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(2170) いろいろ始めたくなってきた    2009/05/26

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ここのところ帰宅すると毎日のように広げているのは ”MINIパーツカタログ”。

ハローページ程もあるフルカラーの分厚いカタログは、何度見ても飽きないのです。飽きるどころか意外な発見などしてしまったりして、
他のMINI雑誌も引っ張り出してくる始末。やはり車はショップに足を運ぶようになり始めると途端に刺激されて色々始めたくなります。

せっかくミッションを降ろすならいっそ5速ミッションに変えてしまおうかしらん!とか、クイックシフトを装着しようかとか...。

ただ趣味多き私ですが、他に比べてダントツにお金が掛かる趣味だからして、事は慎重に行わなくてはいけないのです。


(2169) 電源コードの無い生活    2009/05/25

「家電の電源をワイヤレス化、総務省が検討に本腰」 みたいな題材だったと思いますが、これを見ていよいよそういう時代になったかと一人で納得してしまいました。今日の YAHOO ニュースでの記事です。

家電と一口に言っても、電子レンジや冷蔵庫やテレビのように ”一旦備え付けたら動かさないようなもの” はともかく、ノートパソコンや携帯電話やミュージックプレーヤーなどの ”頻繁に持ち歩くが充電が必要なもの” に関して、多くの人が電源ケーブルを接続せずに充電したり電源供給が出来たら良いのに!と思っていたことでしょう。私もその一人で、繋ぐ事の面倒くささよりも、ケーブルが常時接続されている様がスタイリッシュさに欠ける気がして、何とかならないかと考えていました。

しかし、私も一応は学生時代に電気を専門で勉強していましたから、そのハードルが高い事は承知していて、勿論自作で作ってみようとも思いませんでした。なぜならワイヤレスで電源を供給するにはその消費電力以上のワット数を電磁波に変換しなくてはならず、それだけ考えても ”電波法違反” になってしまうのです。しかも常識的な方法でそれを実現しようとすると、送信機と受信機の距離が非常に近くなければ損失が多くて実用にはなりません。私が知る範囲で唯一それを実用としている家電が電動歯ブラシの充電器です。これは電磁誘導型と呼ばれる方式でトランスの1次コイルと2次コイルを切り離しただけと考えれば原理は簡単です。

機器間の距離を確保したいと考えれば高周波の搬送波を利用して電波として伝送する方法がありますが、こちらはテレビやラジオの電波と同様で原理的に Peer to Peer になりませんから送信した電力の一部しか受信できず効率が悪いはずです。

そして近年更なる新しい方法で2メートルの距離で60Wの送電を実現する ”共鳴型” なる方法が研究されているそうで、原理はよく分かりませんが、数字だけ聞けば恐らく一番実用的な方法と言えそうです。これらの開発がどんどん進み、近い将来 ”ワイヤレス家電対応型マンション” みたいな物件が造られるようになり、部屋の中に家電を持ち込むだけで自動的に電源供給がされるような規格が出来れば夢のような生活が実現できるかもしれません。


(2168) 対策を考える    2009/05/24

昨日書いた MINI の錆問題。すでに進行している錆に関しては板金塗装で対処するしかないのですが、今後も予想される新たな錆への対策は何かしら考えなくてはなりません。

MINI という車は、作りの悪さや設計の古さが関係して、色々な箇所に水が浸入しやすいわりに、逆に水が抜けにくい構造の箇所が多く、それが目に見えて確認でき雑巾で拭き取れるような事なら何も問題はないのですが、今回のケースのようにドア内部に水が残るような状況は、見た目にも気付きませんし、見た目に分かる頃には劣化も相当進行しているので簡単な対策では修復が出来ない事になります。

そこで ”転ばぬ先の杖” ということになりますが、車用グッズの中で真っ先に浮ぶのが、”電子錆防止装置” なるデバイス。これは車に微弱な電流を流しておく事で、イオンやら電子やらの力で錆の発生を抑えようというグッズなのですが、その効果は全く同じ条件で長期テストでも行わない限りはっきりしないため、果たして本当に効果があるのか?が疑問です。でも錆びやすい車の代表のような MINI オーナーは、藁にもすがる想いで結構装着している人がいるようです。

この手の商品、どうも胡散臭い気がしますが、私も今のうちから検討しておいたほうが良さそうな気がしています。


(2167) MINI しばらくの間おあずけ    2009/05/23

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iR MAKERS に車を入庫。基本的には車検と各種点検整備という内容。
でも今回はせっかくなので、ミッションオーバーホールと強化シンクロへの変更をプランに組み込み、ポリマー加工も当然依頼。

