あえて残すという考え方も

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自宅から少し歩いたところの平屋の団地がある日こんなふうにまとめて空き家になっていました。近い将来これらは一気に取り壊され、やがて新しい分譲住宅やマンションが建つみたいな未来予想図ですが、少し寂しい感じは否めませんでした。

理由は上手く説明できませんがこんなふうに同じ建物が並んで建っている姿って結構好きで、もし自分が住んでいたら、隣の家の人と創意工夫を話し合ったりして生活するのも楽しそうです。勿論お隣さんと仲良し!が前提になりますけど、雨の日に水がびちゃびちゃと落ちる音がうるさいと思ってお隣さんを見てみたら、トタン屋根の形状を日曜大工で加工していた!みたいな発見とか、隣の家はいつも窓が2つ開いているなぁと思って自分の家でも真似してみたら涼しい風が通り抜けるようになって快適だったとか。

ここに新しい家を建てるのも良いですが、いっそこうした建物を残すアイデアというのも面白いかも知れませんよね。中国の798芸術区のように、ここいら一帯の古民家をなるべくそのままの状態で残しアートギャラリーとして開放するような使い方。まあ全てはお金の話に行き着いて終わってしまうのでしょうけれど。

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