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(2330) こういうのが学習材料    2009/10/23

昨日購入して昨日インストールと相成った Windows 7。導入事例としては世間的に早いほうだと思いますが、今日になってその挙動に若干の不安が出てきました。

と言いますのも、Windows にせよ Mac にせよ、アプリケーションを入れないことには何も出来ないからして、これまで自宅ではもっぱらの Windows 使いだった私は手持ちのアプリケーションの殆どが Windows 用なわけですからインストールだけでも数時間を費やします。

それらの過程で問題になりそうなところというのは大体察しがついているため、作業開始前におよその時間を予測しながら操作するわけですが、今回つまづいたのはまさかの Ourlook 設定。

インストールとアカウント設定は完了し、前PCからデータの移行も完了。メール受信は問題なく出来るものの、アプリを起動するたびにメールパスワードを要求されます。それでも一応やりたいことは出来ますが、都度パスワードを入力する手間がかかりますし、その行為自体がスマートではありません。何とか解決させたいものです。

この手の不具合に遭遇したらレジストリからユーザーキーの情報を削除する事で、次回起動時に正常なものが新規作成されるのですが、それさえも今回のケースではダメでした。

色々試す事3時間...。もう一度BootcampからOSのインストールを行う事にしました。

ちなみに昨日発覚した Mac の起動ディスクに Windows パーテーションが見えない件は、Apple に問い合わせたところ、あちら様も同様の現象が確認されました。つまり現時点での既知の不具合ですね。


(2329) インストール完了    2009/10/22

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昨夜、東京秋葉原では発売を待ち望んだファン1,000人以上が集まったそうです。Windows 7 への注目はもしかすると Windows 95 以来の大きなものなのかもしれませんね。

OSが新しくなったからといって、昨日と今日とで仕事のはかどり方が変わるとは思えませんが、新型が出たら気になるもの...これは機械好きなら皆同じでしょう。

そういう私も予約を入れておいた Ultimate を今朝購入。日本では今日の9時が正式リリースでしたから私は約30分遅れで手に入れることが出来ました。発売日に入手しないと気が済まない...という性格では有りませんが、たまたま今朝は目覚まし時計をセットし忘れ寝坊してしまったため、仕事への遅刻ついでに買い物も済ませたというだけの事です。

振り返ってみれば私はOSを単品で購入した事が有りませんでした。コンピューター本体を購入すれば何かしらのOSは入っていますから、それをアップグレードしていれば通常 ”単品で購入” する必要はなくて当然です。今回は Mac Book Pro へのインストールが目的ですからアップグレード版ではなく通常版が必要になったわけですが、これがいかんせん高い。私が購入した Ultimate だと4万円もします。でも今日は運良く ”神様がカンパ” してくれたので半額で購入する事ができました。

帰宅して早速インストール。Macへのインストールは Boot Camp を使用しますが、現時点で Windows 7 へはまだ対応していないはず。ネット検索してみるとインストーラーファイルのプロパティを書き換えたりして対応するようですが、まずは自分で体感しない事には信用しない私の事。駄目元でインストールしてみるとこれが問題なく動作してしまいました。

ただ、なぜか Mac のシステム環境設定内の起動ディスクに Windows が見えません。optionキーを押しながら起動すればどちらも選べるので困りませんが、どうもすっきりしません。今日は早々に寝るとして、明日以降じっくり調べたいと思います。


(2328) 初めて使ったフィルム    2009/10/21

Rollei infraredフィルムが現像から上がってきたので新宿のカメラ量販店までピックアップに行ってきました。

以前の日記にも書きましたが、現時点で手に入る唯一の赤外フィルムであるRolleiですが、そのプリントサンプルなどはwebに公開されていても、撮影データに関しては殆ど存在しません。目に見えない赤外光にフィルムを感光させる訳ですから、カメラの露出計は当てにならず、撮影時の光の加減に合わせて感覚で露出を決定します。

