TOKYO AUTO SALON 2020(4)

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ジムニーネタばかりでは退屈してしまいますからここいらへんでちょっと一息。

NISSANブースではSuper GTでおなじみのMOTUL GTRが展示されていました。F1というと一般庶民には夢物語感が強いですが、Super GTは市販車最高峰のレースですから ”頑張ればここまで行ける” という目標のような憧れを持って見る事が出来ます。

実際はGT300は上限300馬力、GT500は上限500馬力ですから、数字だけ見たらもはや市販車がそれを上回るような事もあり得るんですけどね。それでも駆動系から空力まで市販車とは別次元の性能。何より見た目の存在感が凄い。

HONDAも同様にNSXベースのGTカーを展示しておりました。まだカーボンむき出しですからシェイクダウン前の来シーズンモデルでしょうかね。近年はそこまで私も入れ込んでおりませんのでパッと見て通過...ですけど。

こちらは見るからに耐久レース車両、ルマンですかね。国内では地上波放送こそされていないもののルマンもまた魅力的なレースですね。2時間ほどで終了してしまうスプリントレースと違い、昼も夜も走り続けるルマンは会場の雰囲気そのものにワクワクします。

ナイター設備で照らされたサーキットをヘッドライトを点灯させて走るレースって最高に興奮しますね。特にマジックアワーと呼ばれる夕暮れ時の何とも言えない光の変化。いつか現地で見てみたいです。

マツダブースに展示されたロードスターのレース車両。NR-A用でしょうかね? 私がNBロードスターに乗っていた頃に出来たNR-Aと呼ばれるワンメイクレースは当時からそれなりに人気があり、シリーズ戦で全国各地で行われました。

マツダってそこまでレースへの取り組んでいる印象ってないんですが、オレンジとグリーンのレナウンカラーはルマン優勝実績のある787BのDNAを引き継ぎこうしてロードスターにまで採用されているというわけですね。

今年のオートサロン、会場で見かける事の多かった車種の一つが新型スープラ。このクラスの車は私には手の出ない価格帯ですし実用性を考えると疑問もありますが、2019年に発売されたスポーツカーの代表としてこのイベントに投入されるのは凄く納得ですね。

オートサロンって昔はスポーツカーが中心のイベントだった気がしますし。車についての詳細はノーリサーチです。あしからず。

何でしょうこのハコスカみたいな乗り物は。サスセッティングのオニキャンも半端ないですね。公道は流石に走れないと思いますが、イベントを盛り上げる意味ではすごく存在価値のある1台。ユーモア賞があったらエントリーされそうです。

これを作ったら何台売れるのか? 利益は如何ほどか? ビジネス目線で言ったら形にし難いものでありながら、そこへ挑戦してくるあたりがオートサロンらしいのです。

こちらはゲレンデのピックアップトラック版でしょうかね。白一色で大人っぽくまとめながらコミカルな雰囲気が伝わってくる可愛い車。

しかしお値段は全然可愛くないのです。この車なんと2,980万円〜。標準仕様のゲレンデが幾らするか知りませんが、そこに手を入れたからといって2,980万円とは...。

遠くから傷つけないように眺める...そういう車ですね。

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