Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

SNSで見守っていたうどん屋さんがオープンした

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All Photo by inos

こののぼりは何だ? と急停車しているのが軽トラっていうところが田舎ならではのほのぼの風景。我が家からほど近い場所に本日オープンしたのは ”虎と草” といううどん屋さん。

この周辺には食べ物屋さんはほとんど存在せず、ちょっとお昼ご飯を食べに行こうと思えば数km先まで車で出かけるのが日常。そもそも地元の人は自宅でご飯を食べますし、我々のような二拠点生活者は買い物へ出かけるついでに外出先で食べてくるような事が多いので、正直食べ物屋さんがないからといって困ることもないのですが、畑仕事などをしていてランチタイムに差し掛かった時、そこからご飯を作るのは面倒だし、かといって数km先まで出かけるのも大変という時に、近場にお店があるのが有難いと感じるのは事実。

道路沿いにのぼりが出ているのは客寄せというよりは店の場所を知らせるマーカー的な意味合いが強く、実はこのお店、幹線道路に面しておらずのぼりが無ければお店の存在に気づく人は誰もいないだろうという立地に建てられています。車で訪れた場合はお店の前の通路が狭くて車両が入れないため、離れた場所に用意された駐車場へ車を停め、そこから徒歩で100メートルくらい歩いてここまで辿り着く感じ。文字通り知る人ぞ知る隠れ家的うどん屋さん。

そんなうどん屋さんをなぜ我が家は知っているかというと、比較的ご近所ということもありますが、以前よりこちらの店主のInstagramをフォローしており、今日のオープンまでの長く大変な道のりを見守っていたのでした。

そう、この店舗は見ての通り古民家をリノベーションして作られており、半分はプロの職人、もう半分はこの店のオーナー自身が不要な壁を壊したり不用品を片付けたりしながら、汗水流して改築されたお店。我々はこの周辺の古民家の古さを知っていますから、ただならぬ苦労もよく分かるのです。だから今日のオープンには必ず訪問しようと決めていたのでした。

入り口は大変清潔で落ち着きがありおしゃれな雰囲気。都会と違って田舎では近年こうした古民家ベースのお店というのが注目されており、以前紹介したラーメン無垢もそうですし、我が家の近所では古民家ベースの民泊宿などもまもなく始まります。

数年前までは、都会との二拠点生活者や移住者が集まる住宅地といえば、少し山間に現代的なデザイナーズハウスのようなものを立てて、田舎の風景なんだけれどもどこかその周辺だけがオシャレで都会的な雰囲気が好まれましたが、最近はこんなふうに古民家の良さを生かしつつ地域の生活に馴染むようなスタイルが流行しているように感じます。

これで提供されるうどんが美味しければ最高ですが、さあいかに。

ここ数週間を思えば悪天候の今日は気温もそれほど低くなく暖かな冬といった感じ。とはいえ冬は冬ですからダウンジャケットを着て行くくらいの寒さでしたが、うどんの美味しさを判断するならやはり冷やしメニューでしょう!ということで、我が家はとり天と大エビ天のセットを注文。

あ、そもそもお店のオープンは11時ですが、我々はオープン当日の混雑を予想して10時40分くらいに到着してしまいましたが、初日だからなのか特別にオープン20分前に3番目のお客さんとして入店させて頂きました。どうせなら最初のお客さんになりたかったと後になって思いましたが、初日に待ち時間ゼロで入れただけでもラッキーですね。その後もひっきりなしにお客さんが入店してきました。幹線道路から店舗の存在にすら気づかない立地でその集客はやはり現代のSNS効果でしょうか。

さて肝心のうどんですが、少々値は張るもののこれが大変美味しい。中太で十分なコシのうどんの他に、群馬のひもかわうどんを連想させるイッタンモメンみたいなペラペラのうどんが添えられて、このお店ならではの提供スタイル。火傷しそうなアツアツの天ぷらも最高に美味しく、特にとり天の柔らかさは他に例がないくらい。

今後地域の人に口コミで存在が広まり、入店が難しくなることも予想されますが、次回はぜひ暖かいうどんを、そしてその次は鍋焼きうどんに挑戦してみたいですね。美味しいうどん屋さんで鍋焼きうどんって珍しい気がしますから極寒の日には優先的に注文してみようと思います。

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