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(2000) 今からの予定    2008/12/07

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1月に予定される MacWorld で iPhone 32GB が発表されるのは間違いなさそうで、 例えばソレを買ったとすれば私の iTunes ライブラリはいつでも持ち歩ける事になるわけで、想定されるのはドライブ時の BGM にどう活用するか?になってくるわけで...。

今現在は、初代 iPod nano 2GB に iTunes でパーティーシャッフルされた音楽を入れられるだけ入れてFMトランスミッターにてカーステレオのラジオに飛ばしているのだが、先日、友人の iPod Touch 2nd を接続したところ全くもって電波が飛ばなかった経緯があり、もしかすると iPhone も?と懸念されるからして、iPhone 対応のFMトランスミッターを見繕うか、それ以外の手段を考えるかで今から調べごとが多い。

FM電波を利用するメリットはどんな車でも大抵受信できる点。しかしデメリットとしてFMラジオの混信や電界強度の強い高圧電線の下などを通過するとノイズが混入する点もある。

その他の ”美しい” 信号伝送方法は無いものかと考えて真っ先に浮かんだ Bluetooth。

カーオーディオメーカー各社からは Bluetooth 対応ヘッドユニットが発売されているがそのどれもが MINI という車にアンバランスな近未来型デザイン。そんなものを調べているうちに魅力的なリボンツィーターを発見。コレも MINI にはアンマッチだが。


(1999) よくよく考えてみると    2008/12/06

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9月に開催されたPhotokina 2008 で SIGMA が発表したDP2。DP1と同じ1,400万画素3層ダイレクトイメージセンサーを使ったコンパクトデジカメで、40mm F2.8レンズが採用される。

40mm(35mm換算)という焦点距離は私が苦手とする画角である事は以前にも述べたとおりだが、開放絞りがF2.8であることは凄く魅力。DP1は28mm(35mm換算)F4だから夕方以降の手持ち撮影が苦手な事と、背景のボケ具合が少ない。

この ”ボケ具合” が凄く重要で、コンパクトデジカメはCCDが小さいから近距離のマクロ撮影を除いては物理的にボケ難く、どの写真もパンフォーカスのような仕上がりになってしまうところ、DP1は一眼レフクラスのCCDだから多くのコンパクトデジカメに比べればボケを有効活用できる。更に DP2 ともなれば DP1よりも絞りが1段開けられ、望遠寄りになるのだから相当綺麗なボケが期待できるというわけだ。

そして、フィルムカメラよりもテレセントリック特性(撮像面に対し光が直角に入射する特性)にシビアなデジタルカメラで、コンパクトデジカメにおいては一眼レフよりフランジバックが短い分レンズ設計が困難であるのは明らかだが、28mmレンズを実装した DP1 のレンズ性能が CANON や NIKON のフラッグシップレンズに匹敵する性能である事を考えれば、40mm という標準域のレンズ設計は DP1 の28mmより先の理由から容易なはずであり、来年発売の DP2 は相当な高画質カメラとして登場する事になる。

いろいろ考えると SIGMA はレンズメーカー、 DP3 はレンズ交換式にしてくれるとありがたい。


(1998) 私にとってテレビの重要性    2008/12/05

自宅のテレビがいよいよ くたびれて きて、チャンネルによっては10秒に1回くらいの間隔で画面上にパチパチとノイズが入るようになってきた。少し丸みを帯びたブラウン管はもう15年も使っているのだから、物持ちが良い方だと思う。

誰もが知る2011年には現在のアナログ放送は全て終了し地上波デジタル放送に切り換るわけだけど、一般的には電波の方式が変更される事より、テレビが薄型になった事のほうが大きな変化として捉えられているようにも思う。壁掛けテレビなんて公共の建物や空港ロビーにこそマッチするもので、ご家庭に登場する日なんて遠い未来の話だと思っていたのはつい数年前の事だ。

部屋の狭さからして薄型テレビは私のような暮らしにもってこいとも今は思えるが、いかんせん液晶テレビはブラウン管の比ではないくらい残像感が感じられ、正直現段階では満足できる製品は無い。液晶やプラズマの次に来ると言われているSEDやFEDの量産はどうなっているのだろう...。噂では09年後半から始まると言われているが。

私は買い物に妥協はしない。だからもし今のテレビが完全に壊れてしまって見られなくなっても、世の中に満足の行くテレビが売っていなければ ”テレビ無し生活” をするつもり。


