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(1760) まず狭き日本のために考えよ    2008/04/11

さてここのところ週に1日は大阪で仕事をしているわけですが、新幹線の窓から見えた看板で思い出したこと。

あの ”SUBARU” が軽自動車の自社開発および生産から撤退するらしいです。

協業相手であるトヨタがスバルに対する出資を引き上げる事で 共に海外戦略強化を考えての事らしいけれど、”魅力的な軽自動車” を作ってきたスバルだけに少し寂しい結果な気がする。もともと ”スバル360” でヒットしたメーカーなんですから。

それで今後はダイハツからOEMというカタチで供給される車両をスバルブランドで販売するそうな。


(1759) 何かが変わったというわけではないけれど    2008/04/10

私が住むマンションから歩いて10秒のところにある定食屋。ご近所さんだからという理由より、安くて美味いという正当な理由からよく足を運んだものだ。

”おじさんとおばさん” と呼んだら怒られそうなくらい若い夫婦が切り盛りして、何とか生活が成り立っているようなこじんまりした店だが、今ではどこぞの大学にでも行ったのだろう、すっかり見かけなくなった息子が小学生の頃から私はその店を見てきた。

きっかけなど無いのだが、なぜかここ7,8年くらいはそのお店にお邪魔する事も無くすっかりご無沙汰で、出前中にすれ違うたび軽い会釈をしてくれていたスーパーカブに乗ったおじさんも、最近ではめっきり他人行儀だった。

今日はクリーニングに出してあった冬物を取りに行くついでに、意識してそのお店に寄ってみた。のれんをくぐるのに少しの勇気が必要だったのはなぜだろう。

注文したのは当時と同じ ”豚肉とキャベツの味噌炒め”。勿論座る場所も一緒。あの頃と違うのは、改装したてで綺麗だった店内がだらしなく黄色に変色したのと、むき出しになった蛍光灯、若くて小奇麗だったおばちゃんが随分歳をとった事くらい。だけどひとたび調理が始まれば店全体が煙で霞む様は変わらなかった。

出てきたのは少し大げさかもしれないけれど、私にとってスタンダードな味噌汁の味。炒め足りない感のあるキャベツはあの頃と少し味が変わったような気がしたけど、それこそが当時の味と自分に言い聞かせあっという間にたいらげた。食べ終わってみるとあの頃と同じ器である事にも気づいた。

懐かしい音楽を聴くことで気分が当時に戻るように、多分私はその味に当時の何かを思い出したかったのだろう。

スーパーカブに乗ったおじさんはこれからも私に会釈をしてくれるかな?今度は私からしてみようかな?


(1758) 芸能に敏感な日    2008/04/09

昨日の東京は季節外れの台風並に強風と雨で交通機関にさえ影響が出たというのに、今日はカーテンの向こうから小学生の楽しげな 「○○君 バイバーイ」 という声が聞こえてくる。多分いい天気なのだろう。私は昨日から体調を崩し仕事を休んで休養中だからして外の天気など関係なく...。

体調が悪いときというのは不思議といくらでも寝れるもので、昼も夜も食べる時以外は寝続けた2日間。風邪を引いた時は水分補給が肝心!と水を沢山飲んでしまえば、寝ている間にどうにもトイレに行きたくなり、限界まで我慢し続ける様は返って体に悪そうな...。

それでも昼間の明るい時間には動物の本能なのか自然と目が覚めたりもします。昔から風邪を引いて寝込んだ日は芸能ニュースに詳しくなります。


(1757) 設計の古さが味という場合もある    2008/04/08

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カメラ雑誌を見ていたら、コシナのレンズ NOCTON classic の記事が目に付いた。コシナに限った事ではないがライカのMマウントやLマウントレンズは世の中に腐るほど沢山ある。

ライカのカメラやレンズは正直未だに使った事が無い。あまりに有名だからモノよりもブランドイメージが先行しすぎている感が強く、天邪鬼な私はあえて近寄らないようにしているのと、経済的にどう考えても見分不相応にしか映らないのだ。

