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(2180) コーヒーはこんなに飲めないけれど    2009/06/05

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”キリンFIRE 挽きたて微糖” を購入すると付いてくるオマケ。MINI Jack オリジナルプルバックカー。MINI オーナーにはおなじみの MINI Jack は、毎年、岡山国際サーキットで行われる MINI のイベント。今年で12回目を迎えるこのイベントが MINI 誕生50周年と重なる事から、キリンとの協賛でこのような企画が立てられたようです。さすがに MINI はイベントスケールが違います。

全部で15種類あるデザインはどれもディテールまで素晴らしい出来栄えで、単にカラーリングが違うというだけでなく、モデルごとにウインカーの位置が違っていたり、テールランプがMkT、MkU、MkVと忠実に再現されていたり、燃料タンクもシングルタンクとツインタンクが存在したりで、とてもオマケとは思えません。

私は普段この手のオマケにはまず興味を持たないのですが、今回ばかりはコンビニを15件ハシゴして全て揃えました。15件で15種類をゲット...。何か良い事がありそうな予感がします。でもこのシリーズ、実は16種類目が存在して、それは今月14日に開催される岡山のイベント会場のみで専用ケースと共に販売されるそうです。

岡山までは流石に遠いのと、今、我が愛車はミッションのオーバーホール中で残念ながら行けそうにありません。


(2179) あなたは人の何を見ていますか    2009/06/04

昔、よく一緒に仕事をさせていただいたカメラマンの方と久しぶりにお話しする機会がありました。映画やCMやミュージックビデオの業界ではかなり有名な方で、私が知る限りステディカムでムービーを撮らせたら右に出る人はいないと思える尊敬に値する方です。6,7年ぶりの事でした。

技術的な話や機材の話は勿論出るのですが、それ以前に、ブランクが開いたからこそ感じる ”凄み” というのが、知識やテクニックではなくて ”情熱” であることがダイレクトに伝わってきました。損得勘定や効率や段取りよりも、どうしたら自分が求める理想に近づくかを一心不乱に追い続けている様が非常にかっこよく、憧れさえ感じました。

カメラマンですから話す事が仕事ではないはずなのに、脳ある鷹は爪を隠すとでも言うのでしょうか、会話には無駄が感じられず、「ああしたら上手く撮れるよ」 とか 「○○を撮るならこうするのがコツだよ」 とか安い発言ではなく、「今度撮る映画ではこんな工夫をしてみようと思うんだよ...それってどうかなぁ?」 と逆に意見を求められたりして、私より一回りほども年上の方の言葉とは思えない真摯な姿勢に、ただ頭が下がる思いでした。

人を感動させられるような画が撮れる人は、ファインダー越しに多くの人の心までも見て来たのだと、この時強く感じました。


(2178) 毎日見たくなる写真    2009/06/03

日本人は写真を飾るという文化に乏しい国と聞いたことがあります。

確かに、海外映画などを見ていると、玄関に写真スタンドが飾られていたり、部屋の壁に掛けられていたり、勿論自分の部屋にも置いてあったりするのをよく見かけます。日本でそれを探して思い当たるのは、仕事場のデスクに子供の写真を飾っている人を見かけるくらいでしょうか...。

そういう私も実は自分が撮った写真を部屋の目の届く所に飾った事がほとんどありません。理由は簡単で、飾るほど満足のいく写真がこれまで撮れていなかっただけの事です。

今年に入って何度か、過去に撮りためたモノクロプリントを見直す機会がありました。不思議なもので当時の自分としては満足のいかなかった写真も、今見直してみると案外悪くなかったり、場合によっては 「コントラストを下げて焼直したら結構良くなるんじゃないだろうか?」 なんていう発見もあったりして面白いです。

数年寝かせた1コマが今頃になって飾ってみたくなってきました。


(2177) キャンドルとライティング    2009/06/02

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余っていたワックスで作ったキャンドル。最近の私の中でのヒットは、陶器を使ったボトルに、下8割をカラー、それに蓋をするように上2割をホワイトのワックスで覆うデザイン。火を灯し、数時間するとホワイトとカラーが混ざり始めて徐々に色が濃くなっていく演出。

顔料の配分と芯の選定もだんだん分かってきたので、途中で炎が消えることも無く安定した燃え方になりました。

その他、もし完成度として低いところがあるとすれば、若干香りが薄い事。自然成分から抽出した精油は香りが薄いわりに少量なうえ高価。でも急激に気化したりはしないので、キャンドルに使うには気泡が出ず都合が良いです。私は最近贅沢にもこれを使っているのですが、市販されている ”アロマキャンドル” は火をつけた直後からくどいくらいの香りがします。

どう考えてもあれは精油ではなく、フレグランスオイル。つまりは蒸発しやすいアルコールに人工的な香り成分を配合したもの。ただ、気泡が入っていないのは不思議なのですが。

仕事から帰り、少しだけ迷う事。

キャンドルに火を灯すか、コーヒーや紅茶を入れるか...。これらはどちらも香りが主張し合うので同時使用は難しいですね。


(2176) 神様が歩く道     2009/06/01

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都会に訪れる夏の気配。

人工的な模様は、
自然の源である太陽によって作られた。


(2175) 何かと気を配る    2009/05/31

夜のTV番組で ”疲れ” について特集されていました。

疲れには体の疲れと心の疲れの2種類があるらしく、それぞれにつき簡単なテストがあったので私も試しにやってみたところ、体のほうは要注意範囲上限ぎりぎりの12でしたが、心の疲れは危険レベルの13を大きく上回って24。1ヶ月ほど仕事を休んで旅行にでも行ったほうが良いのでしょうか。

