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(2260) 品川でジャムを眺める    2009/08/24

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デパートの地下食品売り場や、そこへ続くエスカレーターから見える、こんなふうなジャムの並びが私は好きです。

ロスで見たありふれたスーパーでは、こうして並んでいるものは同じだけれど、ただ色使いが奇抜だった事が印象的。
蛍光ピンクやグリーンのビンが沢山並んでいて、どう見ても体に良いはずが無い...それがアメリカらしかった。

品川の駅前で写真を撮るだけで、気持ちは数ヶ月前のアメリカまで飛ぶのですから、私にとって安上がりな旅行です。


(2259) いつまでたっても食べられない味     2009/08/23

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段ボール箱を買いに行くなら近所のホームセンターで十分なところ、昼過ぎからポツポツと雨を確認。
MINI でのお出かけは中止となり、電車にて新宿まで足を伸ばしました。これ、最近はいささか効率の悪さを感じます。

私の買い物の多くは新宿で事足りるので、何でも揃う店 ”東急ハンズ” にしても新宿店がメインです。
新宿駅で降りるとサザンテラスを歩くルートがオーソドックスなわけですが、
いまだに行列の出来る ”クリスピー・クリーム・ドーナツ” には驚きます。
私は食べた事が無いので分かりませんが、流行モノにしては行列が途絶えませんから相当美味しいのでしょうね。


(2258) 面白いアプリを見つけました    2009/08/22

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iPhone を購入してからというもの、喜び勇んで色々なアプリをインストールし、普通の携帯電話には無いようなツールを次々と試す事に面白みを感じていましたが、今となっては ”めぼしいアプリ” のほとんどを手に入れてしまっていて、ここしばらくは iPhone らしい機能拡張に乏しい日が続いていたところ、ちょっと変わったアプリを入手しました。

iPhone 用アプリには Dimension などの、”モノの大きさを測る” ものさしツールが数多くありますが、画面に目盛りが表示されて定規になるとか、iPhone 本体をスライドさせGセンサーからの信号を元にスライド量を計測するようなものがほとんどです。しかし今回見つけたこのアプリは離れた場所との距離を計測するツール。

iPhone から音を発生させ、その音が対象物に当たり跳ね返ってくるまでの時間差を計算し距離を算出するという原理。ただし音は気温によって伝達スピードが変化しますから、当然計測環境の温度を入力する項目も用意されています。情報によると20cmから4m程度まで計測可能との事。

実際に自分の部屋で壁までの距離を計測してみましたが、これが案外正確であることが分かりました。まずは手元にあったメジャーを使用して壁までの距離をぴったり1mにしておき、その位置から iPhone で計測スタート。結果は1.01メートルですから1cmの誤差。音の伝達スピードは気温15℃の時に340mくらいですから、今回のように1mの距離を計測する場合には気温を無視すれば1/170秒の時間差を検出している事になります。しかも計算は音を一旦デジタルに変換してから行うはずですから iPhone 本体のプロセスディレイを考慮すると、こんな正確な値が出てくるのが不思議なくらいです。

また、このアプリの良いところは、画面を切り替えると、検出した跳ね返り成分のピークを見る事が出来るので、例えば向かい合う壁の距離が近い時に発生する定在波を検出し誤った値を表示するような場合にも、検出した音のピーク表示から正しい距離がどれなのかを見分ける事が出来ます。

果たして実用になるかどうかは疑問ですが、発想は面白いですね。こういうアプリが増えてくると、次期 iPhone にはレーザーポインター機能が付いてもおかしく無さそうな気がしてきます。レーザー計測なら数十メートル離れた対象物をきわめて正確に計測できます。


(2257) 東京に沖縄の水族館    2009/08/21

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”沖縄美ら海水族館” まで行きたいのは山々ですが、そんな予算も時間的余裕も、もろもろ足りませんので、昨日は銀座のソニービルへ。

今年の夏の間だけ、ソニービルには 沖縄美ら海水族館 から珍しい海水魚達が来ています。水槽の数は少ないですが入り口にある巨大水槽は圧巻です。横幅5メートルもあるこの水槽は14トンもの海水が入っているらしく、アクアリウムと言うよりはそのまま水族館がやってきたという感じ。4丁目の交差点の目の前ということもあって、一般の見物客で常に人だかりが出来ています。普通は、「わぁ可愛い」 とか 「すごーい」 とか 「綺麗だねぇ」 というのが率直な感想かと思いますが、アクアリストの駆け出しの私からすれば、「え、屋外に設置して直射日光も当たるのに、どうやって水温管理しているんだろう?」 とか 「水換えはどれくらいの周期で、いつやっているんだろう」 とか 「換水ようの水は人口海水の元を使っているんだろうか?」 とか、ついついそういった方向から見てしまいます。

