contents    previous    next


(2040) デジタルを応用していく    2009/01/16

DIARY2529.JPG - 103,796BYTES DIARY2530.JPG - 22,978BYTES

随分昔の日記で使用した気がするこの写真、今回は少々手を加えて HDR(ハイダイナミックレンジ)合成を行っています。

カメラで撮影する写真はそのメディアがフィルムであってもデジタルデータであっても人間の目のようにレンジが広いわけではなく、コントラストの大きな被写体を写す場合には、明るい部分に露出を合わせると暗い部分が潰れてしまい、暗い部分に合わせると明るい部分が飛んでしまうというジレンマがあります。なので普通は画面の中で主となる被写体に露出を合わせ、それ以外の極端に明暗差が激しい部分は諦めているのが実情です。

そこで撮影時に、明るい部分に露出を合わせた写真と暗い部分に露出を合わせた写真、そして標準的な露出で撮影した、最低3枚の写真を完全な同ポジで撮影しておき、後にそれぞれの写真の適正露出部分を合成しようというプロセスをHDR合成と呼んでいます。被写体の光の加減によっては5枚や7枚の画像から作る事もあります。

フィルムカメラの時代には、ラチチュードの狭いリバーサルフィルムなどで露出決定ミスによる失敗を考慮してブラケット撮影(段階露出)が使われましたが、デジタル時代になってこのブラケット撮影機能はHDR合成用に用いられる事のほうが増えるかもしれません。

ただし、ブラケット撮影は三脚さえ使用すれば完全なる同ポジ段階露出撮影が可能ですが、手持ちでしか撮影できないようなシーンや動きの早いものを撮影する場合において、時間差でシャッターの開閉を行うという原理上、それぞれのコマの間にカメラブレや被写体ブレが起こる可能性が高いです。そこで重宝するのがRAWデータです。撮影時は1枚の写真として撮っておき現像時に露出補正を加えれば擬似的に段階露出撮影したのに近い画像が生成できます。そして後はHDR合成を行います。

勿論、可能な限り撮影時に段階露出で数枚を撮っておいた方が合成時の調整幅やノイズの面で有利です。

今回はRAWデータから作った3枚の画像から合成を行ってみました。左の写真が合成後、右がオリジナルです。こんなふうに、ハイライトはそのままにシャドー部のディテールが救済出来ます。


(2039) 綺麗な水は長持ちしない    2009/01/15

部屋で使用している加湿器。今のところ ”がんばって” RO水のみを使用しているため、毎日使っているにもかかわらず内部は新品同様。

加湿器にも色々な種類があるようだけど、結局一番実用的なスチーム式(ただお湯を沸かしているだけ)では、水は蒸発するが水に含まれるミネラルやカルキはそのまま固形になって残るから、毎日の使用で徐々に汚れが溜まっていって 1,2週間に1度はクエン酸などで溶かして落とさなければならない。結局それは水道水を使用する事が原因しているから、そこに不純物ゼロと言われる究極のピュアウォーター ”RO水” を使用すれば、どんなに使っても全く汚れない。

※ RO水が使える加湿器はスチーム式で且つ空焚き防止センサーに温度センサーを使っているものに限ります。例えスチーム式でも水位センサーなどを使用しているモデルではRO水が電気を通さないため正しく動作しません。

なるほど、熱帯魚飼育に使用した場合、水槽内に苔が生えにくくなるのもコレにて実証されたと言うわけだ。

ただ、仕事を終えて帰宅後に1日加湿すると約1リットルの水を消費するが、RO水を汲んでくる水タンクが4リットルだから、4日に1度は必ず寒空の下、トレンクルで片道1.5kmを走らなければならない。それに、水槽の水換え用と足し水用に3週間で2度は汲みにいくことになるからとにかく3日に1度くらいの頻度で水汲み。

これがいつまで続けられるだろう...。


(2038) 長時間露光の巻    2009/01/14

DIARY2528.JPG - 71,254BYTES

テーブルフォト、専用のスタジオや環境が準備出来ない場合がほとんどの、私のような一般人には難しい。

例えば昨日の日記に載せたような黒と白がはっきりしている被写体の場合は、
そのどちらもが許容範囲に収まるようにさえ撮影すれば、PCでの補正なども簡単だ。

でもその中間に値するガンマを気にしなくてはならない被写体の場合は光の当て方が難しい。
中間の明るさが丁度良くなるよう光を当てればハイライトが飛んでしまうし、その逆で黒がつぶれる。
ましてそれをPCで補正すれば不自然な仕上がりになる。

