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埼玉サイクルエキスポ 2018(2)

Posted on 2018/02/19

ロードバイクを軽快に乗りこなすようなサイクリストであればこうしたお洒落な帽子を被って暑い夏でもさわやかに振舞うのでしょうが、私のようなやぼったい感じのポタリスト(そんな言葉があるのか?)にはどうにも似合わず。ろくすっぽ中身も詰まっていないのに見た目だけデカイ私の頭に合うサイズがないという前提もあったりもして。

近年はこうした帽子を被った上にヘルメットを被るスタイルというのが流行っているのか時々見かけますね。どういうメリット・デメリットがあるか想像できませんがつば付きヘルメットみたいで可愛くなるのは確かです。

 

イベントには恒例のセミナーも定期的に開催されていました。輪行で旅をする!みたいなワクワクするようなテーマにも興味がありましたが、その後のステージでは有名なBMXの選手が出てきたりして注目を集めました。ステージの上でウイリーやジャックナイフを軽くやってしまうところがさすがですね。狭いスペースですし下には客席もあるのでよほどの自信がないと難しいかと思います。普段は出来ることもこういった場では緊張して失敗してしまうのが人間というものですから。

私もBMXってかなり興味があって、どちらかというと競技のソレではなく日常のステージで道無き道を止まったりジャンプしたりしながら走りたいです。階段の上り下りくらいは今でも出来ますから結構素質は有ると思うんですよね! ちなみにこのBMXは東京オリンピックの正式競技になったらしいですから今から楽しみですね。

 

ある意味場内で一番人気だったのはこの自転車だったんじゃないかと思うくらい多くの人が足を止めた注目のモデル。ショップの方曰く「40代くらいの人は皆なつかし~って見ていきます」と説明していましたが、そりゃそうでしょうね。私が小学生くらいの頃流行りましたこういう自転車。確か我が家にもおじいちゃんの家からもらってきた車体が1台あった気がします。このリトラクタブルライト見覚えがあるんですよね。

こちらのブースには合計5台くらいが展示されていましたが、驚くのはこれらの自転車全て未走行の新車だそうで。業者が捨てると言っていたのを買い集めたのだとか。当時の事を思い出して今でも欲しい人っているんじゃないですかね。

 

BESV PS1の上位グレードADVが国内でもしれっと発売されていたようです。昨年のサイクルモードの頃は未定と言っていた気がするので実際に市場に投入されたのはうれしい限り。喉から手が出るくらい欲しいですが置き場所の問題で私には買えないところが悲しいところ。1回の充電で100Km走行を実現したお洒落な電動アシスト自転車。結果的に私のトレンクルより安い...という点ちょっと考え深いものがあります。

自転車の後ろに引くリアカー。今のところ何の使用目的もありませんがなぜだか欲しい気がしてくる不思議。現品限り2万円!と値札が付いていて心が揺らぎました。

 

長距離走行をする人にとってはかなり重要視するんじゃないかというパーツがサドル。レーパンを履こうが立ち漕ぎをしようが50kmも走ればお尻が痛くなり始め、100kmを超えれば翌日に響く...。それでいて柔らかいものにすればペダリングに力が入らないというフィッティングの難しさ。

見た目がお洒落なものから軽量化が目的なもの。方向性は色々あれど私のトレンクルにはロードバイク用の本気な奴が使いやすい。偶然見かけた赤と黄色のツートンカラーはSelle ItaliaのSMP forma。現在愛用する同じSelle ItaliaのSLRとはだいぶ印象が異なり、ロゴなども刺繍なんぞ使われていて見た目はGood。ただこればっかりは実際に座ってみないといくらカッコ良くても自分のお尻にフィットしない場合もありますから難しいところです。調べてみたら200gオーバーもあってそれだけが残念。今のSLRは125gですからね。重くなっちゃいます。

埼玉サイクルエキスポ 2018(1)

