たまには一人で色々考えてみたいなんて理由から、行動に移したのはお昼前。結果的に目的地は伊東だったのですが、そこにたどり着くまでには色々ありまして。
せっかくの休日でETC車載器装着済み!となれば何としても東名高速を使うルートをチョイスしたくなるもの。東京インターから
”大井松田あたり” までの ”ナビに言われるがままの道順”
で先を急ぎました。世間の夏休みはとっくに終わったはずなのに、下り車線はやはり十数キロの渋滞...。ここまでは一応想定しておりました。
しかし、問題はこれから..。燃料タンクの中が錆びないようにとの配慮で、自宅駐車場に止めてある私の MINI
は常にガソリン満タン状態。どこへ行くにも ”まずは給油して...”
などと出足をくじかれる事無く、コレが実によろしい。だから今回も自宅を出発した時は満タンでしたが、東名高速の渋滞の列の真ん中で、なぜか燃料計の針は
Empty の遥か下...。これには焦りました。いくら渋滞が長く続いたからといって、満タンだったガソリンが底をつくほどにはなりません...。
発進すると数ミリだけゲージが上がり、停止すると Empty。
メーターが壊れたか、タンク内のフロートが機能していないか、ガソリンが漏れているか、そのどれかに違いありません。もしガソリンが漏れていたらそのままでは大惨事に繋がります。しかし次なるインターチェンジはまだまだ遠い。しかも長い渋滞の中。
緊急ですぐに止められるように左車線へレーンを移し、だましだましの走行で海老名サービスエリアへ到着。ボンネットを開けエンジンルームの確認と車の床下を点検しましたが漏れている様子は無くガソリンの匂いもしませんでした。タンクのキャップを外し中を覗いてみれば、すぐそこにたっぷりのガソリンが見えました。念のためどれくらい減っているかを確認するために、ガソリンスタンドのおじさん協力の元、満タンまで入れてみると...、7リットルちょっとしか入りませんでした。どうやら漏れてはいなかったようです。それと同時に燃料計の針は満タンを指しました。
これまで常に満タン状態でしか走っていなかったため気付きませんでしたが、私の車は7リットル程ガソリンが減るとメーターは
Empty を指してしまうようです。もともと MINI
の燃料計はかなりアバウトな表示ではありますが、私のはちょっと極端すぎますね。しかも MINI には Tripメーター
がありませんから、大体何キロ走ったらタンクが空になる...という目安も分かりません。ODOメーターはありますが日をまたいだら忘れちゃいますし。今日はGPSの
Tripメーター 機能で走行距離を計測しながらの走行となりました。
まあ人間というのは怖いもので、一旦、この事実を知ってしまえば、その後、燃料計の針が下に貼り付いていても動じなくなりました。帰り道なんて、秦野中井で高速に乗る前は満タンだったのに、5区間走行した東京インターで降りたら
Empty。
MINI
は燃料タンク内のフロートが調子悪くなるケースが多いと聞きますからきっとそれかと思われます。修理するかどうか検討中。
そんなわけで、渋滞の影響もあり、伊東の温泉に着いたのは17時過ぎ。今日は宿泊の予定も無く日帰り予定でしたから、現地にいたのはせいぜい1時間半程度。でも、露天風呂から見える目の前の絶景が一番の目的でしたから、暗くなる前の到着で何よりでした。久しぶりに歩いた夜の砂浜では、満月を1日だけ過ぎた明るい月が海面を照らしていました。 |