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(2290) 静かに過ごす毎日は    2009/09/23

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ここのところ ”えたいの知れないウィルスによる食中毒” で、闘病生活が続いておりますが、気持ちだけは明るく行きたい!というのが本心です。

外に出たくても出られず家の中でじっとしていると、カラカラーン、カラカラーンと、近所の自動販売機にジュースを補充する音が聞こえてきたり、
綺麗だと思っていた部屋の中が思ったより埃っぽく汚れている事に気付いたり、意外と多くの人がこの日記を見て私の ”生存確認” をしている事が分かったり、
普段気にしないような事に再発見があったりします。

世の中は皆他人のような振りをして、案外身近なところで繋がっていたりする事ににも、また気付きます。


(2289) 頭は冷静に動くようになりました    2009/09/22

今朝になっても大きな回復の兆しは無く、ただ医師が処方する解熱剤の威力で薬が効いている間は熱が下がり体は楽になりました。ただそれと引き換えに今度は激しい腹痛が始まり、一般的な ”お腹が痛い” レベルではなく、夜中でも無意識に苦しみの声を上げてしまうほどの激痛が24時間続いております。

この症状からして明らかにインフルエンザではなく、食べ物からくる何らかの感染症のようなものである事は自覚しました。ただ、今回は幸か不幸か連休中の発症ですから、病院に行っても休日手当てしか受けられず、本格的には平日を待っての診断となるためこのままだと仕事も休む事になりそうです。

ちなみにこの腹痛の苦しいところは、食べても痛い、食べなくても痛い、トイレに行っても何も出ない(汚くてスミマセン)ですから、楽になる時はありません。ひたすら布団の中で苦しみと戦うのみです...。

今日は近くに住む兄がお見舞いに来てくれましたが、その時持って来てくれた差し入れの中に ”おにぎり” や ”焼きそばパン” が。一般的に風邪をひいた時は沢山食べて、お腹を壊した時は食べるのを我慢しなさいと言われますが、ここ2日ほど水分以外口にしていなかった上、大好物の ”焼きそばパン” を見せられてはもう我慢できません。しかもおにぎりの賞味期限も考えるとどちらも早めに頂くのが吉。

欲張った結果...腹痛がより酷くなりました...。何事も程々が大事なようです。とほほ。


(2288) 病は気からと言いますが    2009/09/21

昨日、銀座から帰ってきた時点では平気だったのに、晩御飯のパスタを食べた後から急に寒気がし始めて、3時間ほどで38.8度にまで熱が上がりました。これはいかんと言う事で一晩ぐっすり寝ればきっと良くなるだろうと期待しましたが、今朝になったら立ち上がる事すら出来なくなっており、結局39.6度まで上がってしまいました。

おそらくこれは ”話題のインフルエンザに違いない” と思い、病院へ行く段取りを始めましたが、いかんせん立ち上がるとまっすぐ歩けない状態でしたから、半ば ”救急車” のお世話を覚悟しながら手元にあった市販の風邪薬を飲んだところ、一時的に何とか車を運転できるまでに調子が良くなったため、その勢いで行きつけの病院へ...。

休日でしたから、私のような救急患者だけの静かなロビーで、鼻の粘膜を取りインフルエンザ検査を実施。結果的にA型でもB型でもなくインフルエンザではなかったわけですが、どうも理由ははっきりせず、恐らく昨日の夕食のパスタに何か悪い菌でも入っていたのだろうとの事。

解熱剤を飲んでとりあえずは回復に向かっていますが、油断をするとすぐに39度台まで上がってしまう。この症状はいったい何なのでしょうか?今年のお盆はいろいろあって病院通いをしていましたが、シルバーウィークさえも寝て過ごす事になりそうです。