私は赤外フィルターではなくR60(赤フィルター)を付けて撮影しますから、”赤外光+濃い赤成分に反応するはず” という憶測のもと、嘗てのKonica infraredフィルムの基準露出、1/60秒、f5.6を目安にして、状況に応じて1段絞るという撮影を心がけてみました。

今日の時点ではプリント依頼のためそのままネガを預けてしまった関係でここに掲載することは出来ませんが、Rolleiの赤外フィルムはKonicaより赤外光に対する反応は弱いようで、Redフィルターでの撮影では、一般的なモノクロフィルムにコントラスト強調用のオレンジフィルターを組み合わせたような仕上がりになりました。天気と雲に対して非常に気を使う必要が有りそうです。

今回の経験を元に、同じフィルムでまた撮影に出かけようと考えています。

さて、カメラ量販店まで行ったついでに、店頭で ”お祭り騒ぎの準備” とばかりに明日の発売に備え着々と進められていた Windows7 のパッケージを一つ手に取り、予約を入れてきました。


(2327) 気に入ったものを自分で作るのも良し    2009/10/20

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写真は我が家の ”おかもち水槽” 立ち上げ当時の画。そして気持ちは先日横浜のペットショップで実物を見るなり感動してしまったマメデザインのマメエコライト。マメエコライトは、エコ時代とデザイン性とアクアリウムとの組み合わせが見事なまでに融合して、今欲しいものを挙げるとすれば間違いなくNo.3に入る絶品です。

現在はまだ販売されておらず年内発売が目標との事ですから、”色々考えるには” 多少の有余があるわけですが、そこで、帰宅して我が家の水槽を眺め、よくよく考えれば ”そもそもサイズ的に適合しないのではないか?” という問題が浮上してきました。

マメエコライトは現時点の規格でリリースされればライトの奥行きは15cm。我が家の ”おかもち水槽” は奥行き18cm。一般的に30cm水槽と言うと30cmキューブ(幅と奥行き共に30cm)を思い浮かべますが、私のはそれよりも小さいわけです。部屋のインテリアとして見た時、このサイズが今の環境にマッチしていたというのが理由です。

さて、この奥行き18cmの水槽に15cmのライトの組み合わせるなら、普通で考えれば十分なゆとりを感じますが、外掛け式ろ過装置の水槽内への出っ張りを考えるとそれが3cm以上必要になり、結果的にマメエコライトが上手く収まらない事が判明しました...。

私の中での密かな思惑は、近いうちに外掛け式フィルターをマメオーバーフロー(これも近日発売が予定されているマメデザイン製品)&外部式ろ過に変更することでスペース確保を予定していましたが、どうやらマメオーバーフローを強引に外部式ろ過装置と組み合わせる事は難しいとの事で断念。

ならば、何だかんだ言っても結局憧れている30cmキューブ水槽への変更で根本的に問題を解決するか...とも考えましたが、それって各器具を一から揃え直すということなのでコストパフォーマンス悪し。

今現在は、色々考えて結果的に何も進んでおりませんが、ちらほらと頭をよぎり始めたのが、LEDライトの自作。マメエコライトのようにRGBを別々に制御して設定時間に朝日や夕日の再現...というのは少し大変かもしれませんが、まずは単色で構成するなら部品さえ揃えばすぐにでも製作可能です。ただ、3W-LEDは1個3千円以上しますから、それを複数購入となると結構なお値段...。それに、いずれ手を伸ばしそうな色の制御も視野に入れるとそちらの回路設計やテストにもお金が掛かります。

ここまで考えてみると、LEDライトが欲しいのか、マメエコライトの可変色制御やデザインに憧れているのか、水槽の拡張を考えているのが、電子工作がしたいのか、自分でも良く分からなくなってきました...。


(2326) デジタルの平日、アナログな休日    2009/10/19

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昨日のカメラ散歩に持っていった MINOLTA CLE。ライカMマウントが使えるお気に入りのボディです。

近頃フィルムで撮影する際は Nikon New FM2 を使用していたため、
同じ小型ボディといってもレンジファインダーのこちらは布幕シャッターですから、
レリーズ時のシャッター音と手に伝わる振動が随分小さく感じられ心地良いです。

