先日確認した新型iPhone17 Proのカメラ画質検証の続きです。
前回はiPhone17 Proに搭載されている3つのカメラ(超広角0.5倍、標準1倍、望遠4倍)の画質を、旧型モデルとなるiPhone11と、フルサイズセンサー搭載Sony α7RⅡと共に比較しましたが、今回はiPhone17 ProでJPEG記録したものとRAW記録したものの画質を検証。
とはいえ3つのカメラそれぞれをRAWとJPEGで比較、他社製カメラとの比較を真面目に掲載しているとかなりのボリュームになってしまうため、実際画質比較は広角カメラや標準カメラでも行っていますが本日はその中の望遠カメラについての結果のみを掲載することとします。
まず本日最初に掲載した上の写真がiPhone17 Proで撮影したJPEG画像とその中央部分の部分拡大の図。ここまで撮れればスマートフォン内蔵カメラとしては十分な気がしますが、JPEG画像とあって、カメラ内での処理が少々強めに掛かっている傾向にあり、ディテールを確認すると全体的に少しざわざわした感じは否めません。
私としてはこのざわざわ感こそがiPhone画質のマイナスポイントと感じており、縮小画像で見ている限りはさほど気にならないリンギングの出方は拡大するほどに目立ってきてせっかく高性能なカメラを搭載しているのに勿体無いところだと思います。
しかしiPhone撮影JPEG素材のリンギングについてはRAW撮影によりかなり解消される点は以前の検証ではっきりしていますから、今回は同シチュエーションをRAWでも撮ってみてAdobe Lightroomで現像処理してみました。
iPhone JPEG撮影時のリンギングはカメラ内で強めのシャープネス、正確にはアンシャープマスクの周波数が低く設定されておりローカルコントラストが強く掛かりすぎることが原因ですから、RAW撮影しアンシャープマスクの掛かっていない素材に対し適正にローカルコントラストを制御することでアウトプットを最適化するのが今回の試み。
それが上記掲載のiPhone17 Pro 48MP RAWと書かれた画像。
JPEGとRAW比較だけではそりゃRAWの方が良いでしょ?と初めから答えは分かっているようなものなので、参考までにSony α7RⅡで撮影しLIghtroom現像したRAW画像を下に掲載しておきます。
どうでしょう? iPhone 17 ProのRAW画像がフルサイズセンサー搭載のαと比べても見劣りしないくらいのクオリティを保っている事に驚いてしまいます。
これまで大きく重たいカメラに交換レンズをぶら下げて汗をかきながら運んでいたあの機材たちは一体何だったのだろう?とさえ思えてしまうのは私だけではないはず。もちろん「あれを撮ろう」と撮るものが決まっている時は一眼カメラが一番適しているのは間違いありませんし多彩な演出ができるのもまた然り。
しかし写真の歴史はカメラが小さくなる事で進んできた過去を思えば、スマートフォンは現代で一番存在価値のあるカメラではないか? そう思えてくるのです。
なお本日掲載の写真はサーバー容量の関係でオリジナル画像からリサイズしています。