(2287) なぜ写真を撮るのか    2009/09/20

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あまり人前に立って講演会なんて開くタイプの人ではないと思っていたけれど、今年2度目の 内田ユキオ さんの話が聞けるなんて、私にとってこの連休最大のイベントです。内田さん自身も、「本当に聞いて欲しい人は今日ここには来ていない人達なんだけれど...」 とおっしゃっていたのが印象的で、どうして写真家がステージでトークなのか?という ”そもそも論” からして興味深い1時間でした

話の内容をここで私が表現しようにも、言葉足らずな上、ニュアンスの違いや主観もプラスされますから意味がありません。興味のある方は是非 内田さん のエッセイを読んでみることをお勧めします。

日曜午後の銀座は、皆の足元に綺麗な影が出来ていたり、ビルに囲まれた歩行者天国ゆえピンポイントに強い光が差し込んだり、時計台を見るならNISSANギャラリーの中からが美しかったりします。


(2286) ツールをより良く使いこなすために    2009/09/19

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iPhone を使っていると、テーブルでの落ち着きの無さに気付きます...。いや、落ち着きが無いと言うのは ”私” ではなく ”iPhone” がです。

それもそのはず、iPhone は表面のディスプレイこそ平らでも、裏側は ”かまぼこ状にラウンド” していますから、卓上に置いた時は見た目的に収まりが悪いです。
そこでテーブルの上にも安定して置けて、使い勝手が良く、なおかつスタイリッシュなスタンドが BALMUDA Design がリリースする ”Smart Base” です。

これは単なるスタンドですから、Dockコネクターも、スピーカーも内蔵していませんが、薄めのジャケットを着せたまま気軽に置けて、抜群のホールド感が売りです。
何よりその絶妙なる角度のおかげで、iPhone を卓上に置いたまま操作出来、安っぽいわりに満足度の高いアイテムです。


(2285) どうしてそんなに元気になれるのか    2009/09/18

新大阪駅で在来線から新幹線へと乗り換える駅構内はいつに無く多くの人でごった返していました。金曜日の上り新幹線は混むのが通例ですが、今日はそれにプラスしてシルバーウィークを ”楽しく過ごそう” という人が重なったためでしょう。派手なトランクケースを転がしている人は遊びに行く人、黒っぽいケースを転がしている人は仕事を終えて帰る人。私がその後者だったのは少し悲しいです。

ゴールデンウィークに対してシルバーウィークと名づけたのは確かに分かりやすいかもしれませんが、春がゴールドで秋がシルバーというのはどうもしっくり来ない気もします。秋のほうが空気が澄んでいてカラッとしており、行楽シーズンという意味では適していると思う私は、そこにシルバーとつけられるのは多少納得がいかないと言いますか...。

いずれにしても ”世間様” はこうした連休に対し恐ろしく敏感で、数ヶ月前から旅行の計画を立て、今やチケット手配に情熱を掛けると聞きます。その行動力を少しは私も見習ったほうが良いと思えるのは、いまだにこの連休のスケジュールすら立てていない点で、恐らく明日は仕事の疲れを癒すという言い訳から ”お昼頃” まで寝て過ごしてしまいそうです。

いかんせん私は、計画を立てるためにまずは ”休養” が必要な人ですから...。


(2284) ますます便利に    2009/09/17

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iPhone があれば、その日泊まるホテルさえ名前だけ知っていればたどり着く事が出来る。いつも同じホテルに泊まるのは面白くないと感じる私には最高のアイテムと言う事です。

ところで最近、東海道新幹線N700系では社内で無線LANが使えるようになっています。NTT他、いくつかのプロバイダが利用できるようですが、iPhone では無線LAN使い放題(mobailpoint) が有効なプロバイダで、勿論それも対応になりましたから早速使ってみました。

いかんせん新幹線の移動スピードでは Softbank 3G回線 の受信はままならないでしょうから、この無線LANサービスは実にありがたいものです。

しかし少し不思議なのは、この無線LANサービスに限らず、以前からある車内専用ラジオなどにも共通して、”電波” という微弱な信号を利用する仕組みが、数万ボルトという高電圧とインバーターというノイズ元を常に身にまとう ”電車” の中で使える事です。いったいどのようにノイズ対策とエラー補正を行うのでしょうか?