Posted on 2018/02/18

私としては初となる埼玉サイクルエキスポへ昨日の土曜日に足を運んでみました。最近はその日の出来事と日記が上手くリンクしておりません...。何事においても1日に撮る写真の枚数が増えた為1日だけでは掲載しきれないというのが理由です。

さてサイクルエキスポですが、会場はさいたまスーパーアリーナでしてこれまた私としては始めて足を踏み入れた場所。気持ち的には建物外観なども写真に撮りたかったところこの日の埼玉は台風みたいな強風が吹いており真直ぐ立っていられないほどでしたので場内の画のみ。

さいたまスーパーアリーナとの事でしたのでかなりワクワクしながら行ったのですが会場としては施設全体を使うものではなく恐らく1/3とか1/4くらいのスペースをこのイベントに割り当てている感じで、想像したよりはこじんまりしたものでした。

毎年秋に幕張メッセで開催されるサイクルモードみたいなのを想像していくと拍子抜けしますが、あちらは有料でこちらは無料ですから仕方ありませんね。でも今回もちゃんと試乗コースが設置されており思い思いの自転車に乗る事が出来ます。埼玉県がんばってますね。

   

何かお目当てがあって行ったわけではないので、到着するなり「さあどこのブースを見に行こう...」という感じで少し戸惑いながらも、毎回この手のイベントで楽しみにしているGIC Bikeさんのウルトラライトシリーズから見てみる事に。

ウルトラライトシリーズは私の愛車トレンクルを彷彿とする14インチまたは16インチの折畳み自転車の商品群で、昨年のサイクルモードでお披露目となったウルトラライトEバイクがいよいよ試乗出来るというのが今回のニュース。14インチの折畳み自転車がいよいよ電動アシスト化されたという事です。

残念ながらこの日は天候悪化の為試乗そのものが中止となってしまい乗る事は出来ませんでしたが、実車はまじまじと見る事が出来ました。発表前は禁止とされていた写真撮影もいよいよ解禁。

情報によれば、電動アシストシステムをインストールした事で重量は約12kg。走行距離はフル充電で10km〜12kmとの事。ん〜なんか色々微妙ですね。折り畳んで持ち歩くには少し重いですし、本気の足代わりにするには走行距離が短い。それならカーボンフレームで6.9kgのCarbon6のほうが私的には魅力的。

今回そのCarbon6がCSTの14×1.35タイヤvoltaicを履いていましたので備忘録的に写真を撮らせてもらいました。数少ない14インチタイヤのバリエーションとして今後参考にさせて頂きます。

   

サイクルエキスポと言いながらも各地のご当地ブースみたいなのもいくつか出展されており、今回目に付いたのは茨城県と北海道のブース。

実はこの茨城県のブースがこの日私にとって一番の情報収集源となりました。というのも、まだこの日記では発表していませんでしたが、今年はゴールデンウィークあたりを使って茨城県の霞ヶ浦をトレンクルで一周する目標を立てており、1日の走行距離としてはこれまで達成した最高記録である120kmを超え、150km〜180kmをクリアする野望を持っています。その距離を実現すべく白羽の矢が立ったのが霞ヶ浦というわけ。

その話題についてはいずれ詳細を掲載したいと思いますが、このブースではまさに湖を一周するルートのいろはを聞く事ができ計画を立てやすくなりました。自転車関連施設の有無や、未舗装路の位置、周回方向によるリスク、宿泊施設の込み具合、風向き、高低差、それらが掲載された資料も沢山頂いて感謝感謝。もう今から走るのが楽しみですが決戦のその日までに体力作りと減量を心がけねば...。

自宅に自転車を置くスペースの関係で私が2台目の購入に踏み切る事はありませんが、こうしたイベントに行くと誘惑の激しさに心が揺れ動きます。最近の自転車は金に糸目をつけず...という考えで開発されるものが多いというか、昔ならプロの選手が乗っていたようなものが普通に街中で使われるようになった為、カーボンやチタンをふんだんに使った超軽量フレームも珍しくありません。