そしてそこに反射率の高いビニールなどが使われていると...。う〜ん。勉強になるなぁ。


(2037) これと iMac の組み合わせ、どうかな    2009/01/13

DIARY2527.JPG - 23,854BYTES

買っちゃいました...と言いたい所ですが、まだ売ってません。確か今週末くらいからデリバリー開始です。”SONY VAIO P”。下に見えているPCは私が使っている6年近く前の ”VAIO Z”。そして上に重なっているのが ”VAIO P” の原寸大パンフレット。普通のノートPCのキーボードより一回り小さいくらいのコンパクト設計。これで128GBのSSDが内蔵でき、1600×768という高解像度ディスプレイが組み合わさるから魅力的。

予定では今頃我が家へは新型 iMac と iPhone 32GB が到着している予定だったから、この手の ”宣伝” には目もくれぬはずだったのだが、予想外のマックワールドの静けさに、「ん、ちょっといいかも!」 と浮気心が出たというだけの事です。

量販店のデモ機を触らせてもらったところ、ネットPC大流行の今、他メーカーの一歩先を行くスペックながら、マウス操作の代わりとなるトラックパッドが存在せず、全てポインティングデバイスでの操作となるのがいただけない。このあたりはモデルチェンジの度にパッドエリアが拡大される Mac とは対照的だ。

そして高解像度を好む私もびっくりの8インチで1600ドットを表現するディスプレイはさすがに文字が小さすぎて、視力1.5の私でも目を細めてしまう。

小さい物好きの私としては悪くない買い物のような気がするけど、分かっていながらこの後触った Mac Book の操作性の良さに、今日のところは一歩踏みとどまった。


(2036) たびたび洗車、たまに給油    2009/01/12

DIARY2525.JPG - 36,366BYTES DIARY2526.JPG - 29,999BYTES

昨日も一昨日も MINI に乗れたのはうれしいが、連休の最終日には必ず洗車が待っている。それも予想よりずっと寒かった今日。

私の記憶が正しければ、いつもの洗車場は去年までポカピカのお湯が出たからして真冬の洗車もそれほど苦ではなかった。だが、今年はどういうわけか高圧洗車機から噴射される水は勿論、複数ある蛇口さえもキンキンに冷えた水しか出ない。経費削減でボイラーに火が入っていないんだろうか...。この季節の夕暮れ時に水だけでの洗車は少々辛い。

昨日 iR MAKERS で購入した各種キャップも丁寧に装着した。

そして、1週間以上 MINI に乗れない事が分かっている時はガソリンも満タンにしておく。MINI の場合そうしないとガソリンタンク内がたちまち錆びてしまうからだ。確か前回の給油はまだ1リットルが200円近い ”高級品” だった頃だから、相当前ということになる。今日はセルフスタンドで ”バーゲン品” を  ”適量” まで入れて帰宅した。


(2035) まずは見えるところから    2009/01/11

DIARY2522.JPG - 15,112BYTES DIARY2523.JPG - 15,949BYTES DIARY2524.JPG - 10,414BYTES

久しぶりに、アポ無し iR MAKERS へ。MINI が壊れたわけではないけれど、いつの間にか紛失したフォグランプステーの穴を塞ぐキャップとドアアウターモールの先に着くプラスチック製のキャップ。どちらも無くて支障は無いのだが、私としては見た目的に許せないので購入に至ったという訳。

フォグランプのキャップは在庫がありすぐに入手出来たが、アウターモールキャップはプレミアモノの貴重なパーツらしく、どうしても欲しい場合にはアウターモールアッセンブリー購入で1万6千円。たかが小指の爪程のキャップにそんな大金は払えないからして、担当のW氏に相談。すると、店頭に展示してあるドアのカットモデルに付いていたソレを無料で頂けた。有難うございます。

その後話はミッションのオーバーホールへ。強化シンクロを入れる案や5速ミッションに載せ換える案など夢は膨らむ。さて...。


(2034) 砂のお掃除お願いします    2009/01/10

DIARY2520.JPG - 15,803BYTES DIARY2521.JPG - 109,839BYTES

エラの周りに水色のポツポツがあるから ”ミズタマハゼ” と呼ばれる。今日からおかもち水槽で暮らし始めました。

ハゼは ”ベントス性” と言って、バクッと砂を口に入れたかと思うとエラからボロボロボロッと吐き出す事で砂に付着した栄養素を吸収して生きています。バクッボロボロボロ、バクッ、ボロボロボロ...といった感じ。この行為が可愛いので人気があります。そして底砂がいつも攪拌されるため真っ白で綺麗な状態が保てるうれしい存在。

