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(2160) 21世紀の悩み    2009/05/16

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ライカ銀座店まで足を伸ばし、Elliott Erwitt 写真展を見てきました。

Elliott Erwittさんの写真は、植田正治さんの写真のような ”計算された要素” と、内田ユキオさんの写真のような ”暖かさ” を持っていて、
著名人や動物があちこちに出てくることも相まって、誰にでも見やすい印象があります。

私は言葉にボキャブラリーが無いのですぐに ”一番好きな写真家” なんて表現を使ってしまいますが、
それも決してオーバーではないくらい、この人の作品には共感するポイントが多いです。

先日ラスベガスを訪れたとき、街の華やかさに圧倒された私は無我夢中でデジタルカメラのレンズをそれらに向けたわけですが、
今思えば、あの時仮にフィルムカメラとモノクロフィルムしか持っていなかったらどんな画を撮ってきただろうと自問自答していました。

勿論その答えは今更出るはずも無いのですが、ここに登場する Elliott ErwittさんをはじめとするMAGNUM PHOTOのメンバーに、
今デジタルカメラを手渡したならいったいどんな画を撮るだろう?と、少しだけ聞いてみたい気がしました。


(2159) 近頃の音楽事情    2009/05/15

近頃聞いている音楽と言えばもっぱら洋楽。Copeland、Alicia Keys、Daniel Powter、Elliott Yamin、Amanda Marshall、Belle & Sebastian、この辺りが常に Play Listに登録されていて、通勤時間も深夜のBGMも間に合っています。

ここ最近、邦楽の新曲を聞いていても心に響くような曲が少ない気がして、それは楽曲にしても歌詞にしても音作りにしても、スピーカーで聞いてもヘッドホンで聞いてもピンとこないと言うか、毎日聞きたくならないと言うか...。これって歳のせいでしょうか?

正直言って、SoftBank携帯電話のCMで流れている ”さだまさし” さんの曲が一番耳につきます。


(2158) あと数週間もすればきっと    2009/05/14

新しい iPhone なかなか発表されません。私はただ、現行モデルにはまだ存在しない 32GB タイプが欲しいだけなのですが。自宅のPCに保存されている iTunes の音楽データが25GB弱なので、全てを入れて持ち歩けるモデルを望めば必然的に 32GB 以上ということになるのです。

WEB上に広がる噂では、今年の6月頃に次期 iPhone が発売されるのではないとの事。雪解けの頃から流されているこのネタですが、私は案外外れていないような気がして、日本の Softbank も iPhone が安く購入できるキャンペーンを今月末までとしていることからも、恐らく6月や7月にはニューモデルの登場が控えているものと予想できます。

なお、更なる革新的デザインを望むなら、iMac に採用されるようなアルミ一体成形のマット仕上げのユニボディですが、いかんせん iPhone は電波を使用した携帯電話なわけですから、電磁波を通しにくい金属ボディにはならないだろうと勝手に考えています。

先日アメリカに行ったときに、向こうで使用されている携帯電話でよく見かけたのが BlackBerry と iPhone で、この2種は圧倒的なシェアを占めていました。他にも NOKIA などもあるわけですが、少なくとも日本のようなコテコテの携帯電話はほとんど見ず、スマートフォンが主流でした。

私も早く、持ち歩ける ”おもちゃ” が欲しいです。


(2157) 記憶に残る飲み物    2009/05/13

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初めてコーラを飲んだのはいつの事でしょう?
大人になってからも、たまに飲みたくなるのですからたいした飲み物だと思います。

近頃は TV-CM でも盛んにダイエットやゼロカロリーなんて言葉を耳にしますから、私もついついその気にさせられて最近は黒い缶のコーラばかり飲んでいました。

正直、カロリーを抑えたコーラは薬品のような味がしてあまり好きではありませんでしたが、今日、久しぶりに赤い缶のオリジナルコーラを飲んでみたら必要以上な甘さに驚きました。これからはせめて銀色の缶にしようと思います。

しかしコーラと言う飲み物は今と昔とで味は変わっていないのでしょうか?

