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(2140) ラスベガス番外編 (1)   2009/04/26

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日本時間で言えば今日帰国ということになりましたが、アメリカ出国は昨日です。ジェット気流の関係で行きは9時間帰りは11時間強を要しました。

さて、この9日間で撮影した写真は900枚強。1日に300枚撮ることもある私としては少ないほうかもしれませんが、
まだ紹介したい画が何枚かあるのでここでちょっと振り返ってみます。

今回旅のほとんどをラスベガスで過ごしたわけですが、さすがに世界的にカジノで有名な街だからして24時間眠りません。
私はカジノはほどほどに、毎日ホテル近辺のショッピングモールを散策していたわけですがそれらの規模もとんでもなく大きいです。

例えば上の写真のような街並みもこれらはすべて屋内のショッピング施設。建物の中に船が流れていて観光客が乗っています。
夜だということを忘れさせるためなのか高い天井は人工的な青空。なので、ぶらぶらしていて気がつけば23時を過ぎていることも...。

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こうした超巨大ショッピングモールは私が宿泊したラスベガス中心には少なくとも3つはあって、いったん入ってしまったら抜け出せなくなったり、
外に出てみたら何処だか分らなくなっていたり、気がついたらカジノにいたり...。ショップが並んでいるというだけでここはテーマパークです。


(2139) ロスでは、ただゆっくりと     2009/04/25

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ロサンゼルスについて下調べを何もしていなかった私。今回は映画やCMの映像制作に関する情報収集や技術習得が目的だったので、
現地の映画撮影・編集スタジオを2社視察しましたが、話が専門的になりすぎるのでここでは割愛。

ロスはアメリカを代表する都市ながら、いたって暮らしやすい静かな所。街全体がクリスマスパレードのようなラスベガスから移動したためか、
むしろ物足りなささえ感じる。でも日本の有名芸能人やミュージシャンがここで暮らす理由もなんとなくわかる。

閑静な住宅街に建てられたホテルにはバルコニーが付いていて、備え付けのチェアーに腰かけて遠くにロスの中心を眺めればなんだかお金持ちな気分。
ただ、ラスベガスと比べて10度以上低い気温にはまいったけど。

近くのビーチまで行ける時間がとれたので、日本ではお目にかかれないような、綺麗で長い砂浜を堪能。
でもそこで私が刺激されたのは青い海でも白い砂浜でもなく、そこを訪れた人々の優雅な時間の過ごし方。
歩いている人も、遊んでいる人も、ぼーっとしている人も、すべてがスローリー。焦りや効率優先みたいな感覚が何処にもない。これがアメリカ。

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(2138) 映画の街    2009/04/24

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ラスベガスからロサンゼルスへは車で移動したので約5時間。砂漠が徐々に人工的な街へと様変わり始めるのは最後の1時間くらい。

その足で向かったのはハリウッドの ”Kodak Theater”。そう、毎年レッドカーペッドが敷かれてアカデミーショーが行われる場所。
目の前の山の中腹に HOLLYWOOD サインが見えてくると、さすがに感動を覚えます。

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この場所にはチャイニーズシアターも隣接していて、世界から集まる観光客も ”バリエーション豊富”。
映画の聖地だけあって、メインストリートにはスヌーピーやスーパーマンが歩いていたりします。

そして足元には有名映画俳優の手形や足型が数多く刻まれています。
私の好きなトムハンクスは勿論、アーノルドシュワルツェネッガーやマリリンモンローもありました。

映像に携わる人なら一度は訪れてみたい憧れの場所だと思います。

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(2137) 夢心地な街    2009/04/23

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これまではラスベガスの夜に的を絞っていましたが、実際どんなところですか?と聞かれたらやはり昼間の顔で全体像を見てもらうのが分かりやすいです。
パリではないのにエッフェル塔があったり、ニューヨークではないのに自由の女神がいたりします。

立ち並ぶホテルは金色で、通り過ぎる車にリムジンなんて当たり前、すれ違う女性は ”同じ人間とは思えない” ほどグラマラス。
聞こえてくる音はカジノゲームと音楽と雑踏のコラボレーション。数日滞在すれば、圧倒されていた街の空気にも慣れ、なんだかおとぎの国のよう。
1ドルが1円に感じてくるのはたぶん私だけではないでしょう...。

これだけのギャンブル王国なのに、意外にも治安は良く、夜でも一人で歩いて問題無し。

うるさい環境が苦手な私でも不思議と嫌いにならない街。じゃあ何が良いのか?と聞かれると良く分からないけれど。

今日は朝からロスへ移動。

日記に載せたい写真が案外多くて実際の時間軸と日記の内容がリンクしなくなってくるので夜の様子はこれまでの日記に追記しました。

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(2136) ラスベガスの夜    2009/04/22