我が家のおかもち水槽にはルリスズメダイという気が強い魚が居るので他のあらゆる魚との混泳は懸念されるところ。でもハゼだったらその性質上底砂を這うように暮らすので生息する水深が異なりけんかにはならないんじゃないかと考えた...。

水質合わせを行った後、実際入れてみると...、ルリスズメダイがまあ良く暴れる事!でもミズタマハゼのほうが体が大きな分ルリスズメも諦めたのか30分ほどしたら落ち着きました。その後すかさずミズタマハゼはライブロックの下に自分の住処を掘り始め、瞬く間に大きな穴が開きました。このてのハゼは1日にものすごい量の砂を移動するらしく、飼い始めるとライブロックや珊瑚が倒されて大変という噂は聞いています。そして砂の中に餌が少なくて早い時期に飢死してしまうとも...。

頑張って餌付けしたいと思います。


(2033) 寒さもそろそろピーク    2009/01/09

朝起きたら、雨でした。

天気予報士と呼ばれる人は沢山居るはずなのに、どうして皆同じような予報をするのでしょうか?誰かが 「明日は雨になるでしょう」 と言ったかと思うと、皆が口をそろえて 「雨」 だという。一人くらい、「私は晴れると思います」 と言う人がいても良いじゃないですか...。

それくらい、今朝、雪が積もっていなかった事にがっかりしました。

それでも寒さだけは今シーズン一番と言って良いくらい冷え込んだのかもしれません。私は先日長野に帰省していた関係で ”もの凄い寒さ” を経験していたのでそれほどでもありませんでしたが、東京で0℃近くまで下がれば立派なニュースネタです。

ようやく体調も復活してきたからまたぶり返さないよう気をつけたいです。


(2032) MINI STOP    2009/01/08

DIARY2519.JPG - 16,138BYTES


 

 

 

今夜から天気は下り坂らしいです。
上手くすれば東京にも初雪が降るかもしれないとの予報に気持ちが高ぶります。

雨、と聞くと少し重たい感じがしますが、
雪、と聞くと少し心が軽くなります。

雪国育ちだからというわけではありませんが私は雪が好きです。
5cmも積もれば都会の雑踏も吸収され落ち着いた夜がやってきます。

明日の静かな夜明けを期待して、
今日はいつもより少しだけ早く寝ようと思います。


(2031) 予想外の発表    2009/01/07

Mac ワールドで発表されたのは iPhone 32GB でも iMac でも無く、Mac Book Pro 17inch と iLife でした。この事実に私はちょっと拍子抜けです...。

Mac Book Pro 17inch は今更 ”大発表” というほどの事も無く、むしろなぜ13inchや15inchモデルより遅れて登場したのか?のほうが疑問なくらい。確かにノートPCとしては異例の内蔵バッテリーモデルだからして、スペース効率が良く最大限の容量が確保出来、長時間駆動が可能なのは分かるけど、今後のバッテリー交換作業のサポートが大変そうだ。でもオプションでいよいよ SSD の 256GB が選べるようになった。SSD は 500GB を超えたら買ってみようと思う。

iLife の完成度には驚かされる。前作で既に ”ご家庭では十分な” 機能と使いやすさを感じ取れたが、今回の ”09” になって、写真ファイルの管理やムービーの作成など、”イージーオペレーション” で ”最大の結果” を得るツールとして頂点といわざるを得ない出来栄えだ。勿論、発想や簡単操作という意味で洗練されているのであって、実用としてどうか...は多少疑問だ。

例えば撮影後の大量の写真ファイルを顔認識で自動的に人物別に分けてくれたりするようだけど、人物以外の写真はどう扱われるか?とか、GPSにより緯度経度情報が書き込まれた写真を自動的にまとめてくれるらしいが、既に撮影済みの緯度経度情報を持たない数万枚の写真ファイルは全て手入力で情報を追加するのか?など。

でも総合的に見ると出来の良いアプリ、こうした完成度の高いアプリケーションの発表や、今後リリースが噂されている iMac、Mac mini など、元気いっぱいの Apple と感じ取れますが、今年の Macワールド をもって Appleの参加が最後と正式発表されているだけに、正直今は何を見ても良いのか悪いのかよくわかりません。 


Diary