我が家の家庭菜園、2026年の春夏野菜栽培に向け本格始動は3月下旬からとなりますが、それに先駆け畑のリセットを兼ねた土づくりを開始しました。
この作業は2025年1年間で酷使した土を出来る限り回復させる目的と、元々が粘土質の庭だったところを畑に開拓した関係で2年目の今年はまだまだ土壌改良が必要な段階にあり、フカフカな団粒構造の畑向きな土への転換目的の両面を兼ねています。そのため、各作物の種蒔きや苗の定植前に行う元肥投入を含む準備とは別の必須作業として行う我が家オリジナルの工程です。
まずは投入する土壌改良資材としてご近所の精米所で米糠と籾殻を大量に貰ってくるところからスタート。
ところがいざ自宅菜園の作業を開始しようとするとまだ2025年の秋冬野菜が一部残っているエリアがあり、これらを先に片付けてから本作業開始となります。
昨年の秋に食べきれず畑の中に埋めて長期保存していた里芋はまだ10リットルのバケツ山盛りに在庫がありました。昨年収穫段階でご近所さんに配り、我が家でも食べ続けてきましたがまだこんなに残っているのです。たった2株の里芋からの収穫がこれですから昨年は大成功と言えるでしょう。今回も食べきれないのでご近所さんにお裾分けしました。
また、秋に収穫を終えた落花生の後作としたチンゲンサイは大きなものこそ売り物に近いサイズに成長しましたが、発芽が安定せず追い蒔きした株については成長が遅く、この土づくりのタイミングではまだ十分なサイズにまで成長しませんでしたが今回は時間切れ。このまま置いておけばいずれ大きくなるのは分かっていても畑の土づくり開始を優先する関係で今回は成長サイズに関わらず全て撤去となりました。来年チンゲンサイを育てるとしたら追い蒔きとならないよう1回の種まきで全ての株の発芽を成功させるような慎重さを重視したいところです。
こちらが今回畑に投入する土壌改良資材の全て。
籾殻90リットル×3.5袋、米糠70リットル×1/3袋、落ち葉90リットル×4袋、バーク堆肥40L×4、竹炭2kg、カルスNC-R、硫安。
一緒に写っている作業用一輪車と比較すれば、幅2メートル、縦5メートルという小さな畑に投入するとは思えない量である事が分かりますが、実は昨年のこの時期にもほぼ同量の資材を投入しており1年間の作物の成長を見ていてそれが決して多すぎた感はなく、むしろまだまだ粘土質土壌の改良には有機物の投入が必要と感じていたため今年もこの量を計画しました。
とはいえ、いきなり全ての資材を投入しても土へのすき込みが大変なのでひとまず落ち葉のみを投入し小型耕運機で土と攪拌させました。正確に言うと耕運機を掛ける前に剣先スコップで深さ30cmくらいまでの土を葉っぱと共に天地返ししてからですから耕運作業は比較的容易に混ぜる事ができています。
土壌改良を目的とした微生物資材として近年注目されているカルスNC-Rももちろん投入。これを加える事で今回投入する籾殻や落ち葉などの有機物を効率よく分解し土の団粒構造が短期間で完成すると言われており、土中の有用微生物が年々少しずつ増えていくはずですから、我が家のような畑ではなかった土地を畑に開拓した人にとっては欠かせない資材かもしれません。
微生物の働きと繁殖を助けるためには米糠が最適とされており一緒に投入するのは必須ですが、それぞれを別々に撒いてしまうと撒きムラが出る可能性がありますから、私は事前にトロ舟の中で米糠とカルスをよく混ぜ合わせてから撒くよう心がけています。
落ち葉と土がよく混ざった後に米糠、カルス、籾殻を撒いた図。この後ここへバーク堆肥を加え、再び耕運機でよく撹拌します。
これだけ多くの有機物(籾殻、落ち葉、堆肥)が投入されるとCN比が高すぎ、おまけに微生物資材によって土中の窒素が大量に消費されてしまう事でいざ作物の苗を植えた際に窒素飢餓となる点が懸念されますが、今回も昨年同様、単肥の硫安(窒素21%)を一定量(小さなシャベル2杯分)加えています。昨年はそれを加えすぎた((小さなシャベル6杯分くらい))感が否めず、トウモロコシなどはものすごい勢いで成長しすぎてしまったため昨年よりは控えめにしました。
また、昨年は堆肥として牛糞を入れましたが、今年は栄養素控えめで有機物多めなバーク堆肥としましたから、土全体に投入されたNPKの量は先の硫安の量も減らした結果、昨年より相対的に少なくなっています。
普通で考えれば栄養たっぷりの土づくりをした方が元気な野菜が育つのでは?と考えますが、例えばジャガイモや枝豆のように元肥を少なくし、実を付けてからタイミングよく追肥で補う方が収量に直結する野菜がありますから、結果的に元肥が多すぎた昨年のデータから今年はこの量を控えめにしたというわけです。
ここから2ヶ月間、手間を掛けるとしたら天地返し程度の対応で、土中の微生物の働きによって野菜作りに適した土が自然に仕上がっていくのを待ちます。それに必要な期間は寒い冬なら最低2ヶ月、3月下旬の畑作業スタートから逆算し1月のこのタイミングが土づくり開始のリミットだったというわけです。
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