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実はこれらの写真、このサイズにしてしまうのが勿体ないくらい超高解像度で撮れているのですが、サーバー容量の関係があるのでしぶしぶ縮小しました。

なんだか旅行誌のホテル紹介のようになってしまいましたが、実際のところこの街はこれが全てと言っても間違いではないと思います。ただ、それらホテルのスケールがとんでもなく大きいという事だけ付け加えておきますが...。一つのホテルの客室数が3,000〜4,000室と言われますからとんでもない規模の建築物です。庭に遊園地が作られていてジェットコースターが走っているホテルさえあるのですから、半分はテーマパークのようなものです。隣のホテルは目の前のはずなのに歩いて行くと案外時間がかかってしまう...。建物のスケールが日本とは違うので距離感が麻痺するのでしょう。

そして1Fは必ずカジノバー。ラスベガスと言えばギャンブルの街。私はセンスが無い事を自覚しておりますから、500円だけの投資。やってみた!というだけで十分です。

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ストラトスフィアタワーにも上りました。ラスベガスの街が一望できる ”結構な高さ” のタワー。(正確な数字は忘れました)

このタワーから夜景を見ると、光の先がぱったりと切れていることが分かります。砂漠の真ん中にぽつりと出現した街である事の証です。
しかし、誰が考えたかこのタワーの展望台上には3つの絶叫マシーンが備え付けられていて ”希望者” は乗ることができます。
日本のテレビでも何度も取材されていますから知っている人も多いかと思います。私は当然 ”乗りませんでした”。

ギャンブルの街ラスベガスは夜通しこうして光り輝いています。

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(2135) 音楽のあふれる街    2009/04/21

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Freemont Street Experience はストリップ通りをダウンタウンへタクシーで15分ほど下った所に位置する。言わずと知れたラスベガスの観光スポット。

450m続くアーケード型LEDディスプレイを音楽に合わせコンピューター制御することで、次々変化する映像としてダイナミックに演出します。
1時間に一度、7,8分のショータイムですが、これが始まると両脇に位置する派手なネオンは一斉に消灯。その土地の一大イベントというわけです。

また、このアーケード街は歩行者天国状態なので、いろいろな路上パフォーマンスが行われています。今回はロックの音色にそそられてすっかりライブに参加。
まともなPAを組んでいるわけでもないのに音のバランスが素晴らしく、気がついたらステージ前センターを陣取って1時間以上が経過していました。
アメリカという国はロックと生音が実にマッチします。

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(2134) ああラスベガス、これがラスベガス    2009/04/20

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さて、ぼちぼちラスベガスらしい画を。一般常識レベル人並以下の私でさえ知っていた ホテル ”BELLAGIO” の噴水。
今回の旅でこれだけは必ず見てこようと思っていたところですが、その信念が強すぎたせいか入国したその日に見に行きました。

15分間隔で毎回違った曲に合わせ色々なパターンで吹き上がるのですが、その美しさには誰もが魅了され、
横断歩道を渡っている人が道の真ん中で立止るほどです。

この噴水がすごいのは吹きあがる勢いと高さ。正面から見ていると一瞬でホテル全体を覆い隠してしまう大きさですから、
相当な水圧をかけているのでしょう。噴水というよりも打ち上げ花火に近いです。

そして正面から見るのが王道とされるアングルも、ホテルの目の前にそびえ立つエッフェル塔に上ると、
実はこの噴水が丸や曲線を生かした立体的な造形だったことが分かるようになっています。

ラスベガスの中心にある最高級ホテルに相応しい催し物です。こんなホテル1度でいいから泊まってみたいものです。

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(2133) 日本には真似のできない景色    2009/04/19

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昨日ロスからラスベガスへ移動している道中も実は私の中で少しの戸惑いがありました。日本の感覚でカメラを向けようにも何を撮って良いのか分からない。

その理由が寝不足だけではない事が今日のこの景色を見て初めて納得できました。レンズ越しにはどうにも表現できないスケールです。
例えばこの画を28mmで撮っても20mmで撮っても出来上がる画は大差無いでしょう。上下左右が多少広くカバーできたところで、実物は遥かに大きいのですから。
大陸からなる国というのはこういうものなのかもしれません。