MINI のミッションは、エンジンと2階建てレイアウトになっている関係で、
オーバーホール作業を行うには必然的にエンジンごと降ろすというかなり大掛かりな作業となる。
当然それなりの費用が掛かる事は予想されるが、そこまでする理由は MINI の持病とも言える2速ギアの入り難さ解消。
私の MINI は走行9,500kmながら既にシフトダウン、シフトアップ共に入り辛くなっている。
こればっかりは乱暴な運転もさることながら、各パーツの個体差や組み込み精度にかなり影響されるらしい。
事実、97年の MINI に乗っていた時は、今より遥かに過酷なシフトを繰り返していたのになんとも無かった。
作業には多分、一ヶ月程度掛かるでしょうが、仕上がりは確実に ”楽しい車” になるはずなので今から楽しみ。

しかし、そんな事より今の私を悩ませるのは、先日発見した助手席ドアパネルに発生した錆。

これまた MINI の持病だが、この症状が出た場合はもはやドアの取替えに等しい作業が必要になる。
なぜならこの錆はドアの表面に発生したように見えて、実はドアの内側の錆が表まで現れてきたものであり、
簡単に言うと、”穴が開く寸前” と言う事。雨水や洗車時の水がドアの中に溜まり、徐々に腐食が進んだ結果である。

修正には色々な方法があるようだけど、どれも溶接作業を伴うようなカットアンドトライ。
こちらの補修作業については、今日のところは最善の方法が見つからず保留にした。


(2166) 私の目は 20mm で慣れた    2009/05/22

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カメラで室内を撮影するとき、多くの人は ”画面の中に入りきらない” という経験をしたことがあると思います。

これは一口に ”標準レンズ” と呼ばれる35mm〜50mm(35mm換算)程度のレンズは、
パースペクティブ(手前のものは大きく写り遠くのものは小さく写る遠近感のこと)こそ人の目に近いものの、
視界という観点で見れば人の目より遥かに狭い範囲しか写すことが出来ないためです。

人間の目の視界は年齢などによってもかなり変化するようですが、およそ120度程度と言われていて、
これをレンズに置き換えると10mm以下(35mm換算)という事になりますからコンパクトカメラなどではカバーできるはずがありません。

私が昔使用していたフィルムカメラ用レンズで使用頻度が一番高かったのが NIKON の 20mm でした。
この手の広角レンズは撮り方を間違えると全てが小さく写るだけのつまらない画になってしまいますが、
人が両目で見た景色と、ファインダー越しに見た景色との視界の差に、それほど違和感を感じずに使うことが出来ていました。

先の理由からすれば、20mmでも人の視界よりは遥かに狭いはずですが、ここが面白いところで、
人間の目は120度見えると言っていても、有効視野はおよそ20度位とされており、それはレンズに例えると約100mm。
肉眼で注意して見えている範囲はその程度の狭い範囲であり、その周囲はおぼろげながら見えているだけと言う事。
なので 20mm という焦点距離は私にとって 人の視界を表現するのに使いやすく感じたのだと思います。

ちなみに肉眼では、視界の中心付近はモノをカラーで捕らえていますが、視界の端のほうは色さえ判断できないんです。
試しに赤や青など色のはっきりした物を、視界から外れるぎりぎりのところまで外に出していってみましょう。
この場合視界から外れるまで色が判断できると思います。
では逆に、視界の外から中へ入れてきてみましょう。するとある程度視界の中心に入って来ないと色が判断できないはずです。

中から外に出していくと視界の全域で色が分かるのに、外から中に入れてくると視界の中心でしか色が分からない....。
人の目は脳がその色を記憶するので、中心で一旦色を判断できたものは外に外れていくまで色を感じますが、
視界の外から入ってくるものは脳が色を認識していないので目だけでは色を判断できないんですね。

写真を研究していくと、こうした人間の目の特性なんかも興味深く感じてきます。


(2165) 風もインフルエンザも変わりなく    2009/05/21

いよいよ全国的に広がり始めた新型インフルエンザ。
まずは海外で始まり、徐々に日本にやってきて、いったん日本に入ったら急速に全国展開していくあたりは、ファッションなどの流行にも共通します。

今現在は国内感染数百人というレベルで留まっていますが、実際のところ国民全員を調べたら数千人や数万人規模に膨らむことは間違いないと思います。ところでこのインフルエンザ、ニュースなどではかなり注目されていますが、私はそれほど深刻ではないような気がしています。こんな事を書くと怒られてしまいそうですが、一般的なインフルエンザだって十分危険な病気と言えますし、風邪が原因で命を落とす人だっているわけですから、特別な病気を警戒するよりも、日頃から体調には気をつけましょう...というのが本音です。

