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(1920) GPS推進委員会    2008/09/18

福岡県の公園で6歳児殺害というニュースが放送されていた。昔からこんなふうに悲惨な事件が毎日続いていただろうか?

ところで今回の事件で子供の行方を探すために母親が使用したのが携帯電話に内蔵されたGPS。私が知る限りこうした大きな事件で一般市民がGPSを活用したのは初めての事。勿論普段の生活で 「うちの子帰ってくるのが遅いわ〜、今何処に居るのかしら...」 と探索する事は頻繁にあるだろうが。

10年前にはGPSと言っても何の事だか分からない人も多かったのに、今では生活ツールとしてかなり浸透しているようだ。

だが不思議な事にこれだけ時代は進歩してデジカメが普及したと言っても、GPSを内蔵したデジカメが数えるほどしか世に出回らないのには理由がある。Google Map などとの連携を考えると誰の目にもデジカメにGPSが標準搭載されそうなものだが、現代のGPSの欠点はコールドスタート時の衛星測位時間が最低でも1分は必要な事。つまりカメラでそれを利用しようと考えれば電源を入れて1分経過しないと位置情報を取得出来ないのだ。

1秒足らずで起動できる最新デジカメでスナップショットを狙う写真家にはありえないタイムラグということになる。それに空の見えない場所での撮影も不可。

それならせめてカメラの電源回路とは独立させて、GPS常駐機能を持たせれば良いではないですか?位置情報を持った写真データ、古くなった写真ほど重宝しますよ。


(1919) もう信用できないから    2008/09/17

故障したNAS(ネットワークハードディスク)を修復すべくもう一台同じ機種を購入したのは良いものの、そちらに至っては新品不良にてメーカー送りとなった次第。挙句の果てにはメーカー手配の運送業者がピックアップにすら来ないとくれば、さすがの私もメーカーとの間に ”ひともんちゃく” 設けさせて頂いたのは言うまでもない。

それが効いたのかは定かではないが、昨日メーカーに到着したはずの商品が今日には修理完了にて私の手元に戻ってきた。ふむふむ ”誠意” とはそういうものだよ。

そして恐る恐る電源を入れてみると今度は正常動作。これにて本来の目的である大切なデータの入ったハードディスクの修理が開始できる。でもいきなり新品DISKの蓋を開けてしまうと3年の長期保障が水の泡になってしまうからしてまずは新しいDISKの電源アダプターを古いDISKに繋いでみる...見事起動!

え、やっぱり電源アダプターの不良だったの?とあっけなく解決だが、もし他に原因があるとすればまたいつ再発するかも分からない。とりあえずデータが読めている間に急いで別のハードディスクにバックアップを始めた。まずは何よりiTunesの音楽データをごっそり、そして写真データを、そしてシステムバックアップのファイルを...合計250GBを超えるデータを100baseのネットワーク転送ではいったいいつになる事やら。このまま電源を落とさずに数日の作業が続きそうだ。

ただ何より、明日から iPod で ”違う曲” が聴けるのがうれしい。


(1918) でも買っちゃおうかなぁ    2008/09/16

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前から少し気になっている電気ケトル。

T-fal がコーヒー一杯分のお湯を50秒で沸かすと謳ってから、国内メーカーの ZOJIRUSHI や TIGER も次々と類似品を発売した。家族ぐるみで使うなら数リットルが湧かせる電気ポットが最適だろうが、1人や2人分のお湯をすぐに沸かしたいという時にこれらのケトルはおそらく重宝する。

ただ、この素晴らしいアイテムに私は一つ不満があって、どのメーカーの製品にも保温機能が付いていない。お湯が沸いてスイッチが切れると徐々に温度が下がっていくという事だ。

最近では写真のようなスタイリッシュデザインのケトルが登場しているというのに、保温効果を持たせやすいステンレス素材を使いながら ”保温機能はありません” とカタログにしっかり記載されている。なぜ?

保温魔法瓶で有名な THERMOS と共同開発すれば、1mm厚真空保温構造の夢のケトルが出来ると思うけど。


(1917) さあ維持できるか?    2008/09/15

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”めんどうくさいは禁物” と書いてあったのは、”初めての海水魚飼育” という本だった。今はその意味が分かる...。

犬や猫を飼うのと違い水槽の中だけで完結するので ”目を放している隙に・・・” というトラブルが少ないのがいい。
でもそれ故、狭いスペースの中で複数の生体全てに環境を合わせるのがすごく大変。特に珊瑚と水流の関係には手を焼く。

また、ここまで来ると ”盆栽的要素” も入ってきて、どうレイアウトすれば見栄えがいいか...と半ば芸術思考も強くなる。

レイアウト、水流、生体との組み合わせ...全てに満足がいく、お店で売られている ”生態系セット” のような水槽完成しました。


(1916) SMART 確かに良い車    2008/09/14

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手放したはずの SMART を再び手に入れ懐かしく乗り回す夢で目を覚ました...。

