東京でも今日は今年一番の暖かい日になったようです。こんな日には写真を撮るとか車でドライブとか自転車でポタリングとかいろいろ可能性は広がるけれど、ここのところなんだかお疲れモードの私は
”休みというのは体を休めるのが目的” とばかりに、丸一日家でじっと休養しておりました...。
とあるWEBのカメラに関する掲示板を見ていると、やれこの機種が一番だとか、あのメーカーはどうだとか、とにかく一見して見難い争いのような状況にあってそれが少し残念な気がします。少なくともフィルム時代のカメラというのはもう少し芸術的タッチな空気があって、新型コンピューターのスペックを数値で比較するようには結論付かなかったような気がしますが、デジタルカメラになったことで多くの人が気軽に写真と向き合えるようになった反面、カメラを持つ事の意味は二の次に考えられているような気がしてなりません。
確かに、渋滞でもフェラーリに乗っていたいと思う人がいるように、それはそれで楽しみ方の一つなので、写真を撮る事よりもカメラのスペックで楽しむ事も悪くは無いのでしょうが、それが原因で言い争いのようになるのは少しどうかと思います。
何を使っても自由ですし何を持っても自由ですが、そこにカメラを持つ事で広がる楽しみを大事にして欲しいものです。
ところで、数日前に発売された RICOH
R8。昨日店頭で実機に触れてみましたが、写真を撮る道具としての出来はなかなかのものでした。これまで発売されてきた R6や R7
もコンパクトデジカメとしてはほぼ完成系にあったと思いますが、今度の R8
はこれまでどうしても避けては通れなかった高倍率ズームのレンズ収差(歪曲収差)がおそらく電気的に補正されていると思われ、7.1倍ズームレンズが有効的に使えます。
1台で何でも撮りたいと思う人にはもってこいの機種でしょうね。 |