そんな事より今日は、新幹線に乗って大阪に来ています。


(2283) どうやってお米は炊けるのか    2009/09/16

電子炊飯ジャーはどうして適量の水さえ入れてスイッチを押せば美味しく炊き上がるのか?私は前々から疑問に思っていました。

重要なのは、お米の量と水の量、そして火加減と加熱時間のはずですが、例えば ”5合炊き専用炊飯ジャー” というものがあったとして、5合以下でも5合以上でも無く、”ぴったり5合で炊けば美味しく炊き上がります” という炊飯ジャーであれば容易に作れると思いますが、時には1合、時には10合で炊く事もあるのに、どうしていつも ”ちょうど良い炊き上がり” でパチンとスイッチが切れるのか?不思議だと思いませんか?

ある人は、「時間でスイッチが切れるんだよ」 と言いますし、ある人は 「重さで切れるんじゃあないか?」 と言います。しかし前者の ”時間で制御” した場合、夏と冬では炊き始める時の水温が違いますから必然的に沸騰している時間に差が出てしまいますし、後者の ”重さで制御” しているとすれば、1合と10合では当然差が出てしまいます。炊き初めからの重さの差を計算しているんじゃないかとも考えましたが、現代のマイコン制御炊飯ジャーならともかく、昭和の時代にも炊飯ジャーは存在したわけで、その当時、炊き始めの釜の重さをメモリーし、炊き上がりを計算させる仕組みがあったとは考えにくいです。

いろいろと調べた結果、結論としては温度差検出であることが分かってきました。通常、水を沸騰させると約100℃で沸騰するわけですが、純水ならともかく、そこに有機物がまざると沸点が上がります。塩を入れるのが良い例だと思います。炊飯ジャーにお米と水を入れ、スイッチをONにして炊き始めた時は水の分量が多いので沸点は低く、だんだん炊き上がってくるにしたがって水の量が減ってくるため沸点が上がります。物理的に水分が減ってくる事で釜底の熱が逃げにくくなる事も関係すると思います。この温度差を炊飯ジャーの底にセットされた温度センサーが感知してスイッチを切る仕組みのようです。炊飯ジャーの底にスプリング式のスイッチのようなものが温度センサーですね。お米の入った釜の重さに左右されないよう、スプリングの力で釜底に常に一定の力でセンサーを押さえつけているわけです。

冷蔵庫や電子レンジを考えた人もすごいと思いますが、意外と単純と思われる炊飯ジャーの発明もなかなか奥が深いです。


(2282) 自分が気に入る作品すら撮れないのに    2009/09/15

私の撮った写真が欲しい...と言われた事はこれまでに数える程度はあったけれど、いついつまでに何でも良いから撮ってプレゼントして下さい...みたいなオーダーは今回が初めてです。

まあ半年も掛ければ何かしら撮れるだろう...くらいの気持ちで請け負ったものの、自分が気に入る写真と、相手に気に入ってもらえる写真は必ずしも一致しませんから、そもそもこういうオーダー自体おかしな要求と言うか、実現が難しい事に気付きました。既に出来上がっている作品を見て ”この写真を譲ってください” なら意味が分かりますが...。

課題は何でも良くて、デジタルでもフィルムでも構わない。とは言え、一番重要なのは自分らしさと考えれば、必然的にモノクロフィルムでスナップです。物撮りならともかくスナップ写真で一生見ていたくなるような作品など、半分は腕、もう半分は偶然の産物ですから、雲を掴むような話です。


(2281) 希望に満ちたノリモノ    2009/09/14

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自転車が好きな理由は ”どこへでも行けそうな気がする” から...。子供の頃からそう思っていました。


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