本物を目の前にすると、私だって 「わぁ、かっこいい〜」 となるのだけれど...。

ところでそんな私も ”ライカに近い” カメラを使っている。それが MINOLTA CLE だ。Leitz minolta CL というライカとミノルタ合作カメラの改良型として MINOLTA が技術を引き継いで作ったカメラ。そしてそれとセットで販売されたのが M-ROKKOR と呼ばれるレンズシリーズ。

私が使用しているのは M-ROKKOR の中でも40mm。こちらはライカのズミクロンと基本設計は同じだからその写りには驚かされる。これまで色々なレンズを使ってきたが ”やわらかい” という言葉はこういう描写に使うのだろうと思うほど。

近頃はもっぱらデジタルばかりの私だが、写真雑誌などを見ているだけで、もう一度こうしたやわらかな画が撮りたいとも思う。


(1756) 春と、かぜと、花粉症。    2008/04/07

昨日からどうも花粉症が酷く、夕べなど両鼻がつまってしまって明け方まで眠れなかった。もうそろそろスギ花粉は終わる時期だと思うのですが。

しかし今日になってもなかなか症状は治まらず、市販されている鼻炎薬を飲んでいても鼻水は滝のよう...。仕方が無いので職場近くの病院まで足を運び診察してもらいました。

くしゃみ、鼻水、鼻づまり、のども痛痒く、体もだるいです...、と伝えたところ、少し恐モテの先生からの一言は 「花粉症と風邪ですね」。つまり花粉症で弱っている所に風邪を引いたため体のだるさと咽の痛みを伴っているらしい。確かに言われてみると若干微熱もあるような。

病院のすぐ隣にある薬局で処方箋どおりの薬を出してもらうと驚く事にその数 9種類。どんだけ私の体は悪いのでしょう...。

こんな時は無理をせず早く寝るとします。


(1755) 写真な一日    2008/04/06

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RICOH というメーカーは ”GRシリーズ” と呼ばれるカメラを発売して以来、世界中に多くのファンを作ったのは間違いない。今でこそそれは GR-DIGITAL に代表される1cmマクロを兼ね備えたコンパクトデジカメだが、古くは (と言っても10年ほど前の話) フィルムカメラの GR-1 や GR-21 が皮切りだろう。

今日まで銀座で開催されている ”リコーフォトコンテスト展” に行ってみた。これまで銀座と言えばもっぱら フジフォトサロン で開かれる個展が私の ”専用観覧スペース” と思っていたが、約一年前に六本木方面へ移転してしまった関係上、銀座への用事はとんと減ってしまっていた。

でも銀座といえば写真の街。

応募者不特定多数のフォトコンテストを見るのは意外にも今回が初めて。考えてみると私がこれまで見てきた展覧会は皆、注目するカメラマンが撮影した作品ばかり。先入観無く見れる一般公募の写真郡はバラエティに富んでいて面白い。その作品数 1,100点だとか。今回のテーマは 「美しい彩り」。それでも中にはモノクロ写真で応募している人もいて1点1点それぞれの創意工夫が感じられた。

帰りがけ、隣のビルに入っていた ”Leica 銀座店” にも立ち寄った。ライカ製品のフルラインナップを日本で唯一取り揃えたショップであると同時に、2Fにはくつろぎスペースのギャラリーもあって、その落ち着いた雰囲気、私はすっかり気に入ってしまった。世界を代表するような写真集もそこでじっくり見られるから、私にとって今後の銀座穴場スポットになることは間違いない。


(1754) 趣味な一日    2008/04/05

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SIGMA DP1 を手にした人の多くはついつい建物を撮りたくなるのだという。驚くほどの解像力は一般的なスナップ写真程度では必要とされないし結果も分かりにくい。遠く細かいものを撮ってこそ威力を発揮するというものだ。でも私のようにWEB用としてリサイズをかけてしまっては何の意味も無いのですが...。