デジタルカメラに慣れたここ数年は、ボディ背面に大きな液晶ディスプレイが際立って、
目の前の現実より画面に映し出される情報に意識を奪われてしまいがちですが、
その点パトローネを覗くための小窓すら付いていないこの時代のカメラは、
フィルムの紙パッケージを切り取って背面ポケットに入れておく ”アナログ感覚” が
スナップ撮影と実に相性が良いと私は感じています。

数ヶ月前にオーバーホールにて調整してもらったファインダー二重像の縦ずれも、
今は気持ち良いくらいに補正され最高のコンディション。

デジタルよりもゆっくりと休日を過ごせます。


(2325) 秋の空と、秋の花     2009/10/18

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休日ともなれば日頃の疲れを解消すべく、おのずと起床は遅くなる...。簡単に言うと今日も朝寝坊という事です。

昼過ぎからの行動では出来る事など限られますが、せっかくの秋晴れなら外の空気を吸わなくては勿体ない。
バックにカメラを忍ばせれば見えてくる景色も違って映るでしょう。

今日はいつもと逆方向の電車に乗って都心から離れて立川にある昭和記念公園へ。

珍しく冷蔵庫で在庫を切らせたモノクロフィルムを近所のカメラ屋さんで購入し、
お店にすら2本しか置いていなかった現実に不安を感じつつ、気持ちは晴天の空の下。

この公園を歩くのは始めてでしたが、運良く今日は入場料無料Day。些細な事ですがうれしいものです。
丁度今時期はコスモスが満開で、視界に入り切らない程沢山の花が咲いていました。

掲載したのは日記用に持っていったデジカメの画です。

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(2324) 慎重にテストすべし    2009/10/17

Windows7 のリリースまで一週間を切りました。

私の Mac Book Pro もパーテーションを切って半分は Windows で運用するつもりでいますから、そろそろ考えたいのがデータファイルの共有です。簡単なところでは Windows の My Documents フォルダには Mac からでもアクセスできないと困りますし、その逆もしかりです。

NAS(ネットワーク共有ストレージ)を経由すれば簡単に解決できるのは分かっていますが、それでは転送速度が著しく遅くなるので何とかローカルドライブ同士でやり取りしたいもの...。

ローカルドライブもしくはリムーバブルメディアを使う場合に Mac と Windows 間で問題となるのがファイルシステムの違いです。Mac は HFS+ 、Windows は NTFS。Mac の最新 OS である Snow Leoperd では、Windows の NTFS フォーマットに対し読み込みは出来るようになっていますが書き込みは出来ません。そこで NTFS への書き込みを可能とするためのユーティリティソフト (この場合は代替ドライバーのようなもの) をインストールする事で対応させます。

世の中にはいくつかの方法があるようですが、まずはフリーで使える ”NTFS Mounter” なるものを試してみました。しかし結果的には私の環境ではこれは NG に終わりました。Windows で NTFS フォーマットした外付けUSBドライブに写真RAWファイル10GB(800ファイル)程度をコピーし Mac に接続。しばらくは問題なく使用できましたが、何度か RAW 現像ソフトで読み書きしているうちにフォルダの中身が空っぽになりました...。テスト運用でよかったです。

同じ方法で2回試しましたが、2回とも同じ結果になりましたから何かあるのでしょうね。データの取り扱いは非常に重要な行為ですから、今は、”NTFS Mounter” の使用をやめて ”MacFuse + NTFS-3G” を試しています。


(2323) 自転車に射す光    2009/10/16

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天気が良い事。風が弱い事。気持ちが晴れている事。

出来れば朝早く起きる事。

そのどれもが揃った時、
最高の自転車日和となるでしょう。


(2312) いろいろな可能性    2009/10/15

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徐々に秋も深まってきたなあと感じる頃には街もイルミネーションで華やかさが増してきます。