ここからは夢ではなく現実の話。

噂によればニューヨークでも SMART の駐車料金が半額に設定されるという。あの大きな車を好むアメリカでの話だ。

原油高騰に伴い、燃費の悪い大型車から小型車への乗り換えが増えているのは日本だけではないらしい。
ヨーロッパや日本より5年程遅い SMART 投入となったアメリカでは SMART の売れ行きが順調と聞く。
今頃になってそれがヒットするという結果はある意味タイミングが良かったのだろう。

私が今まで乗ってきた車はどれも ”もう一度乗りたい車”。SMART だって例外ではない。
ただ今の私が乗るには少し快適すぎただけの事。趣味にするなら多少手が掛かるくらいがちょうど良い。

写真はまだ所有していた去年の春。千葉にて。


(1915) 秋晴れの土曜日    2008/09/13

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最近知った今日からの3連休。
突然出来た休みはコレといってやる事も準備していない。

だからこそこの機会にドライブへ!と考えたが、
明日からは天気が悪くなるらしい。
”女心と秋の空” とはよく言ったものだ。

私の MINI は2日連続で晴天が続かないと出動不能。

 

自転車で塩を買いに行く...。

今日は定例の水槽の水換え曜日だ。

 


(1914) 種明かし    2008/09/12

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先日の日記に掲載したこの写真。綺麗ですねとの感想を頂いております。ありがとうございます。
改めて今日掲載した理由は、その撮影法についてご説明しようかと思いまして。上に並んだ2枚の写真、普通に撮影したのはどちらだと思いますか?

グラスの左奥に配置した草のオブジェが斜めに写るのが正解なので答えは右の写真です。これはレンズのパースペクティブ(遠近感)が関係していて、広角レンズほど近くのものは大きく写り遠くのものは小さく写る特性があるため、テーブルフォトなどで被写体を上からのアングルで俯瞰気味に狙うと下すぼまりの画になります。上の写真の場合、本来なら写真センターより左にある草のオブジェは左に傾き、センターより右にあるグラスは右に傾いて写るはずですが、今回はメイン被写体となるグラスに合わせて水平を取り直しているため草のオブジェがその分更に左に傾いて写っています。

こういった効果はテーブルフォトやパースデザインをされている方にはおなじみかと思いますが一般的な記念撮影などでは気にしないですよね。

では、左の写真はどうやって撮っているのか...?実は草のオブジェはレンズのパース角に合わせて斜めに立てて固定してあります。なので実際の撮影風景は非常に不思議な空間ですが、結果的に仕上がった写真を見て一見不自然に思えるのは右の写真だと思います。物体は重力に従い垂直に立つものだという人間の心理的な感覚が作用するからですね。世の中にはこうしたからくり写真やデザインが沢山あります。

工事現場などで目にする ”○年○月完成予定” みたいな建造物の完成予定デザイン画などを良く見てみましょう。不思議な事に気づきますよ。


(1913) 21世紀に残すべき記憶    2008/09/11

あれからもう7年。20世紀には想像できなかったのは私が熱帯魚を飼うということと、もう一度 MINI に乗ること、そして今のような21世紀になる事。

子供の頃21世紀という言葉を聞けば間違いなくアニメの中の話だったし、現実として想像したのは、明るく希望に満ちていて、便利で、美しく、暮らしやすい世の中。でも実際は、物欲に溢れ心を閉ざした近代的経済社会の歪みばかりが目に付く。

あの事件以来、世界中の人々は皆が平和に暮らせるようにと心に誓ったはずなのに、今思えばあの頃のほうが今より幾分、人を思いやる気持ちを大切にしていたように思う。少なくとも毎日のニュースで邪悪な殺人事件を耳にすれば驚いていたのだから。


(1912) 難しいからこそ面白い    2008/09/10

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熱帯魚はお金がかかるし、何より飼育に手間がかかると思われがち。

で、実際に初めてみるとその噂を上回る気遣いが必要だ。それは淡水ではなく海水だから当然。そして現在使用している水質調整薬と各種の餌は写真のとおり。ここまでくると自然界に近づけているというより薬で飼育しているように思われるかも知れない。

海水魚を飼う場合、ミネラル豊富な海を水槽内に人工的に作り出す訳だから、時間と共に消費される成分は多かれ少なかれ薬品で補う事になるが、水槽サイズが小さく容量の少ない海水の水質を一定に保つのは容易ではない。海水魚は60センチ水槽以上でと言われる所以はここにある。

しかも魚だけならともかく珊瑚を飼育するとなれば難しさは倍増だ。

水温、比重、アンモニア、亜硝酸、硝酸塩、pH、炭酸塩硬度、カルシウム、ヨウ素、リン酸、珪酸、そして照明の点灯時間。今のおかもち水槽に入れている生体をバランス良く飼育するためには実にこれだけの要素を監視する...。

だがやってみると意外と楽しい。昼間と夜で生物は全く違う動きをするから、照明を消した後でさえもつい20〜30分はじっくりと珊瑚の動きを見つめてしまう。。


(1911) 待っていた秋、名残惜しい夏     2008/09/09

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ここ数日歩いている道。秋ならではの乾いた風に少し強めの直射日光が降り注げば、それはまるで避暑地の夏。

一番好きな季節がやってきました!

でもこんな時に限ってデジカメを忘れ携帯電話のカメラで撮影...。一応写った。


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