さて、人間の事はともかく、おかもち水槽の水温が近頃では放っておくと28℃近くまで上がるようになりました。部屋の温度は25℃位なのですが、ろ過装置のモーターと照明による発熱が原因で、海水魚の水温調節は26℃程度までが好ましく、夏場でも28℃を越えないよう心がけなければいけないので、今月中旬から部屋のエアコンは24時間掛けっぱなし状態になりました。それでも電気代は冬場より安いです。


(2174) 時期をずらしてくれればありがたいけど     2009/05/30

気軽に持ち歩ける ”お遊び端末” として 新型 iPhone のリリースを待ち望んでいる事は前にも書きましたが、世間的にはちらほらとそれらの情報が流出し始めているようですから、7月中旬と予想されている発売は結構濃厚かもしれません。

まあ、携帯端末ということで言えば iPhone ですが、今年中に自宅PCも買い替えを検討している私としては、恐らく自宅に iMac、WEBの更新用途にネットブックPCという組み合わせを検討していて、どちらにしても次期OSのリリース待ちの状態です。MACに関してはこの夏から秋頃にリリースが噂されている次期OS Snow Leoperd が注目を集めていますし、デスクトップPCに比べて非力なネットブック用 OSにヘビー級 Windows Vista というのは論外ですから、当然 Windows7 待ちということになります。

どうやらこの調子で行くと、リリースラッシュと共に、私の財布はだいぶ軽くなってしまいそうです。


(2173) 感謝は日頃からするべきですね    2009/05/29

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どういうわけかこの時期に私の身近な人達が次々と違う環境へと生活を移しています。

いろいろな仕事を通して何かと親しくさせていただいた方だけ考えても、一度に8人とのお別れとなりました。出会いがあれば必ず別れが来ると承知していても、時計の針が今日から明日へ移り変わるように気持ちの切り替えは出来ません。

そんな状況だからなのか、自転車に乗って見慣れた近所の景色を眺めているだけでも、幹線道路の工事に伴いカー用品店が取壊されていたり、銀行が無くなり新しい建物の建設が始まっていたりすることが気になって、いつの日かを名残惜しむように鮮明に刻まれた記憶だけが時代から取り残されているようで、少し切ない気持ちになります。

いつからでしょうか、手に入れるものと無くしたもののうち、失ったもののほうが多く感じ始めたのは。多分30代にもなると、簡単に手に入るものはとっくに自分のものにしていて、手に入れたくてもなかなか手に入らないものだけが残っているからそんなふうに感じるのでしょう。

社会人になってからのお別れは、学校の卒業式とはまた違った、具体的な寂しさに繋がるのだから、湿っぽい空気と数日続きのどんよりした東京の空だけでも、せめてすがすがしい乾いた空を誘ってくれたなら気持ちも少しは晴れるでしょうに...。


(2172) これからはどう管理するかが肝    2009/05/28

近頃、何かと 「写真をください」 という依頼を受ける事が増えまして、自宅PCの中身やらNAS(ネットワークストレージ)の中を総ざらいするような作業が続いているのですが、数万枚に及ぶ膨大なファイルを確認するのはおそらくどんなソフトを使っても簡単にはいかず、ましてそこにRAWデータが含まれたりすれば、専用現像ソフトでなければ一覧が難しかったりして、とにかく選定作業には時間が掛かります。

デジタルで写真を撮り始めた頃は、後々の整理の事など考えもしないためファイルネームは適当に振られており、それが故、フォルダ間でファイルをマージしようと考えても重複ネームで思うように整理できず、リネーム専用ソフトを利用したところで明日から取り込む新たなデータからは再びリネームが必要になったりして、つまるところカメラで記録されたユニークなファイル名をそのまま残す事が得策と1年程前に気付きました。これまでストックしてきたファイルもそのユニーク名に戻せると手っ取り早いのですが。

adobeのPhotoshop Lightroomなどは、RAW現像ソフトながらJPEGやTIFFファイルも含む多くの画像ファイルを一括管理できる機能を持っているので、今後はそういったソフトを利用するのが良いかもしれませんが、いかんせんSIGMAのX3F RAWデータはPhotoshop Lightroomでの現像では本来の画質が生かしきれないので、専用のRAW現像ソフトとの連携になります。

いろいろ検討はしているものの、未だに私はRAWデータを含む大量の画像ファイルを前に、整理整頓が苦手であります。


(2171) 椅子一つにもこだわりたい    2009/05/27

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昔から気になっているボールチェアー。欲しいなぁと思っているだけで、買えませんし、置けません。

エーロ・アールニオ というデザイナーの作品であるこの椅子。実に魅力的な形をしていて、実際に座ってみると周りの音がシャットアウトされて自分だけの空間が素晴らしく心地良いのです。閉所恐怖症の方はダメかもしれませんが。

しかも私が座ったタイプには内部にスピーカーが埋め込まれていてステレオサウンドが楽しめました。まさに究極のプライベート空間。ただ体の大きな外人さんが座っても窮屈にならないよう、写真で見るより随分大きなシロモノで、一般家庭に置いたらかなり圧迫感が出てしまいそうです。最近ではこのボール形状を透明のアクリルで実現し、球体内部に外光を取り入れられるようなタイプもあるようです。そちらは床置きではなくチェーンで屋根から吊るすのだとか。まるでゆりかごですな。

ただ、驚いてしまうのは一脚100万円近いお値段。約1/10の価格で偽物も出回っているようですが。


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