワックス掛けには不向きな季節。こんな時だからこそ、飽きるくらい走りたいものです。


(1715) 予想に反して早い動き出し    2008/02/26

DIARY2047.JPG - 42,325BYTES
SIGMA から DP1 発売日に関する正式発表がありました。
既にこの時を1年以上前から待ち望み、一旦は世間から 「もう発売されないのではないか」 とまで噂されました。

同社一眼レフ以上の画質。

採算が取れるモデルではないでしょうが、そこに総力を惜しまなかったメーカーに拍手を送りたい。

3月3日には初期ロッドの在庫など何処にも無い状況になるでしょう。


(1714) クリーンな毎日    2008/02/25

土日の荒れ狂ったような強風は、関東地方に今年の ”春一番” のお知らせだというが、おかげで街のチリや埃、山々でまだおとなしかったスギ花粉をダイナミックに巻き上げてくれたものと思われ...。

例年であれば十分に花粉を感じ、くしゃみ鼻水が止まらなくなった頃にしてようやくマスクや薬で症状を抑えるのであるが、今年は転ばぬ先の杖とばかりに早い時期からユニチャーム超立体マスクを着用しているからして、鼻にムズムズ感はあっても鼻水が滴り落ちる事は無い。

さて、自宅に戻ればさすがにマスクは外したくなるもの。となれば部屋の空気は十分にクリーンに保つ必要がある。玄関の扉を開けば外の空気は進入するし、衣服にだって少なからず花粉は付着しているだろう。やはりここは高性能空気清浄機の必要性を感じるというものか。

しかし狭い我が家、年がら年中 稼動中の除湿機があったり加湿器があったり、所狭しとそういった機器に囲まれて生活するのもどうかと思う。加湿器を使うときは除湿機は使わないものだし、その逆もしかり。という事は3つの機能を一つにまとめたオールインワン空気清浄機が登場してもおかしくなさそうだけど...。


(1713) 私の常識    2008/02/24

ここ数年というもの、世間では一般常識に対する関心が非常に高いように思う。

山手線に乗っていると車内の液晶モニターには常識に関する60秒講座なんてものが流れていたり、手軽に持ち歩けるニンテンドーDSなどにも常識クイズなるソフトがあるというし、TV-CMでも大人の常識を上手く取り入れた宣伝文句が聞こえてくるし、ゴールデンタイムのクイズ番組も圧倒的に常識や学力に関する題材が多い。

専門分野以外は人並以下と自覚している私のことだから、たまたまつけたテレビで常識クイズになど答えてみようと考えても その結果たるや散々なものだ。どこぞのお笑い芸人が 「そんなの関係ねぇ〜」 と大ヒットを飛ばすきっかけになった ”高視聴率お笑い番組” があるように、それらの常識クイズ番組も ”見ていて当たり前” みたいなノリになってきたら、スタートに随分ハンディキャップのある私など世間から遠く取り残されてしまいそうだ。

楽しく常識が身に付くのは有難い限りだけど、学校では教えてくれないような、人からは教われないような事に学ぶべき事って多いとも思う。


(1712) こういうのを衝動買いと呼ぶ    2008/02/23

DIARY2044.JPG - 18,371BYTES DIARY2045.JPG - 9,131BYTES DIARY2046.JPG - 14,855BYTES

新宿にある私の好きなカメラ量販店 ”ヨドバシカメラ” へは DVD-R のブランクメディアを購入しに行くことが目的だったが、貴重な休日にそこまで足を伸ばすなら ”その他のコーナー” も見てこないと勿体無いと思っていた。

DVDメディアのコーナーに向かうにあたり ”通過予定” であったマウスコーナー。こんな時代だから多種多様なマウスが掃いて捨てるほど並んでいるが、そんな中、マイクロソフト最新モバイルマウスが一際光っているのが寝不足の私の目にも飛び込んできた。

ハマグリのような立体的な造形に表面はアルミヘアライン仕上げ、電源はUSBから供給可能な充電式(充電中のマウス操作もOK)、2.4GHzワイヤレスとBluetoothの両方式で使用可能、更に、USBのワイヤレスレシーバーは1GBのUSBメモリーとしても使える。

マウス1つで 12,000円 はかなり割高な気がしたが、躊躇無く買い物カゴに放り込んで帰宅。

使ってみるとさすがにレーザーマウスの精度は高く ”やはりマウスはマイクロソフトが一番” という昔からの私の自論を再認識。1回の充電で3週間は使用可能といわれるバッテリーも残容量が少なくなるとLEDが点灯するらしいから、モバイルマウスとしての完成度はピカイチだ。

自宅のノートPCはBluetooth対応なので、マウスの電源を入れるだけでPCは自動認識。わずらわしいケーブルが無いのが実によろしい。携帯ポーチも付属だからバッグに入れて、会社のPCでは2.4GHzのワイヤレスマウスとして使う事も可能。

高いけど良い買い物だと思う。


(1711) 振り回されっぱなし    2008/02/22

DIARY2043.JPG - 63,374BYTES

もうすぐ RICOH から新型コンパクトデジカメ ”R8” が発売される。

コンパクトデジカメというくくりで ”十中八九” 私が購入するだろうと思われる SIGMA DP1 だが、そちらは画質で言うと同サイズのイメージセンサーを持つ一眼デジカメを凌ぐ性能だから、写真としての仕上がりを想像すると申し分ない...。

しかしズームレンズでは無い点、手ぶれ補正機能が無い点、最短撮影距離が30cmなどを考えると、現在所有している RICOH GX100 が私にはぴったりのデジカメと思える。が、こちらはボディサイズが大きい点が玉に傷。したがって取り回しの良い実用的なカメラに気持ちが惹かれるのは自然な流れ。

そしてそれらの道具は所有する事への ”ステイタス” も重要項目。

今回発表された R8 はとにかくスタイリングが素晴らしい。カタログスペック優先の 1/2.3インチ1,000万画素 CCD などには賛成できないが、これだけのコンパクトボディに28mm〜200mm(35mm換算)の高倍率ズーム+1cmマクロは様々なシーンで活躍するだろう。

欲しいのは山々ですが、カメラは沢山持つとどれもおろそかな画しか撮らなくなるのよねぇ。


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