イルミネーションを写真に納めようとデジカメのシャッターを切っても、 仕上がりは思いの外明るくなりすぎてしまったり、逆に暗い背景に灯りが ポツポツと、みたいな事になりがちです。これは暗い背景に浮かぶイルミ ネーションは明るすぎてデジカメが許容するダイナミックレンジを超えて しまうことが原因です。機械は人間の目のように明るさの異なる画をイ メージの中で合成してくれませんから当然です。

しかし近頃ではカメラがごく短い時間差で露出の異なる画を2枚撮影し自動的に合成する事で1枚の写真にダイナミックレンジを圧縮する機種も店頭に並ぶようになりました。この合成方法を一般的にHDR と呼んでいます。このHDR、本気で始めると元素材が2枚では足りず最低3枚から5枚は必要になってきます。輝度差の激しい被写体程、部分的に露出を合わせた画を何枚も撮影する必要があるわけです。勿論この場合はカメラでは合成出来ませんからPCでの後処理になります。最近ではHDR合成に対応したソフトも増えてきました。

ただHDRを行なうには三脚を使用して完全なる同ポジ(同ポジショ ン)で撮影する必要がありますから気軽には撮れません。

そこで利用したいのがRAWデータです。RAWはJPEGにくらべて撮影後の調整幅が広いですから、ある程度の輝度差の被写体なら1枚の写真からHDRを行なう事が可能です。これなら手持ち撮影でもOkというわけです。

と、ここまではコンシューマー機器のお話。プロ用機材の中には動画をRAW記録するメーカーが増えてきています。つまりそれは動画をHDR合成するのが常識になりそうな予感がしているわけでして、既に動画対応したHDRソフトも存在します。テレビの世界はお金がありそうで無いので編集に手間暇の掛かるHDRの導入は難しいかも知れませんが、こういった効果を好むミュージッククリップや映画の世界では当たり前の技術になると考えています。(CMの世界は今でもフィルム撮影が9割です)

さてRAWデータのルーツを考えてみると、それはやはり写真の世界から始まっています。という事はデジタル一眼レフの動画撮影が ”もてはやされる昨今”、それがRAW動画へと発展する日は容易に想像出来、やがて映画やミュージッククリップの業界にまでデジタル一眼レフが持ち込まれるのが自然な流れではないでしょうか?

そうなるとプロ用機器とコンシューマー機器が逆転する日が来るということになりますが...。なぜって、多くのプロ用カメラのイメージャーより、デジタル一眼レフのイメージャーのほうが大きいからです。


(2311) 人を観察する事も大事    2009/10/14

お店のレジでお釣りを渡される時、近頃では 「まず大きなほうから、千、二千、三千、四千と、お後、五百円になります」 といった具合に、店員とお客さんによる共同確認作業...みたいな流れがごく自然に交わされるようになりました。私もアレ大いに賛成です。

海外に比べたら日本という国は、偽札が出回る事も殆ど無いですし、お釣りを渡す時にチョロマカされるような心配はありませんから、何もそんなに慎重に確認作業を行う必要性は感じないのですが、何が有難いって、お札と小銭を分けて手渡されるところがポイントです。

昔はレジで渡されるお釣りというと、お札の上に小銭を載せて、場合によってはお札と小銭の間にレシートを挟んだりして、”渡すほうは良いが、渡されるほうは財布に収めにくい” という思いやりに欠けるところがありました。しかし今はお札を数える事でおのずと小銭とは別渡しになり、小さな事ですが渡される側はスムーズなやり取りが実現できています。

そういう意味で言うと、電車の切符券売機や定期券販売機、それから一部の銀行ATMは、いまだに納得できない ”仕様” のままだったりします。例えば銀行のATMなんかだと、お金を降ろした直後に、キャッシュカードと明細と現金がそれぞれ異なる出口から同時に出てきたりするので、財布にしまう事も考えると、手があと2本くらい無ければスムーズに事がこなせません。しかもそういう機械に限って、もたもたしていると容赦なく ピーピーピー とお知らせ音が鳴り始めるので、後ろに人が並んでいたりするとどうしても慌ててしまいます。

モノ作りって、見た目や形だけではなく、人間の動きや行動までも考える事ですごく使いやすくなると思うのですが。


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