今回の目的はこのビルの最上階で上映されている3D映像の見学。アクアリウム映像を3Dで構成しているので、サメのような大きな魚を見ると本当に食べられてしまいそうなリアリティがあります。ここ数年の3D映像製作の現場は急速に技術が進んでいて、色々なノウハウも構築できてきたようです。私が今まで見た3D映像で効果的と感じたのはコンサートのLIVE映像ですね。皆さんも機会があればぜひ ”へんてこなメガネ” をかけて見てみて欲しいです。


(2256) 写真を見るということ    2009/08/20

昨日は写真展についてご紹介がてら書きましたが、今日はそんな写真展の見方について...。

写真の見方なんて人それぞれですから正解も不正解も無いと思いますが、私の場合、人が撮った写真を見る時は ”綺麗” とか ”カッコイイ” とかではなくて、どちらかと言うと ”見る” のではなく ”読む” に近い感覚で、”どうしてこの画を撮ろうと思ったのだろう” とか ”動く被写体のどこのタイミングを計ってシャッターを切ったんだろう” とか ”フレームの外には何があったんだろう” とか、漠然とした画の仕上がりよりも、どうしてその画を完成系としたのか、理由を考えます。

そしてもう一つは、写真展を見に来ている人達を観察します。どんな洋服を着て、どんな色の物を身にまとい、誰と、どんな画に足を止めるのか...。それって写真を見るより人間観察に偏っていますが、実はこれが結構面白いです。例えばカラフルな服を着ている人はデザインチックな写真構成の展示会に多かったり、一見 写真とは縁の無さそうな革ジャンにチェーンの怖そうなお兄さんがミュージシャンの写真展に来ていたり、そう考えると私は、毎日会う人に ”土色の服が多い” などと言われますが、モノクロ写真を好む理由もわかる気がしてきます。

これ、逆に言えば、写真展で写真を見れば、それを撮った写真家がいったいどんな感じの人なのか、なんとなくイメージ出来るとも言えます。勿論それが当たっているとか外れているとかでは無くて、それが写真を読むと言う事かと私は考えます。

写真展に限った事ではありませんが、ファッションセンスのある人が写真を撮ると、とても綺麗な仕上がりになっている事が多いです。勿論そこには写真やカメラに関する多少の技術や知識も必要ですが、それ以前に、現実の世界から切り取るべき自分好みのフレームというのが明確なんでしょうね。残念ながら私にはそういうセンスはありませんが...。


(2255) 日本でも大きなイベント    2009/08/19

日本で始めての国際的フォトイベントと言われているのは、来月4日〜6日までベルサール六本木で開催される ”東京フォト2009”。当然足を運ぶ予定でいます。

また、同時開催される ”PHOTO AMERICA展” が興味深く、東京、NY、LA、のアートギャラリーが集結と言われていますから、恐らくかなりの点数の作品が集まるものと思われます。現在出展が予定されている写真家の名前を見ると、かなり作りこみに力を入れるというか、非日常的な画が多そうな予感がしています。そんな中にもエリオットアーウィットさんの名前があったりするので、極端に派手な空想画と現実世界を切り取ったドキュメンタリーとが入り混じるような、いわばプロの写真家のフォトコンテスト状態なのかなぁと予想しています。

近頃は日本でも写真に関するイベントや展示が盛んなので、色々な刺激や発見があって面白いですね。


(2254) あなたの道具、私には宝物    2009/08/18

先日、都内にある家電量販店のカメラコーナーを見ていたら、商品について熱心に説明をする店員さんと、それを聞きながら ”半分くらいは意味が分からない...” といった表情を浮かべる女性客の姿がありました。女性客はそれが正直な感想なのでしょうし、店員さんも売り上げに繋げるために一生懸命なのでしょうから、どちらも本音トークという事になるのでしょうね。

