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(2350) 写真と音楽と秋の風    2009/11/12

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寒い一日でした。約1年前のこの時期にはこんな写真を撮っていました。
寒さと同時に乾いた空気が澄んだ空を連れて来る季節。確かに写真を撮るには最高の環境が揃うシーズンです。

写真と音楽というのはどこか共通する部分があると思っていて、
どちらも表現の一手段であり、そこに演出が関係します。
今でこそ音楽は、配信やCDで手に入りますが、もともとはレコードだったわけですから、
その名の通り ”記録” という意味でも写真と共通しています。
そしてまた、秋に深まる芸術性というところも同じですね。

ヘッドホンから流れてくるランダムなサウンドに、街のスナップはいつもより輝いて映ります。


(2349) 便利さ故に欲が出る    2009/11/11

iPhoneやiPodを使っているとその便利さが当たり前になってMDやカセットテープの使い勝手が思い出せないくらいです。

この時代にカセットウォークマンを使っていたらそのレトロさが返ってカッコイイかもしれません。ぜひオートリバース機能のないモデルでカセットをひっくり返しながら使って欲しいです。

ところでそんな便利すぎるくらいのiPodですが一つだけ ”あったら良いのに” と思うのが洋楽と邦楽の仕分け機能。洋楽だけをシャッフルして聴きたいとかいう場合に便利だと思うのですが。今でもやろうと思えば、それぞれをプレイリストに組めば良いのすが、曲数が多いと現実的では無いような気がします。

もともとiPod自体が国産ではありませんから、洋楽、邦楽という区分けが無いのでしょうが、せめて曲ごとに国別リージョンコードが管理されるようになれば案外簡単に実現可能な気がします。

もしかすると私が知らないだけで今でもそれに近い事が出来たりするのでしょうか?


(2348) 足元に華    2009/11/10

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仕事帰りが明るいうち...という人は、普通のサラリーマンならまず無いはず。それなら暗くなって歩く道に何かの発見があればラッキーというものです。

暗くなった足元をぼんやり照らすライトボックス。都市の地中に埋め込まれた蛍光灯ですが、その中に昼間の明るさを求めて成長した草がなんとも綺麗に照らされています。私は毎日この場所を通っていますが、緑の中に少しだけオレンジが入ったこのポイントが一番気に入っています。品川インターシティ。

新宿サザンテラスには、人工的ですが足元にネイチャーフォトをはめ込んだライトボックスがあります。


(2347) 電車が動かない時は頭も動かない    2009/11/09

朝の通勤時間帯に電車が止まってしまう...。東京ではよくある話ですが、大抵の場合、人身事故か信号機故障か線路内に人が立ち入ったかのどれかです。今日は池袋駅で線路内に人が立ち入ったとの事。私が乗る山手線には30分位閉じこめられました。

話によれば立ち入ったのは1人ではなく10人〜20人と言っていましたから、きっと電車のドアが開いてしまったとかいう理由なのでしょう。それにしても車内に閉じこめられて立ったままの体勢が30分も続くと辛いです。

電車が止まってしまった場合、JR、私鉄、の各路線ではすぐに振替輸送を確保しますが、インターネットや携帯電話に慣れてしまった我々には、あの振替輸送がなかなか難しく思えてしまいます。

滞りなくスムーズに運行されている電車であれば、出発地と目的地を携帯電話の路線検索で瞬時に確認できますが、何らかの理由で主要ルートが閉ざされた場合、あの路線検索は何の役にも立たなくなってしまいます。これは無償の検索ツールしか使った事がない為に私が知らないだけかもしれませんが、特定の路線を使わないルート検索という検索方があれば重宝するような気がします。例えば山手線と埼京線を使わずに東京駅まで行くには?みたいな消去法が使えれば、一部の電車が止まってしまった場合にも対処できます。

iPhoneアプリならそんなのありそうな気もしますが...。


(2346) 今日のお手入れが明日の気持ちよさに    2009/11/08

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フレームから少しだけツヤが無くなったのは、秋という良いシーズンがペダルを漕ぐ回数を増やしたからでしょうか?