自転車1台分のフレームの重さが0.61kgってなんですか? ロードバイクのフレームが500mlペットボトルにスマートフォンを足したくらいの重さしかない...。私のトレンクルもチタンフレームで軽量な部類ですが自転車の大きさが違いすぎますね。さぞ軽快に走れるんだろうなぁと指をくわえて見る...。

大人は原宿に何を思う(3)

Posted on 2018/02/17

モノというのは置かれる環境によって随分見え方が変わるものです。原宿と聞いて多くの人が思い浮かべるイメージはそれだけで形のない ”環境” と言えますから、そこで目にするモノの印象は原宿色に染まっているに違いありません。

観光地でお土産屋さんに立ち寄るとなんだかどれも魅力的に思えるように、置かれた環境というのはモノに対する価値観を一時的に麻痺させるようなところがあります。

一方でオシャレ好きな芸能人が高級ブランド品の一部に無名の安物を組み合わせる事で全体をリッチに見えるよう工夫するみたいに、環境の力をうまく味方にするのも面白いかもしれません。

そこらへんを普通にに走っているスクーターがなんだか少し輝いて見えた瞬間。なかなか赤いじゅうたんの横にスクーターって停めないですしそもそも赤いじゅうたんを普段見かけませんし。しかも高級腕時計のポスターがあったりして。

MINIに乗っているというだけでもオシャレ好きな人なのかな?みたいな印象があるのに、それがのれんの向こうに隠れていたりするとその雰囲気にやられてしまったり。

   

自転車ならママチャリからロードバイクまで街には様々なタイプが走っているというのに、ここで見かけるものは性能重視とか実用性の追及じゃなくて環境に上手くマッチするようなカッコイイものばかり。仮に何の変哲もない自転車でも置き方一つでセンスが光るというか。見られる事を意識してますよね。

犬だってカメラを身に付ける時代なのですから常に人から見られているくらいの気持ちで。

奇抜な印象が強い原宿ですから写真にするならカラーが良さそうですが、案外モノトーンもしっくり来ます。むしろカラフルすぎる街なので伝えたいものを整理する意味では2階調化に徹する事も手段の一つだと思っています。

逆に裏原と呼ばれるエリアには始めからモノクロっぽい雰囲気の場所もあって、そういうところはむしろカラーで仕上げたほうが空気感が伝えられるような気がします。このしっとりした感じは冬よりも夏のほうが似合いそうで梅雨時の裏原って案外良さそうですね。

大人は原宿に何を思う(2)

Posted on 2018/02/16

この街は何でもカッコよく見せる事が得意なのかもしれません。自分をカッコよく見せる、商品をカッコよく見せる、お店をカッコよく見せる、歩き方や座り方をカッコよく見せる、待ち合わせをカッコよく振る舞う...。

またその反面、カッコ良さを学んでいる場でもあると思います。あの人カッコイイ、あのお店で食べていたらカッコイイ、通行人の多い交差点を高級スポーツカーで駆け抜けたらカッコイイ、そもそも原宿にいたらカッコイイ。

いずれにしてもカッコよさを気にするという事は自分が人からどう見えているかも気になっているんじゃないかと思います。原宿に限らずその土地を歩こうと思った時点で少なからず環境に馴染む努力をしているんじゃないでしょうか。

山に登るのにハイヒールで行こう!という人は普通いない(最近はいるらしい)ように、銀座を歩くならバックパックよりレザーのショルダーバッグにしようとか、野球の応援に行くなら帽子を被っていこうと考えます。つまりその場へ足を向けようと考えた時点で予備知識的にある程度の理解をしている...。行く前から研究は始まっているという事です。

   

人はカムフラージュする事を今でも本能的に行っているのかも知れません。立派なホテルに泊まるのにボロボロの洋服じゃおかしいかな?とか、静かな協会を訪れたら大きな声を出してはいけないかな?とか、とにかく自分が置かれた環境で吐出して目立ちすぎないよう平均値を探りながら生きている...そんな一面が特に日本人には強い気がします。流行のものを身に付けるとか、話題の物を食べに行くなんてのも、人並みという言葉に置き換えられた平均値を探っている感じがします。

