Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

北八ヶ岳を堪能する(2)

, …
By
All Photo by inos

北八ヶ岳にある白駒の池を周遊するハイキング。体力の無い我々でもクリアーできるビギナーコースながらその開放感と手付かずの大自然は北海道にも通ずる充実したもの。

池の辺りには2軒の山荘が存在し、こちら白駒荘は近年増築されたと思わしき新しく大きな建物が目に飛び込んできます。ちょっとしたお土産も販売されていますし大きな窓から壮大な景色を眺めながらのカフェもあったりで、山荘とは思えないお洒落な作り。ホテルのような清潔感のある屋内を見れば次はぜひ宿泊してみたい!そんなふうに思うのは私だけではなかったはず。

ここ白駒の池の標高は約2,100メートル。冷静に考えればあの美ヶ原高原2,000メートルよりも高いのですから涼しくて当然です。この日は大変良い天気に恵まれましたから暑くも寒くもなく実に快適でしたが、曇り空に北風が強まればたちまち凍える寒さになるのかもしれません。冬のハイキングや登山は積雪を想像すると無いのかもしれませんね。

さて、ここから我々にとって第2の目的地となる高見石小屋までの標高差約200メートル登山に入りました。

後になって知ったことですが我々が選んだこの登山ルートは高見石小屋へ続くいくつかのルートのうち一番急勾配だったようです。白駒の池を周遊してから高見石小屋を目指す場合は必然的にこのルートとなるため何も考えずに選んだのですが、登り始めて気づく勾配のキツさは我々初心者には少々ハードだったわけで。

場所によっては手も使わなければ登れないようなポイントも。流石に鎖場はありませんでしたがたった200メートルの標高を稼ぐのにもう結構必死で。同様のルートで登る登山客には快く道を譲り自分たちのペースでゆっくりと。

目的地の高見石小屋へ到着したのは予定時刻ぴったり。駐車場を出発したのが8時、高見石小屋到着予定が10時15分だったのですが、意識せず歩いたにもかかわらず登山計画ジャストオンタイムで到着なんてことがあるのですね。今回も登山計画に活用したのはYamapなるアプリ。それについてはまた後日ご紹介。

おそらくですが北八ヶ岳の白駒の池周辺への登山客の多くはここ高見石小屋に立ち寄ると思われ、我々が到着した10時15分でもご覧のように沢山の人が休憩しておりました。他の山小屋にはないここならではのお楽しみがあるからですね。後述。

高見石小屋に到着したのならまず休憩...といきたいところですが、ここでもうひと頑張りします。”高見石小屋” というくらいですから高いところにある石からの見晴らしが良いのでしょう。

小屋のすぐ脇にある登山道を登ればそこにあるのが高見石。でももはやここは登山道ではなくクライミングですね。岩場に入れば道などなく頂上へ向かうには自分でルートを考えながら慎重に上ります。高低差は30メートルくらいのものかと。

登山は全て自己責任で安全を確保する必要があります。以前登った瑞牆山山頂ほどの恐怖はありませんが足を滑らしたり風で飛ばされたりしないよう注意しながら多くの人がここで記念写真を撮っていました。

直前まで周遊していた白駒の池が深い森の中にひっそり佇んでいる様子が一望できとても眺めの良い場所です。ここは360度パノラマビューですから、遠くに見える街は佐久市なのか茅野市なのか、あまりの絶景で冷静に場所の特定には至りませんでしたが、遠くは群馬の荒船山なども見ることができました。

ここでランチを食べる強者も結構おりました。確かに山頂でご飯は美味しいですし普通に考えたら登頂の達成感と同時に味わえるのだからここがランチポイントとなるのは不思議じゃないですね。滑り落ちないようにだけ気をつければ。

穏やかな日だからこそ実現するほのぼの登山の光景です。

高見石から降りてきて再び高見石小屋へ。時間帯にもよると思いますが小屋の入り口付近は沢山の人で賑わっています。それもそのはず、この小屋にはここならではの名物があり我々含めそれ目当てで山を登ってくる人が多いのです。朝は10時から昼過ぎの14時までがその名物にありつける貴重な時間帯。

上の写真はその名物欲しさに並ぶ列。また、注文後に配膳を待つ人々。

注文時に名前を伝えてあるため、配膳の準備ができると山小屋のスタッフから大きな声で名前が呼ばれ注文品が手渡されます。この瞬間がとても嬉しい。

じゃじゃーん、これが高見石小屋名物の揚げパンセット。山小屋で揚げパンが食べられるのです。きなこ、ココア、抹茶、チーズ、黒ゴマの5種類どれを食べても疲れた体に染み渡る美味しさ。注文を受け付けてから揚げ始めるのか提供されるパンは暖かくて、標高が高く真夏でも肌寒いくらいの環境にはぴったりの温度感。

平日だと数ある味付けの中から好きなものを注文できるらしいですが、休日に関しては5種類のセット販売のみ。でも逆にこのセットで注文したい人の方が多いのではないでしょうか? インスタなどでもこの揚げパンセットは高見石小屋の定番アイテムとして次々ヒットします。

山登りの軽食といえば、シングルバーナーとカップラーメンの組み合わせはよく見る光景ですし、山頂で食べるカップラーメンは超絶美味しく感じますが、流石にこの高見石小屋ではカップラーメンを食べている人は少なかった印象です。やはり皆、話題の揚げパンが食べてみたくてここを目指しているのですね。

コメントを残す

*
*
* (公開されません)