暑くもなく寒くもない今日のような日曜日は、出来るだけ風を感じながら自転車でお出かけしたいところですが、10回に1回くらいは ”お出かけ” の代わりに ”お手入れ” をする事で、残りの9回はすごく気持ちよく走る事が出来ます。

濡れ雑巾でざっとひと拭き。チタンの輝きが秋の夕日に上手くマッチする私のトレンクル。


(2345) プリントを楽しめる時代     2009/11/07

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新宿まで行く用事があったので帰りにNIKONサロンに寄ってきました。私は特別自分の好きな写真家以外は下調べなく写真展を覗いてくるので、趣味指向に左右される事無く、色々なジャンルの写真で見せ方の工夫や手法が勉強になります。

近年の写真愛好家の作品を見ていると、デジタルとフィルムを上手く融合させた作例が目立つようになってきました。

私のように写真やカメラが好きな人は、とかく理屈や技法、機材の性能などに捕らわれ、それを追求する事が良い結果につながるような先入観を持ちやすいですから、はっきり言うとフィルム派とデジタル派に分かれたりするものですが、近頃の写真展ではフィルム撮影した結果をデジタルでプリントアウトしているものが増えてきました。それなら始めからデジタルで撮ればSNが良くていいんじゃないか?とも思ってしまいますが、そこが作品作りへのこだわりなんでしょうね。皆の創意工夫が面白いです。

 

そういう意味では、以前お邪魔したハービー山口さんの写真展でも一部の作品は布ベースにデジタルプリントしていました。それだけはカラーで、その他の作品はモノクロ印画紙を使って、見せ方にはっきりとした差を付けていたのが印象的でした。

私はフィルム作品は全て印画紙へのプリント、デジタル作品は全てHP掲載用としていますから、真剣にデジタルプリントを行った事がありません。

それはそれで始めたら面白そうですが、どんどん高性能なプリンターが欲しくなってしまいそうですね。そもそもデジタルからプリントアウトしたものはどれくらいの期間、オリジナルの色を保持できるものなのでしょうか?


(2344) 時間をゆっくり感じるなら     2009/11/06

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フィルムカメラとデジタルカメラを使いわけていると、やはりデジタルが便利だと感じる事は多々あるのですが、その中でも痛感するのは撮影途中でも画像が取り出せる事。デジタルであれば例えそれが1枚であっても10枚であっても好きな時にPCに取り込む事が出来、メモリーカードさえカメラに戻してあげればいつでも続きを撮る事が出来ます。

その点フィルムは数枚しか撮っていないのに贅沢にも現像に出せる人は別として、基本的には1ロール取り終えなければ取り出せませんから、場合によってはカメラボディに装填したまましばらく置き去り...なんてことも珍しくは無い話だと思います。私の場合36枚撮りフィルムを入れて、24枚程度撮ったけど次の撮影がしばらく先...という時が一番悩みます。取り出しても惜しくは無いが、それならはじめから36枚ではなく24枚取りをチョイスすればよかったと。

それでもこの時代にあえてフィルムを使うだけの魅力はまだまだ残されていると私は考えます。印画紙に焼きついた ”しっとりとコクのある黒” は未だにデジタルには表現できないというか、絵とポスターの違いのようなものを感じます。
 


(2343) テスト運用を開始します    2009/11/05

これまで約6年間、HPの1コーナーとして独自スタイルながら日記を続けてまいりました。

”毎日書く事に意味がある” という意気込みは今後も変わりませんが、WEBページ作成環境への対応や、出先からの更新が困難な事も事実であるため、今後はしばらくのテスト運用を行った後、12月を目処にBlogへの切り替えを予定しています。

http://ino.lomo.jp/blog/

実は約1ヶ月程前から、テストがてらプロバイダーサービスによるBlogを同時運用しており、現在この日記は同一内容で3つのサイトから公開されています。ただ、一般的なオールインワンタイプのBlogサービスは、非常に簡単に立ち上げられ、日々の更新もイージーではありますが、既存のthemesデザインの多くが小さな写真と少しの文章のレイアウトが前提とされており、そこにあらゆるページやコンテンツへのリンク情報などが詰め込まれていて、「便利だが焦点が定まらない」というのが私の正直な感想です。