渋谷や原宿には建物の壁や自動販売機への落書きやステッカー貼りが後を絶たないと聞きます。確かに街の至る所にそのような傷跡を目にしますが、これもカムフラージュの一つだとすれば、街が人に染まっているとも言えますし、街に人が染まっていくとも考えられます。どちらも良いとか悪いとかではなくて、もし人が本能的に平均値に落ち着こうとするならば、実は個性が目立つとされる原宿も放っておくとどんどん均一化されていって、1年前は奇抜とされたものも今年になったらそれが普通...みたいに、人の感覚のほうが麻痺していって、そうなるまい!と思う気持ちが若者には強く、この街と集まる人達を常に次のステップへ導いているのかな...とそんな事を考えました。

それって言葉の進化にも似ているような気がしますね。新しい言葉って大抵若者から始まったりしますから...。

大人は原宿に何を思う(1)

Posted on 2018/02/15

特に用事があるわけではなく、その界隈を歩く事に意味を見つけるような街。何かのデモ行進かと勘違いするようなこの人混みが原宿の週末。若者だけでなく大人だって少しワクワクする場所なハズ。表参道ヒルズが出来た頃から少しずつ年齢層が上がってきた気がします。

外人さんが多いのは近年全国各地共通ですね。

原宿は大きく立派なお店より、こじんまりとしていて足が止めやすく食べ歩きを実現するファストフード感覚のお店が流行ります。キッチンカーなんてのはその際たるもので、お弁当や給食といった普段食べ慣れている ”現実的な食事” とは対照的に、出先で自由な時間を過ごしているという実感が楽しめる身近な贅沢なのだと思います。原宿と言ったら ”クレープ” を思い浮かべるのもそんなところに通ずるのかなと。

歩き方だって自由。恋人とのデートは勿論、ベビーカーを押しながらの若い夫婦がいたり、キックボードで人の隙間をすり抜けるように走る少女がいたり。厳密に言えば公道でキックボードやスケボーって...という疑問もありますが、そういう細かい事はここでは言いっこなしです。

正論を押し通すだけでは生まれないような自由な発想がここにはあり、それが日常と皆が解釈していればおのずと原宿ルールが成り立っていく...。”決まり” というのはモラルの無い人がいるから作られる規則だと思いますが、ここを霞ヶ関にする必要はない。あまりに度が過ぎたらどうか知りませんが、ここだけで成立するルールがあるのならその範囲で自由にすれば良いと思います。私のような大人が訪れてもどこか解放感を感じるのはこの街にそういう自由が成立しているからなんじゃないかと。

規則を厳しくする事で成り立っている街は沢山あると思いますが、自由を尊重して成り立つ街ってあまり多くないと思います。

 

ここに奇抜な一面を見つけるのはそう難しくありません。むしろ視界の中に落ち着いた景色だけを収めるほうが無理があります。あっちを見てもこっちを見てもやり過ぎなくらいの個性で溢れている。行き交う人も裏路地のショップも聞こえてくる音楽も。

それでも不思議なのは派手な中にも美を感じる一面が確かにあって、逆にそれは少しばかり小奇麗な街よりも感じやすく見つけやすい。向かいのショップのショーウィンドウに映る影だとか、時には人が立ち止まる瞬間だとか。他人が何かに魅かれて立ち止まる瞬間って日々の暮らしの中でなかなか見る事ないですよね。

変化に富んだ街。一言で言うとそういう事なのかもしれません。

街から感じる事

Posted on 2018/02/14

先日の日本橋。にほんばしと読めば東京を指し、にっぽんばしと読むと大阪を指す。確か高校時代の修学旅行で関西方面へ行った時 ”にっぽんばし” を訪れた記憶があります。秋葉原みたいに大きな電気街だったのを覚えています。今も電気街は残っているのでしょうかね。秋葉原も近年は電気屋さんが数を減らしていますから心配です。

今日の写真は東京の ”にほんばし” のほう。COREDO室町で派手なショーを見てから外に出ると、いかにも日本橋という景色が飛び込んできてこの街らしさを再認識しました。