(1997) フィルムでは考えられないような事情     2008/12/04

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SYLKYPIX は決してプロ用では無いが、私が RAW 現像で度々使う ”お気楽イメージング” ソフト。

いくつもの撮影シーンプリセットや、記憶色/美肌色などのカラープリセット、
蛍光灯だけで10種類以上のホワイトバランスプリセットなど豊富に準備されているため、仕上がりのイメージをプレビューするのがお手軽。

この程度の事は Photoshop だけでも勿論出来るが、とかく色味に関してはいじればいじるほど感覚が麻痺してくるので、
まず全体的な仕上げの方向性を SYLKYPIX で確認するというのが私の使い方。
当然、SYLKYPIX だけでは足りない機能も多々あるので、その場合には SIGMA Photo Pro や Photoshop に頼る。

たださすがに SIGMA DP1 のRAW ファイルへのネイティブ対応はしていないから DNG コンバートを掛けてからの作業になるが、
私のように複数ソフトを跨いで作業するような場合には、現状受け渡しファイルとして非圧縮TIFFを使用する。

出来る事ならその受け渡しにも RAWファイル+メタデータ を使用したいのだが、未だにそのような発想のメーカーは出てこない。
メーカー間で共通する色補正情報などを規格化する必要があるが、調整レイヤー情報を含むPSDファイルの入出力に対応すれば良い事だ。

これからの時代、汎用ファイルや他社メーカーのファイル形式がいかに柔軟に入出力できるかがアプリケーションの鍵となる。
今はRAWファイルも各社バラバラの規格だけど、数年後どういった統合が図られていくのか楽しみになってきた。


(1996) 少しCDから離れて    2008/12/03

帰宅した時にはとっくに始まっていた FNS歌謡祭。音楽番組が増えてくるといよいよ今年も終わるんだなぁなんて実感がわいてきたり。

私は昔から音楽番組は好きなほうで、特にスタジオ収録でないライブなどは良く見る。

正直言ってこの時代、音楽制作の現場は技術が進み過ぎてしまって、歌が下手な人でも上手く聞こえるよう簡単に加工が出来るし、立派なスタジオなど無くてもレコーディングだって出来る。楽器が弾けなくてもコンピューターが演奏する。そしてCDには、記録できる最大の音量まで引き上げられて焼きこまれる。だから音がフラット。

生音を扱うライブでも各楽器やボーカルにコンプレッサーはインサートされるし、シーケンサーが走っている事だって珍しくない。だけど ”音楽” として表情が豊かなのは、クオンタイズされていない生ドラムの音だったり、常にマイクとの距離が変動して強弱のついたボーカルがリアルだからに違いない。

ここ数年の絢香とコブクロは凄くパワーがある。Mr.Children は相変わらず心に響く曲を書いている。ああそうだ、今年の ap bank の Live DVD そろそろ発売かな。


(1995) これからも新車同様で    2008/12/02

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トレンクルの製造中止の事実を知ったのは先日 A-Bike の情報を集めていたときの事だ。

1998年の発売以来約10年間カタログから消える事の無かった歴史的折りたたみ自転車。何しろ、それまで折りたためても電車内に持ち込む場合には手荷物料金が発生したのを無料にしたのがこの自転車。

そしてオールチタンフレームによる世界最軽量。ママチャリ程度に走れる自転車では未だにこの記録は破られていない。

やはり JR と Panasonic の共同開発の成果はすばらしいものだった。

 

だけどいかんせんそのお値段がずば抜けていて、よっぽどの自転車道楽でないと”ちょっと買ってみようかな?” という簡単な気持ちでは手が出ない。”製造が追いつかない” と言いつつも、売れた台数はびっくりするほどの数にはならなかったのだろう。

また、チタンフレームは溶接などの加工が難しいと言われている素材だから、製造コストもそれなりに掛かったのは事実のようだ。

 

それでも世の中の自転車好きな人達の多くは、約半額で購入できるブリジストンのトランジットスーパーライトではなくこのトレンクルを選び、多段化などの改造に力を入れ、軽量化のためにネジ1本にもこだわりを持ち、挙句にはロードバイクのパーツに目を向けた。