そこで今回は少し手間は掛かりましたが、自分でMySQLを立て、広告などの余計な情報は一切排除した自分専用のBlogを立ち上げました。写真の投稿を第一に考え、横幅800ピクセルの画像がぎりぎり投稿出来るよう、一般的なBlogより幅を多く確保した1000ピクセルのワイドデザインとし、色使いなどもなるべくシンプルなものにしています。これはこれまで続けてきたHPへのアクセスログを解析した結果、近年は1024ピクセルよりもワイドなディスプレイをお使いの方が増えてきた事を考慮しています。

また、これまでのHPスタイルの日記では文字間や行間が詰まりすぎていて読みにくい点は承知していましたが、htmlで書いていた以上、すべてのページの修正は非常に困難だったため私としてもそれが妥協ポイントでした。今回はその点にも重点を置き、長文になってもなるべく読みやすいような大きさと文字数を設定したつもりです。

さらに、こういう時代ですからこのページを読んでくださる方々のPC環境にもある程度柔軟に対応できるようMacとWindowsの両方でレイアウトと代替フォント表示の確認も行っています。そしてiPhoneからアクセスしていただける方にはiPhone用のレイアウトに自動変換し表示できる仕組みも導入しました。RSSへも対応できましたから今後は更新を確認していただくのが簡単になると思います。

何分現時点はテスト運用期間につきデザインその他予告無く変更する事もございますがよろしくお付き合いください。


(2342) お金を使わず、考えるだけ    2009/11/04

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先日の ”お祭り” で見たホイール。未だに頭から離れる事無く、仕事の合間さえ意識は浜名湖におります...。

そもそも私がホイールにこだわる理由は、見た目は当然ですが、その重さにあります。最終モデルに近いMINIの限定パッケージには13インチホイールが奢られており、これは見た目にはカッコイイものの、実際の走りは正直標準の12インチホイールよりもマッチングが悪いと言えます。10年ほど前に私は12インチのMINIも所有していましたから、その記憶と比較しても、かなり ”のっそり” していて、悪路では足の落ち着きがありません。ゴトゴト暴れているというか...。

そこでバネ下を軽くすべく、まずはこのホイールを軽量のものに変えるだけでもかなりの効果が現れるのではないか?というのが本来の目的です。

しかしこの点に注目してホイールを考えるなら、13インチを検討するよりむしろ10インチを視野に入れたほうが現実的とも思えてきます。そのほうがタイヤの扁平率も小さく抑えられ乗り心地もマイルドになるでしょうし。

MINIは現代車には無い、”インチダウンしてもかっこいい車”。10インチならマグネシウムホイールなんかも存在しますが、さていかに。


(2341) せっかく参加したのだから    2009/11/03

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Japan Mini Day の会場で、頭の中はずっと ”格安アルミホイール” で満たされていたわけですが、買おうかどうか迷っているうちにモノは何方かの手の中へ...。それが運命と思いつつも気持ちだけが置き去りにされたようで...そう、こんな時の買い物は一番危険です!

えー、気がつけばキラキラのシフトレバーをぶら下げておりました。

MINIフリークの方は一目でお分かりと思いますが、このレバーは英国KAD社のクイックシフトです。MINI標準のシフトレバーは床から生えていますからアーム自体長いのですが、それゆえシフトストロークはバスのように長いのです。そのストロークを短くする目的で、てこの原理の支点を少し上方へ移動させ設計されたのがこのクイックシフト。当然その分シフト操作は重くなってしまうはずですが...。

そしてこのシフトレバーもう一つの特徴が、クイックリバース機能。通常、MINIをバックギアに入れる際はシフトレバーのリフト(引っ張って持ち上げる)操作が必要です。なのでホテルのボーイさんが車を移動してくれるような場合にも大抵バックへの入れ方が分からず尋ねられます。それをこのシフトレバーはノブ下のリングをクイッと持ち上げる事でシフトレバー自体を引っ張らずスマートにバックに入れられます。今時の6速マニュアル車であれば当たり前ですね...。

こんな願ったり叶ったりのシフトレバーが50周年イベント価格で半額以下。迷わず買い占めました!

しかし色々調べて見ると取り付けには若干の追加パーツが必要になるようで...。純正に戻さない事が前提であれば取り外すノーマルシフトからパーツの流用が可能なようですが、いかんせん純正品を真っ二つに切ってしまうようなのでそれは避けたいと...。

もしやそのパーツのために高いものにつかないだろうなぁ。


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