そういったシーンを自分に置き換えて考えてみると、私の場合買い物に行く時点では既に購入する商品は決まっていて、”店員さんより詳しい状態” で望みますから、その時の会話は、やっぱりコレ良いよねぇ、とか、ところでいくらにしてくれるの?という値段交渉くらい。

きっと先の女性客と私では ”必要だから買う” のと ”欲しいから買う” というそもそものきっかけが違うのでしょう。

必要だから...という意味で私のケースを考えてみると、お役所の手続きだったり、保険や公共料金の仕組みについて説明を受けているような状況に似ているのでしょうか。確かに自分があまり興味の無い説明を延々聞かされるのは得意ではありませんし、何度聞いても理解不能だったりします。

ただ、あの時の女性があそこでカメラを買う事で、写真の楽しさをもっともっと知ってもらえたら良いなぁと思います。


(2253) もうすぐ夏も終わりです    2009/08/17

世間では今頃になって急激に ”新型インフルエンザ” が再流行してきたと聞きます。高温多湿に弱いとされるウィルスがこの日本の ”過ごし難い夏” にどうして流行し始めるのでしょうか...。この調子で行くと秋や冬には爆発的な広まりを見せそうで怖くなります。私も近頃は何かと体が弱くなってきていますから、これからの季節の変わり目には体温管理に気をつけようと思います。

今年は例年以上に夏が駆け足で過ぎていくようで、昨日の日曜日にはヒグラシが鳴いているのを耳にしました。あの鳴き声を聞くと ”もう夏も終わりだなぁ” と実感します。そういえば昔、あのヒグラシの鳴き声をCDにして部屋で聞いていた事があります。風呂上りに冷房の聞いた部屋で74分間ヒグラシが鳴き続ける...。


(2252) 私の見解はポリマーが一番     2009/08/16

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昨日よりも幾分涼しくなると言われた今日の東京ですが、結果的に真夏の日差しになりました。おのずと MINI の出番です。

昼間はちょっとした買い物にわざわざ遠くまで出かけ、夕方涼しくなってから洗車。
ここで、約1ヶ月前に施工したボディーへのグラスコートが想像以上に厄介なシロモノであることが分かってきました。

グラスコートはワックスの変わりにボディの表面に薄い膜を作る事でコーティングとなり塗装面を保護するものですが、
いくらグラスコートと言っても長時間水に当たったりしていると少しずつその成分が溶け始めます。これはワックスやポリマーも同じです。
ただ、グラスコートは より強力な膜となるよう樹脂に近い成分で作られていますから、雨などで解け始めた水がガラスに付いたりすると、
水の流れた跡がそのままガラスに残ります。そしてこれがウエスで拭き取ったくらいでは取り除く事が出来ません。

簡単に言うと、雨ざらしの車に良く見る ”水垢” がグラスコートの成分で固まってしまうという事です。

今更ながらこれは厄介なものを施工してしまったと少し後悔しています。勿論、洗車で濡らす程度なら水はじき抜群で最高ですが...。
普段ボディカバーを掛けてあるので直接雨が当たる事は無いとはいえ、隙間から入り込む水や、徐々にカバーを浸透してボディに伝わる水は、
防ぎ様が無く、しかもそれが逆に長時間水に触れている原因にもなっている気がします。

本気でカバーを使う人は、同じカバーを2つ購入して2重に掛けると聞きますが、やはりそういった工夫が必要でしょうか。


(2251) 浮いたお金で    2009/08/15

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時計の電池交換に向かったのは新宿のヨドバシカメラ。このお店は私の頭に浮かぶような商品は何でも揃っています!

所要時間10分程度。番号札と引き換えに息を吹き返した時計が戻ってくる...しかも本来2,100円の交換代金が無料でした。
ヨドバシカメラの事なら何でも知っていると思っていましたが、”修理ポイント” なる存在は知りませんでした。
いつの間にか私のポイントカードには修理専用のポイントが溜まっていたようです。

気を良くした私はその足で紀伊国屋書店でロバートフランクの代表的な写真集 ”THE AMERICANS” を購入しました。
1955,6年の作品で、これまでにもう5,6回は復刻されましたが、
今回の2008年版はご本人監修のもと、紙質にも拘ってデザインされたとの事。

今から約60年前に、固定概念で固められた写真の世界に自由を与えた有名写真家 ”ロバートフランク”。
この写真集を見て今感じる事、これから何年かしてようやく分かる事、色々な要素がここから読み取れます。


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