Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

農の体験塾 2023(10)

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All Photo by inos

ピッカーンと晴れた土曜日。ヤッホーいと畑に向かい本日予定されていた農作業に取り掛かります。実際は作業開始10分で汗だくとなり、あまり天気が良すぎるのもいかがなものかと...人間的には疑問を感じ始めたわけですが、作物にとってはこの上ない光合成のチャンスというわけです。

3月から始まった今年の農業体験、これまでは春夏野菜に集中して作業を進めてきましたが、本日いよいよ秋冬野菜のメニューが発表となり春夏野菜と並行して秋冬の準備が始まりました。これまで大事に育ててきた長ネギはそろそろ収穫か?と思っていたら、それらを一旦引き抜きようやく今日定植と相成りました。これまで育ててきたものは収穫用ではなくいわゆる苗だったのですね...。

本日の講習と作業内容は以下。

1.秋冬野菜作付けの準備(ニンジンと春菊用、苦土石灰および元肥散布)
2.トマトの手入れ(脇芽取り)
3.シシトウとなすの手入れ(下葉の整理)
4.ネギの定植
5.トマト、きゅうりの鳥被害防止用ネット設置
6.きゅうり、なす、ししとう、ネギ、枝豆の収穫
7.殺菌剤系農薬(アフェット)の散布
8.希望者によるジャガイモの芋掘り

夏野菜代表格のトマトは、大玉(れいか)、中玉(フルティカ)、ミニ(アイコ)の3種類を育てていますが、ミニ(アイコ)は徐々に赤く色づき始めあと1週間もすれば収穫できるのではないか?という状態。こんなふうに赤くなってくると急にカラスが寄ってくるようですから本日から作物の周囲をサンサンネットで覆う事にしました。動物もなかなか頭が良いようでどの作物も食べ頃になると狙われるらしいです。

大玉トマト(れいか)は大きさこそ立派になりましたがまだ赤くなっておらず固そうですね。同じ時期に同じように植えていても他の人はぼちぼち赤くなってきているようですので日当たりなども多少影響しているのかもしれません。慌てずともこれから収穫が始まれば毎日のようにトマトを食べる事になるでしょうから今は成長を楽しむくらいでちょうど良いかと。

ナスやししとうは先週くらいから収穫がスタートしています。まだ完全にスイッチが入った感じではなく収穫初期なので数はそこまで多くないですが、お店で売っているくらいの立派なものが次々成長しています。きゅうりに比べるとナスは比較的ゆっくり成長してくれるので二人暮らしの我が家にはちょうど良い収穫量が長く続いてくれそうです。

本日の収穫物はこちら。長ネギは定植したものの余りを持って帰る感じなので食用にはまだ早いですが捨ててしまうのも勿体無いですからね。楽しみにしていた枝豆は13株あるうちの2株を収穫してみました。

枝豆は収穫のタイミングが数日しかないと言われているうえに収穫後は数時間のうちに食べるのが最高に美味しいと言われていますから、今日は我が家も初物を新鮮なうちに頂きました。出来が良かったのか、美味しいと評判で貴重な品種の豆だからなのか理由はわかりませんが、確かに美味しい枝豆でしたね。

そのほか、ナス、ししとう、きゅうり、同じ農園仲間から貰ったズッキーニ、ジャガイモ掘り参加で収穫したインカのめざめ、今日も山盛り野菜を持って帰りました。

ちなみにきゅうりは今日の収穫で7本が追加され、今シーズン合計29本です。そろそろきゅうりレシピを考えるにも限界がきていますが、まだまだ収穫のピークはこれかららしいです...。

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