人間の力など無力に近いという答えをいとも簡単に教えてくれる場所、グランドキャニオン。

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自然のままとは言え、観光客が訪れるような場所には手すりが備え付けれられていますが、基本的には自分の命は自分で守る。
長い年月をかけ、大地のやわらかい部分が水に流されて出来た地形。簡単に言うとそういうことなのでしょうが、
何せその高低差が1,400メートルもあるというのですから、富士山の1/3程の高さが渓谷になっているという計算。
滑って転んだ...ではしゃれにならない絶壁です。人間の手がほとんど入っていないだけあり自然の動物も沢山います。

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行くまではちょっぴり天気の心配なんぞしておりましたが、考えてみればここは砂漠。1年で数えるほどしか雨は降らないそうです。
ただ、この地形と気温の影響で風は常に吹き荒れるようで、飛行機が着陸できないことも多々あるのだとか。
穏やかだった今日でさえ、小型飛行機だけにかなりの揺れがあり、乗り物酔いにはめっぽう強いこの私が、”早く降ろしてほしい” と思いました。
当然同乗した他の乗客は機内で大変なことに...。

飛行機で出発してグランドキャニオンの中にぽつりと作られた飛行場に降り、バスと徒歩で渓谷を見る。そしてまた飛行機で引き返す。
これだけの事で丸一日を消化します。それだけ広いということです。それでも見てくるのは2ヶ所のポイントだけ。

機内は基本的に写真撮影OK。電子機器の使用制限があまりにラフ過ぎて、やさしいパイロットさんは飛行中にデジカメで写真を撮ってくれる。
当然その間、操縦桿は手放しのまま。風で揺れているのか、操縦ミスかはパイロットにしか分かりません。

これはラスベガスにある小型飛行機専用の飛行場から離陸しますが、空港ロビーに置かれたリクエストカードにはあらゆる国のサインがありました。

「Very  very nice! Good flyght.」

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(2132) 地上に降りたら夏だった    2009/04/18

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成田から飛行機で9時間。上空から見るロサンゼルスがどんなだったかは窓際席ではなかったからわからなかったけど、旅の疲れだけは相当なもの。
しかし、実は今日中にラスベガスまで移動する予定だったので、そのまま今度はバスに揺られる事5時間。

成田発14:55分だから、ラスベガスへの到着は翌朝の5時。実際は食事や休憩が入るのでもっと遅くなるのだけれど...。

さてここまでは日本時間のお話、でもアメリカと日本の間にはご存じのとおり日付変更線があるからして16時間の時差を加算すると到着はその日の朝8時。
そうなんです。飛行機とバスで合計14時間の長旅を終えた後、時間は逆戻りして現地はようやくその日の始まり。こちらも寝ずに対応。

久しぶりの完徹、この日記を書いている時点で合計34時間の行動。

実はラスベガスに到着後は日記に載せる街の写真を撮りに繰り出しましたが、
デジタル現像→画像処理→リサイズなどの工程が体力的に間に合わないので後日報告。
今日はロスからラスベガスまでの移動中の写真のみ...。

でも見てお分かりのとおり、映画に出てくるような砂漠の中の一本道。
生まれて初めて、”地平線” が見れるかなぁと期待していたら、見れるどころかあっちもこっちも地平線。見渡す限り何もありません。
明日はもっととんでもない画が撮れるはずなので今日はよく寝ておこうと思います。


(2131) 結局フィルムカメラはお留守番    2009/04/17

スギ花粉は流石にもう飛び終わった頃だと思うけど、今日まではマスク着用だった私。例年に比べ今年は桜の開花が不安定になったことからも、寒暖の差が激しく、花粉も細く長く飛んだのでしょう。丁度マスクの在庫が今日で終わったので明日からは ”素顔” で歩こうと思います。

と、言いつつも明日に控えた出国ですが、なんだかいつに無く気持ちがのってこないというか実感が湧かなくて、昨日の深夜に少し洋服を準備した他はトランクケースにほとんど何も詰めていない。勿論カメラのバッテリーはフル充電を確認したけれど、肝心な観光地もろくに調べてていない。現地で気ままに歩こうと思う。

ところで、こうした長旅の間も決して欠かさないのがノートPC。近年では家を留守にして泊まりで移動するようなケースではノートPCを持ち歩かない日は無くなった。日記の更新は毎日欠かせないし、現地で撮影した写真ファイルのストックやプレビューにも最適、インターネットで情報収集にも重宝。

ただいかんせんノートPCも長距離移動ともなれば大きく重く感じるもの。かと言って流通しているネットブックはデザインや使い勝手がいまいち。アップル辺りからそろそろ ”良いツール” が出てきそうですがいかに?

ロス、ラスベガスの様子は随時アップしていく予定ですが、Win Vista と Web 制作ツールの相性や、現地からFTPアップロードが上手くいかない場合には更新が滞る可能性もありますがご了承ください。


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