日本橋に対する私の勝手なイメージは大企業の支店が集まっているとか、銀行があるとか、三越とか...。その昔、平日の夕方に ”レディス4” という主婦向けテレビ番組が放送されていて母親がよく見ていましたが、そのスポンサーが日本橋三越でしたから、長野にいても三越の存在は知っていました。だから三越本店を見上げては 「ここかぁ〜」 という田舎者っぷり。恐らく私と同じようなきっかけで三越を知る人は全国に沢山いるんじゃないかと思います。

そして2枚目の写真、ただ車が止まっていて、人が歩いている、それだけなのにこの立派な柱があるだけで日本橋っぽい。まあ京橋と言われても区別はつきませんけど。

いずれにしてもこの辺りは電信柱が少なく街の景観が美しい...そんな印象ですね。

どこか清潔感のある朝

Posted on 2018/02/13

トンネルを抜けるとそこは雪国だった...とは川端康成の残した名言ですが、今朝目覚めれば昨夜の雪は嘘のように無くなっている、もしくは一層積雪が増して大変な状況になっているのではないか?そんな想像をしながらホテルのカーテンを開けてみました。そこに広がっていたのは昨日の延長に他ならない想像通りの景色...。

とはいえ長野(南部)の雪を見慣れた私でも高い位置から俯瞰で眺める雪景色というのはそれほど経験がなく、これはこれですがすがしい朝でした。何より、近くを幹線道路が走っているのに騒音がほとんど聞こえてこないのが良いですね。雪が音を吸収した静かな朝が好きです。

暖房の効きすぎた室内から外へ出た時のヒヤッと感もたまりませんね。

アクシデントみたいな日

Posted on 2018/02/12

明日の山形での仕事を成功させるべくこの3連休はまず私自身の充実度を上げることに注力しようと思っていましたが、今日の時点で明日の天気にアクセスしたところ、予想はしていたものの東北地方も大雪により荒れた天気になりそうな気配。

午後からの本番に向け朝イチで移動するにしても万一新幹線に遅延が出れば絶望的な結果になる恐れもあり、時間的に余裕のある今日のうちに移動する事にしました。

お昼くらいには行動に移し東京駅までたどり着くも、駅構内は何やらキャリーバッグを転がす人々で混雑しており、チケット変更の末、最速でも17時発の便しか取れず。しかも今日現在で既に雪の影響が出ており定刻の45分遅れの出発となりました。15時には駅に着いていたのに電車に乗れたのは18時前って。

まあでも今日は次の予定があるわけでもなくやきもきせず気楽な移動なので、BGMでも聴きながら過ごせばなんてことありませんでしたね。せっかくなら早朝出発にして観光でもすればよかったでしょうか。でも大雪じゃぁね。

今日の時間貯金で明日は1日頑張れそうです。

流石にオフィシャルグッズの完成度は高い

Posted on 2018/02/11

”FLOWERS by NAKED 2018 輪舞曲 ” の会場出口はグッズ販売コーナー。イベントに感化され興奮気味に出てくるとここでの誘惑に勝てる人は少ないと思われ...。

Aさん:「うわぁ〜キレイ、え、これいくら? 2,500円かぁ。たか・・・」

Bさん:「あら2,500円なら安いわねぇ、あなた買っていったらいいじゃない。明日も元気とは限らないんだから買える時に買っときなさいよ・・・」

どこかのおばちゃん二人のこのようなやり取りが私の隣で繰り広げられなかなか面白かったです。世の中にはいろんな人がいますしその数だけ価値観もありますが、少なくともこうしたイベントに参加した人同士の間には何処か共通する感覚が生まれるのだと思います。そしてそれを何か形にして持って帰りたい...その手助けをしてくれるのがこうしたグッズなんだろうなと。