どれくらい昔から存在するのものか知りませんが、少なくとも私が子供の頃だった当時を思い出してみても、今と比較してそれほど違いがあったとは思えません。本当はその時代に合うように少しずつ改良されているのでしょうけど。

同じように昔から存在する NISSIN カップヌードルは、味こそ変わりませんが、麺の舌触りなどは明らかに昔より良くなりました。ツルツルした感じがします。

それ以外に子供の頃から口にしていて味を覚えているものがあるでしょうか?多くの人が確実に覚えている味はやっぱりコーラに行き着く気がします。

ところでコーラってなんで海外ではコークと呼ぶんでしょう?注文するとき少し照れくさいです。


(2156) あまりに寂しい水槽だから    2009/05/12

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しばらくの間、寂しくなると思われた おかもち水槽。
フグの毒はミズタマハゼには効いてしまったようだけど、水に敏感なエビが生きていられたということは大量放出ではなかったらしい。

アメリカから帰国して2回の水換えを行ったので、おっかなびっくりですが、お魚さんに入ってもらいました。

この季節、あちこちの海水魚屋さんでフグの幼魚を見かけますが、もう今回のような失敗は繰り返したくないので毒の無い魚を...。
ちょうど一年前、おかもち水槽立ち上げ直後に飼ってみたナンヨウハギ。ファインディングニモに出てくるドリーです。

真っ青な体に真っ黄色な尾びれが凄く綺麗な ”南国の魚の代表” のような存在。
今回も幼魚なので今は500円玉サイズですが、実はこの魚も大きくなると20cm〜30cmになってしまう、小型水槽には不向きの種。
でも多分1年くらいは おかもち水槽 でも飼えると思う。

今回は水あわせに失敗して早速、白点病になったけど、2日で完治。今は元気いっぱい泳ぎ回っています。


(2155) 月曜日の目覚めなら明るいほうが良い    2009/05/11

朝、目覚まし時計より先に目が覚めたのは、その夢のせい。

登場人物は兵隊の格好をした中学校時代の同級生多数。20人対20人位の戦場シーンだった。それぞれの手には強力な機関銃、今にも連射し始めそうな素振り。私は群れのセンターに位置しながら武器は何一つ持っていない。どう逃げようにも命が助かる見込みは無い。銃を向けられ引金が引かれる...。

そのタイミングで目が覚めた。胸の上に手を当てて寝ると心臓が圧迫されて怖い夢を見ると言う。

一日中、心のどこかに暗い気持ちがあった。


(2154) 自分で取り替える    2009/05/10

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アポ無し和田サイクル訪問...。すっかり恒例になってしまいました。今回は1年がかりでリニューアルした新店舗。目的はタイヤ交換。

トレンクルは軽量化を極めるが故、標準でセットされるタイヤは極薄タイプ。使い方次第では300km〜400km走行でダメになってしまうと言われています。
私の愛車も例外なく該当するわけですが、乗り方にだけは気を使っていたので、およそ1,500kmの走行に耐えられました。でも流石にもうツルツル。

そのまま標準の新品に交換しても良いのですが、せっかくなら少し贅沢をして ”工房赤松製オリジナル強化タイヤ” に履き替え。
これは工房赤松とPanasonicとで共同製造したスペシャルタイヤなのです。パターンやデザインはそのままにトレッドが補強されていて耐久性が上がっています。

そしてこの在庫が、あるんだなぁ和田サイクルには...。しかも強化ブチルチューブまで。

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さて、モノがあるなら早速交換...といきたいところですが、ポタリング日和の週末に和田サイクルが ”暇” しているはずがありません。店内は凄い人。

じゃあ、ということで、自分で勝手に始めました。店頭のスペースを使わせてもらい、工具一式を借りて。しかし始めてみると小さなタイヤの交換は意外と大変。
ホイールにタイヤをはめるのも硬くてなかなか入らず、後輪に至っては、強引に多段化している関係で車体フレームから車輪を外すだけでも大仕事。

