Windows から MAC
に乗り換えてからというもの、基本的にはそのほとんどが以前のPCより満足のいくものですが、唯一気になっているのが iTunes
起動一発目に限り Library
を見失う事。デフォルトのミュージックフォルダを使用している人は問題無いのでしょうが、私のように NAS 上に Library
を置いていると、iTunes 起動時 ”何らかの原因” によりそれがデフォルトの保存先設定に戻ってしまうのです。つまり、iTunes
を使う場合は毎回 Library のパスを設定してあげないと正しく動作しません。Windows の iTunes
ではそんな事は無かったのに MAC だとなぜダメなのか?
Apple
のカスタマーサポート担当と電話で話す事1時間...。アプリケーションの設定ファイルを初期化してみたり、新規に Library
を作ってみたりしましたがどうしても上手くいきません。もしかしたらアプリケーションに問題があるかもしれないとの事でアプリの入れ直しまでを行いましたが解決せず。最終的には
OS のクリーンインストールを行ってみましょう!と...。結局担当者もお手上げと言う事でしょうか。
電話を切った後、私なりに考えると、どう考えてもまだろくに使っていない MAC
のシステムファイルやアプリケーション設定ファイルが壊れるはずがありません。確かに iTunes が 8 から 9
にバージョンアップされ、Library のフォルダ構造などに変更は出ましたが、それとてファイルの居場所の階層が変わっただけであり、NAS
と ローカル接続が勝手に切り替わるのとは関係ありません。
Windows で使っていた iTunes で Library
へのパスが勝手に変更されてしまった時の事をよーく思い出してみると、ネットワーク越しに NAS
が見えなくなると自動的にローカルに切り替わっていました。と、言う事は MAC も?と考え、OS 起動後にまず Finder から NAS
にアクセス。その後 iTunes を起動すると問題なく使用する事が出来ました。そうです、MAC OS が起動した時点ではネットワーク上に
NAS は見えますがマウントまではされていませんから、その時点で iTunes
を起動してしまうと存在しないディスクを参照しようとしていたわけです。MAC OS
が起動した時点で自動的にマウントされるような設定にしたら簡単に解決する事が出来ました。
もう少しで OS までクリーンさせられるところでしたが、Apple
のサポートは実に親切でしたので好感が持てました。 |