私が自宅でテラリウムを続けているのもそんな理由で、連休に大自然の中に旅行したりして最高の癒しを感じてくると、ずっとそこにいたい、帰りたくない!みたいに思うじゃないですか。でも大自然を持って帰る事も出来なければずっと居座るわけにもいかないので、せめて自宅でそれを感じられる...あるいはそれを思い出せるようなものを置いておきたい、それならお手軽サイズのテラリウム。それに近い感覚かなと。

ハーバリウムが急激に流行し始めたのは昨年の事。これまで可燃性のオイルでしか標本が作れなかったところに、誰が扱っても安全とされるミネラルオイルやシリコンオイルが広く流通した事で、最近は猫も杓子もハーバリウムって言うくらいどこへ行っても見かけるようになりました。流石に物珍しさは無くなって、またか...って感じは否めませんけど。

しかしここ最近はそのハーバリウムも次の段階に進みつつあるのかな? そんな事を感じる製品が増えてきましたね。今回このイベント会場でしか入手出来ないとされているhikkaさんのハーバリウムは実に色鮮やか。プリザーブドフラワーを用いるアイデアは他でもよく見かけますが色のバランスが良いですよね。そして何より花が大きい事に驚きます。バラの花やヒイラギの葉がそのまま入っていますがどう見てもビンの口より大きい...。生花と違ってプリザーブドフラワーやドライフラワーは無理をして挿入すると崩れそうなものですが上手く作ってますね。

また、一つ購入してみようかな?と思わされたのはリキッドキャンドル。リキッドキャンドル自体は理科の実験で使用するアルコールランプと同様ですが、そこにボタニカルを組み合わせハーバリウムキャンドルみたいな感じで仕上げてきていました。これ間違いなく次の流行ですよね。見て楽しむだけじゃなく火を灯して癒されるとか、リキッドの中にアロマを仕込めばリキッドアロマキャンドルになるわけで、ボタニカルとキャンドルを一番簡単に組み合わせられます。

最近少しずつ分かってきたのですが、こうしたアイテムが流行るかどうかは、専門知識無く誰でも簡単に手を出せて、買うだけでなく自分のアイデアで手を加えられ、満足度の高い結果を得られるか! その辺りにあるような気がしています。そういう意味ではリキッドキャンドルはハーバリウムの次のスタイルだろうと...。

で、そう考えたらここで買うまでもなく自分で気に入ったものを作れば良い!と気付いたのでアイデアだけ参考にさせて頂く事にしました。

あのおばちゃんは結局買って帰ったんだろうか...と今も少し気になっています。

  

花と光と妖精と。お花見という名のイベント

Posted on 2018/02/10

約1ヶ月前から気になっていたイベント”FLOWERS by NAKED 2018 輪舞曲 ” へ。会場となる日本橋三井ホール(COREDO室町)は毎年アートアクアリウムが開催されるあそこですね。

FLOWERS by NAKEDのイベントへは今回始めて足を運んだのですが情報によれば少なくとも2016年には開催されていたようですから今年で3回目くらいの連続開催という事になります。NAKEDと聞けばもうピンと来る人もいると思いますが、近年手の込んだプロジェクションマッピングで一躍有名になった会社ですね。つまり今回のイベントは花と光の融合がテーマ。

アートアクアリウムのシーズンは5Fに位置するこの会場を先頭に地下鉄改札まで行列が出来る混雑っぷりですから今日もある程度覚悟して行ったのですが、拍子抜けするくらい空いていて待ち時間ゼロで入場出来ました。アートアクアリウムは話題が話題を呼んで...というSNS的な広まりを見せたイベントですから毎年酷い事になっていますが、このイベントはまだそこまではいってないようです。

入り口を入ってすぐに待ち受けていたのが何やら竹を駆使した巨大アート。見るというよりこの中を歩いて進む!という体験型アートでも言うべきスケールで、シーケンシャルに変化する照明とレーザー光線で近未来アートを見ている感じ。なのに自然素材というギャップが面白いです。