そういう私も今日は静岡は浜松に来ており、なんだか寒気がするわけですが、1日中エアコン直下にいて体が冷えたためと思われます。近頃睡眠不足が続いたため今日は体をいたわって早く寝ようと思います。


(2164) 何かにはまるとき    2009/05/20

家に帰ってPCの電源を入れ、アクセスするWEBサイトが毎日決まっているのは、行きつけのスーパーで買い物をするよりも日常的になっています。会社に行ってPCの電源を入れ、まずメールの受信から仕事が始まるのは、今や社会人の常識になっています。

ただ、このどちらもがパソコンという同じ道具を使うから、仕事をしながら実はプライベートな時間だったり、逆にプライベートな時間にも仕事の事を考えなくてはいけなかったり。なんだかメリハリの無い世の中になってきました。

ではいっそうの事、プライベートの延長で仕事が出来るような職種を選んだらさぞ楽しいのでは?なんて高校生のような事を言ってみても、やっぱり楽しい事は苦しい事があるから楽しく感じられるのであって...。

近頃は毎日楽しい事を探しています。それって今が十分楽しいという事です。


(2163) フィルムに教えられる事    2009/05/19

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”もみじ” と聞いて思い描くのは、秋の乾いた空気に少し寂しげに揺られる真っ赤な葉というイメージが圧倒的に強いと思います。
でも、春の柔らかな光に照らされた、透き通るような緑の ”もみじ” も私は好きです。今日はそんなすがすがしさ に包まれた MINI の写真。

私は人に写真の面白さは伝えるけれど、写真の撮り方や仕上げ方はあまり教えないようにしています。

技術や知識はその気になれば誰でも身に付きますが、感じ取る気持ちは人に育てられるものではないと思うからです。
写真機が電子デバイスへと進化した現代では、感じ取る気持ちよりも使いこなす事に夢中になってしまいがちですから余計に気をつけるようにしています。

例えばフィルムでモノクロ写真を撮っていた人は、デジタル写真をモノクロにしてもなかなかフィルムのような仕上がりにならない事に驚くと思います。
モノクロ写真は色を抜くだけでは上手い表現に繋がらないという事に気付くと、人の写真を見る事が楽しくなります。


(2162) 車はお金が掛かります    2009/05/18

最寄り駅の一駅手前で下車。たまには1区間くらい歩いてみるのも良い。本当はそれが夜ではなく夕暮れ時で、片手にフィルムカメラでも持っていれば最高なのだけれど。

暗くなった近所の公園には、黄色い三輪車が一台寂しげに残されていて、それがただの忘れ物なら良いけれど、もし家に帰れなかったのが三輪車だけではなかったと想像すると、親でもないのにいたたまれない気持ちになる。

帰宅するとポストには iR MAKERS から車検のお知らせが届いていた。金銭面だけ考えるならどこかに依頼するよりもユーザー車検に行くのが一番安上がりだけど、今回はもろもろの修理もあわせて行おうと思っている。納車からもう2年が経過したというのに、私の走行距離は6,000kmだけ。約10年落ちの車なのにODOメーターは1万キロ以下。

それでも今回は多分エンジンを下ろすことになる...。


(2161) 大きく育てて株分けを目指す    2009/05/17

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昨日、有楽町まで行ったついでにペンギンビレッジに寄って来ました。私行きつけのペンギンビレッジの支店がここにはあるのです。おかもち水槽にナンヨウハギ1匹だけでは寂しいので、小さなデバスズメダイがいたら買って来ようと思っていたのですが、なぜかウミキノコを片手に帰宅。

ウミキノコはその名の通り海の中に生えるキノコのような珊瑚。アクアリウムの世界でも水族館でも比較的人気のある種類のようですが、私は今回始めての購入。それも一般的にウミキノコというと ”エリンギ” くらいの大きさですが、私は小さいもの好きなので ”しめじサイズ”。ちょっと大きな ”なめこ” 位と言ってもいいかも。

大きくなってきたらカッターナイフで株分けすれば、オリジナルのクローンが簡単に育てられる事で有名なソフトコーラル。なので水質も光も神経質にならず初心者にも飼育が可能とされていますが、実際には奥が深くて、2次ポリプを完全に開かせるのは水流にまで気を使うようです。(1次ポリプはサボテンの棘のような部分で、2次ポリプはその先に咲く花のような部分)

昨日早速水槽に投入し、今日の段階で1次ポリプは開きましたが、2次ポリプはわずかに芽を出す程度。今後水質と温度と水流の調整が必要でしょう。あ、夜になると1次ポリプも引っ込んでしまうので左の写真のように完全に ”しめじ” になります。


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