掲示板などで話題とされているのは ”DP1 の画像はプリントアウトしてこそ違いが分かる” というネタ。確かにコンピューターディスプレイとプリントでは要求される解像力は桁違いであるからして、高性能なプリンターと組み合わせれば ”感動もの” の結果が得られるのだろう。私も ”それなりの環境” が整ったら試してみようと思う。

そしてもう一つ話題になっているのが ”DP1は逆光に弱い” ということ。太陽を直接フレームに取り入れると画面に規則的な赤フレアが酷く発生するらしい。今日はそのテストも含めて新宿を歩いてみたが結果についてはまた今度。

さて、せっかくの晴天なので MINI に乗りました。距離は知れておりますが60km/hくらいで走るのが実に楽しい!。行き付けのガソリンスタンドは ”めちゃ混み” かと思いきや、意外といつもどおり落ち着いた様子。確かにリッターあたり二十数円安くなっておりました。

本日の給油、12.43リットル、1,703円なり。


(1753) 深夜を行く    2008/04/04

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大阪から帰ってきたら22時。

ですが、明日が休みだと思ったら MINI 出動の準備です。
と言っても、カバーを外しておくだけ..。

 

でも、
せっかくなのでエンジンを掛け、
せっかくなのでちょっと一回り。

 


(1752) 食い倒れの街    2008/04/03

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今日から大阪。全国を転々と歩いてみて、大阪の駅が一番難しいです。特に地下。適当に地上に出てみると 「何処だここは?」 ということがよくあります。

仕事も早々に終わったので、寂しいですが一人でお好み焼き屋さんへ。やっぱりせっかく大阪まで来たのですからこれだけは外せません!

以前に一度訪れた梅田スカイビルに入っているお好み焼き屋さんの ”きじ”。今日は少し離れたホテルに宿泊だったため足を運べませんでしたが、テレビチャンピオンに出場すると意気込んでいたオヤジさんとまた話がしたかった。結果はどうだったのでしょう...。

仕方が無いので今日は大阪駅周辺で見つけた ”聞いた事の無い” お好み焼き屋さんに入り無難な味を完食。その足でホテルに戻ればよいものを、帰り道で見つけたデパ地下のようなショッピングモール。あっちにもこっちにも甘い食べ物が並んでおります...。

ダイエット!を宣言したのはごく最近の事、しかし目の前に美味しそうなケーキがずらりと勢揃いすれば、”どれか1つくらい” と思ってしまうのは仕事で疲れたからでしょうか。

若い女性が並ぶ列に行儀よく並び、「すみません、これを1つ下さい!」 と勇気を出せば、ご覧のとおりホテルでの時間が至福の時に変わります。


(1751) エイプリルフールが過ぎたから    2008/04/02

昨日からニュースではうるさいくらいに ”暫定税率” という言葉を耳にしている。その言葉の詳しい意味は知らずとも ”ガソリン代が安くなる” 事だけは皆がしっかり承知していて、全国的にガソリンスタンドは大賑わいだそうだ。

リッターあたり1円や2円では大した変化と思えなくても、さすがに25円もの変動は ”大きな車” に乗っている人にとって無視できない数値。中には4月1日になるまでガソリンは入れないと決意して ”タンクが空っぽ” になった車、早い話がガス欠で立ち往生する車も続出だったのだとか。

小さな車好きの私は燃費なんて気にしません!針が下がったら満タンにする、それだけです。それこそが小さな車の良い所なのです。

さて、4月といえば毎年目に付く ”ピカピカの1年生!”。学生も社会人も、遠くから見て 1年生と一目で分かるウイウイしさは私は嫌いではありません。良い事も悪い事もまだろくに知らない真っ直ぐな姿勢が一番美しい時期です。

本当は年を重ねても ”1年生” を経験する事は結構多いです。ただ変にプライドが邪魔をして ”1年生” になりきれないことが多いだけです。こんな時期だからこそ私ももう一度初心を思い出してみようと思います。


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