そのまま乗ってもパーフェクト、手を加えれば更に楽しく、上が望める自転車。

名車と呼ばれるだけの価値は、乗った人だけが分かる魔法の自転車だ。


(1994) 幸せになれる車    2008/12/01

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仕事場の目の前のコインパーキングにスバル360が1日停められていた。
そのスタイルはこの時代に新鮮な程古めかしく、ただ助手席の真下に飛び上がったフラッパーだけが不釣合いだった。

昔、ある車メーカーのCMやVP制作に携わっていた頃、関連の制作会社の人が、
「よく街で古い車乗っている人見かけるじゃん、あれなんでだろうねぇ、新しい車のほうが良いに決まっているのにねぇ」
とぼやいていた事を思い出した。

車の良し悪しなど、乗っている本人にしか分からない事情もあるだろうに、少しばかり軽率な意見だと私はその当時でさえ感じた。

試合に勝つ事が目的ならスポーツ選手は常に一流の道具を揃えるのが良いだろう。まずは気持ちが人より先に出られるかもしれない。
だけど、試合よりその競技そのものが好きならば道具は使い慣れたもののほうが良いだろう。きっと長続きするはずだ。

私にとって MINI はとても愛着のある相棒。そして FIAT500 はいつまでも憧れの車。


(1993) 秋最終    2008/11/30

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今日から急激に寒くなるような事を天気予報で耳にしたけど、昼過ぎに出かけた時には昨日とそれほど変わらないくらい穏やかだった。街のあちこちは色々な木々の葉が散り始めていて冬支度万全といった感じ。せっかくだからと手にしたのは SIGMA DP1。

足元の落ち葉が少しクールに見えたり、学校の校舎がスクリーンとなって映し出された街路樹が綺麗だったり、年々遅くなっていると言われるイチョウの黄葉が太陽に照らされてキラキラしていたり、そんな事に気付けるのはやっぱりカメラの存在が大きいと思う。

サーバー容量に制限があるためオリジナルサイズとまではいきませんが、それぞれの写真はクリックすると大きな画像で見られます。


(1992) 久しぶりに新入りです    2008/11/29

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今日からおかもち水槽に新しい仲間が加わりました。

その名も ”リュウテンサザエ”。そうそう大きくなったらつぼ焼きにして食べられるように!(冗談です。私はサザエのつぼ焼きは嫌いです)

以前の日記でも書いたとおり、水槽ガラス面のお掃除係で、細かな苔を食べてもらいます。ただ、おかもち水槽は週に一度の水換えを行っており常にガラスはピカピカなので、水換え前日にうっすらと生え始める苔だけで生き延びれるかが逆に心配ではありますが。

しかし、こうしてサザエを裏側から見ると、ちゃんと口や目があるんですね。

さあ大きさはと言うと...1cmにも満たないくらいの小粒です。この大きさが可愛いかったのと、ショップの水槽をこの子だけ休まずお掃除していたのでヘッドハンティング!です。

水槽に入れてしばらくすると、ホワイトソックスはヒゲでツンツンしてみたり、コバルトスズメダイは何度も近寄ってはしばらく様子を伺ってみたり、とにかく小さいのに存在感たっぷりのようです。

いじめられずにのびのび暮らしてほしいものです。


(1991) 私の買い物    2008/11/28

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仕事帰り、なるべく真直ぐ帰ることを理想とする私がなぜか新宿で下車。通い慣れたカメラ店でも熱帯魚ショップでもなく、昔のように西武新宿駅までを歩いてみようと考えた。でもせっかく新宿にいるのだから何処か立ち寄るところは無いだろうか?と考え歩いていると...一軒の靴屋が。

先日から靴の購入を考えていたが行動にまで移していなかったので丁度良かったと MERRELL コーナーへ直行。購入するモデルは決まっていたからサイズだけ合えば良いわけだが、あれもこれもと見ていると色々目移りしてしまい、結局3足欲しくなってしまった。

3足中1足は購入を決断し、店頭で2種類の靴を両手に持って、う〜ん、どちらにしよう...。悩む事15分くらい。結論は出ないまま店員さんにも相談し、履いてみてしっくりくるモデルをチョイス。電車の中を大きな袋をぶら下げて帰宅。満足度は高い買い物ながら、それでも残りの1足に未練はある。いつかそれも買ってしまうのかなぁ。

私はオシャレにはそんなにお金を掛けるほうではないけど、靴だけはコレクションする人の気持ちが少しだけ分かる。でも私の場合、こうしてまとめて購入したら1,2年は次の靴を買わないのだけれど。


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