Apple Watch UltraやUltra2に搭載されているオレンジ色のアクションボタン。工場出荷時はワークアウトの起動が割り当てられていますから、ウォーキングやジョギングをする人なら自宅玄関を出たところでこのボタンを押すとワークアウトが起動されさあ出発!という具合に使えているはず。
私もこれまではそんな使い方をしておりました。しかしそれはあくまで私にとって消去法的な使い方でして、そもそもこのアクションボタンに割り当てられる機能がかなり限定的でして、例えばストップウォッチ機能だとか、フラッシュライトだとか、ボイスメモ記録だとか、たまには使うが専用ボタンを使うほどではない機能ばかりなわけで、唯一ワークアウトくらいは使うかな?という考えでいました。しかしそのワークアウトさえもほとんど使うことはなく...。
以前より「これが出来たらいいな!」と思っていたのが、私が多用しているGPSロガーアプリのウェイログの記録開始をこのボタンで実行! 実は簡単に設定することができました。
設定後の実行画面がこちら。ウェイログアプリによる自己位置の移動記録は多くの場合初めて歩くような場所で使用することが多く、そのようなシーンでは何かと荷物が多かったり、周囲の環境に気を取られていたりして、ウォッチのアプリを起動して記録開始ボタンを押して...という段取りを踏むのは少々使いづらいと感じることが少なくありません。
そこでこのアクションボタンの出番です。さあ行動開始!というタイミングでこのボタンを1回押せば瞬時に記録が開始され同時にウェイログ画面が最前面に立ち上がるため、もうApple Watchがウェイログ専用デバイスのように快適に使えます。
一方で、アクションボタンに割り当てられるのは1機能のみですから、記録開始を割り当てた場合には記録停止はできず、停止動作はウェイログアプリのUIから行う必要があります。1回押したら記録開始、もう1回押したら記録停止のような動作をさせたい場合は、記録開始/停止のトグル動作を実現する機能がアプリ側に必要となりそうです。
ただそれは考え方次第で、記録開始のアクションは明示的に物理ボタンを押してスタートしますが、記録中誤ってこのボタンを押し知らぬ間に記録停止しないよう停止アクションはUIのソフトボタンで行うという使い分けは、安全性が担保されるのでこれはこれで良いかも。



Apple Watch Ultraのアクションボタンでウェイログアプリの記録開始を実行するには、iPhoneのショートカットアプリで「ウェイログで記録開始」を割り当てておき、そのショートカットをApple Watchの設定画面からアクションボタンへ割り当てることで上記動作が実現します。
このショートカットはiPhoneで実行すればiPhone側のウェイログアプリで記録が開始され、Apple Watch側で実行すればWatch側のウェイログアプリで記録されるため使い分けも出来そうです。
この設定によって私のWatchはGPSロガーウォッチとしてより便利になりました。