「和田さ〜ん、タイヤとれませ〜ん」、「どれどれ、ああこれ結構硬いからね、先にこの軸を外しておいたほうが良いかもよ」

こんな感じで、1時間半程かけてようやく前後とも作業完了。コンプレッサーで空気を入れて、さあ出来上がり。和田サイクル、いつもこんなほのぼのした所です。
何より、専用工具が揃っているので自宅で作業するより遥かに楽で、色々教えてもらえます。

車も自転車も、真っ黒いタイヤって気持ちが良いです。しかも今回のはサイドにブルーの文字で ”akamatsuオリジナルロゴ” 入り。乗り心地が良くなった気がします。


(2153) 透明な日    2009/05/09

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数日続いた東京の雨。止んだかと思ったら急に夏日になったりして、エアコンの効いた部屋の中にいると洋服の選択に戸惑います。

このシーズンを逃すと、途端に使用頻度の減る自転車。真夏の炎天下にサイクリングでは流石に具合が悪くなりそうです。
それに、夏場は着替えが大変で、せっかくの折りたたみ自転車も身軽さが半減してしまいます。

そこで今日は25km程のポタリング。1,100kcalを消化。新緑の隙間を通り抜ける風がなんとも気持ち良い1日でした。


(2152) ジージージー、カシャ!    2009/05/08

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実家に置き去りになったフォトアルバムの中から持ってきた1枚の写真。私が生まれて始めて撮った写真です。確か小学校低学年だったはずですから二十数年前ということになります。最近の事はすぐに忘れてしまうのに、この時の事は今でもよく覚えています。

父親から借りたカメラは110フィルムを使用するポケットカメラ (今の人にはポケットカメラという言葉すらピンとこないかもしれませんね)。使用したフィルムはフジのISO100。長野にある上高地の、河童橋が見えるお土産茶屋前の空き地で、息を凝らしてシャッターを切りました。その直後、父親が笑っていた顔さえも鮮明に記憶しています。

今でこそカメラは携帯電話に付いていますし、ちょっとしたコンパクトデジカメなら中学生でも持っているかもしれませんが、当時、カメラと言えば精密機器の一つで、一家に一台、父親が持っているものでした。ですが、我が家族はカメラとはほぼ無縁の生活でしたから、この時私が借りたポケットカメラでさえ、実は父親のものではなく、父親の妹さんから借りていたものでした。それだけに子供の私がシャッターを切った1コマは、記憶の中で特別な瞬間として今も残っていたのだと思います。

東京という煌びやかな街に暮らしていたら、ハトがいても振り向きもせず通り過ぎる事が増えました。

カメラを持つだけでそこに特別な時間が存在する有難さを、この写真を見て思い出しました。


(2151) 残念な結果    2009/05/07

おかもち水槽のその後、しばらくこのコーナーではご無沙汰だった水槽ネタですが、実は私がラスベガスに行っている間に悲しい事がありまして...。

照明の自動点灯、オートヒーターによる水温管理、外掛けフィルターによる水のろ過、プロテインスキマーによるエアレーションと有害物の排出、これらにプラスして長期不在時用のオートフィーダーによる自動餌やり、点滴装置による純水の追加、これらの組み合わせにて10日間位までであれば何とか無人でも管理できていた おかもち水槽。

今回の誤算は、飼育していた魚がフグだったと言う事。

ラスベガスから帰宅後、真っ先に様子を伺った際、何処にも見当たらなかったフグの姿。ハコフグ飼育において一番多い事故は、ライブロックの隙間などに体が挟まって身動きならず死んでしまうケース。きっと何処かに挟まっているに違いないと、組み上げてあったライブロックも全て取り出して水槽内を確認しましたが何処にも姿がありませんでした。想像するに、恐らく数日前には既に死んでしまっていて、エビなどに食べられてしまったのでしょう。凄くかわいそうなことをしてしまいました。

ところが事故はこれだけに留まらず、フグは刺激やストレスを加えたり死んでしまったりすると毒を吐きます。それが水槽全体に行き渡り、他の魚も巻添えになります。今回はこの最悪のケースになってしまったのです。水玉ハゼもそれから1日後に死んでしまい、今はエビとヤドカリが1匹ずつしかおりません。

しばらくは初心に戻って、水の毒が薄くなるまで何も入れずに水換えを繰り返そうと思います。


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