会場内は至る所がスクリーンになっていて映し出される映像は刻々と変化している為、目に飛び込んでくる景色は同じでも雰囲気はがらっと変わったりします。また、プロジェクションマッピングも場所によってリアプロ(リア投影)タイプを使っていたりもしますからなかなか手の込んだ仕込みがされています。つまりそれは影までを上手く演出に加えているという事で、影が出ては困る所にはリアプロを使うという単純な手法に留まらず、2台以上のプロジェクターをスタックして、人がスクリーンの前を通ったら途中までは影が出るのに途中から消えるような遊び心も使われていました。

   

このイベントは光と生花と造花の融合で作られる新たなエンターテイメントと呼ぶべき空間に仕上げられています。プロジェクションマッピングと花だけでは参加者は ”ただ見るだけ” になってしまいますが、参加型の仕組みも考えられており、入場時に手渡される花の写真を会場のあちこちに設置されたセンサーにかざすと、周囲の花がの色がふわぁっと写真と同色に変化したり、巨大なタンポポの綿毛に息を吹きかけるとプロジェクションマッピングで映し出される映像内にリアルタイムで綿毛が飛んでいったり...と。

ただやはり場内はそれなりに混んでいて、皆が次々に同じようなアクションをしますからいったい誰がトリガーとなって今の変化が起きているのかは分かりづらいんですけどね。平日の午前中とかで空いていたら結構楽しめるのかも。

映像を眺めたり写真を撮ったりで場の雰囲気に呑まれていると、真っ白で綺麗な女性が物音も立てずにふわっと舞い降りるように近づいてきてびっくりします。どうやら花の妖精みたいな設定らしく場内を常にフワフワと踊りながら周回しています。

そして定刻になるとバイオリンの生演奏が始まり皆が足を止めその演奏に釘付けになります。バイオリニストのSongさんという方と先ほどの妖精達とのダンスコラボで、エレキバイオリンによるインストロックは超絶カッコイイ。イベントの目新しさとマッチして後になって思えばこのライブあってこその...という感じでしたね。

皆がステージ正面から見たり撮ったりしていたので私はちょっと無茶なポジションから撮ってみました。いえ、演奏が始まった時には既に正面に行けなかっただけですけど...。

驚くほど広い空間ではありませんが場内にはバーも入っていて好きなドリンクを飲みながらイベントを楽しむ事が出来ます。頭上にあるモコモコしたものは桜の花びらを模したペーパークラフトのようなもので、ひと足早いお花見というテーマらしいです。時間が来るとこうしたスペースにも先ほどの妖精達やバイオリニストがやってきて演奏したり踊ったりしてくれます。

照明というのは凄いもので、恐らくここを普通の環境光だけでみたら大した事ないスペースだと思うのですが色使いとか光の角度を工夫するだけで一気にイベントスペースになったりバーの雰囲気になったりする。会期前のセッティングにはいろんなジャンルのいろんなアーティスト達が試行錯誤を繰り返してOKを出したのでしょうね。光の当て方を失敗すればプロジェクションマッピングが活かされませんし、地明かりが暗すぎると危険が伴うとか...設計上は色々考える事が多そうです。

こういう綺麗なイベントですから多くの人が写真を撮っていました。三脚やストロボは禁止されていますがエリア内は全て撮影が許可されていますし主催者側もできるだけSNSで広めてほしいところでしょう。これだけの展示規模で1ヶ月以上もの間開催されますからそれなりに集客がなければ採算が取れないはずで。

しかし写真に撮るにはちょっと暗すぎるんですよね。手ブレしない程度のSSでF2.8で撮ろうとするとISOは6400まで上げないとキツイ場面が多かったですからスマートフォンだと流石に苦しいかなぁと。でも周りで撮っている人達を見ると結構普通に撮れているっぽくて驚きますね。大きなカメラが有利なのは確かですが、考えてみたらフィルム時代と比べたら今のスマートフォンのほうがしっかり写ったりして...。手ブレ補正とかありますし。何より多くの人が写真を撮っている光景が平和っぽくて好きです。

この後はお土産コーナーに続くのですが、1日では掲載しきれないので明日にでもご紹介出来ればと。