Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

TOKYO AUTO SALON 2020(3)

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All Photo by inos

TOYO TIRESさんブース。普段はあまりタイヤメーカーのブースに立ち寄ることなどないのですけどね。今回は新型Open Country RTの情報収集に。

SUV用、それもクロカンを前提とするような4×4向けには、アスファルトメインのHT、ラフロードメインのMT、両者を兼ねたATタイヤが存在するのが一般的です。これはタイヤメーカーの枠を飛び越えて用途に応じたタイヤカテゴリーの話です。

ラフロードメインのMTタイヤは見た目もカッコいいですし丈夫でパンクにも強く、泥んこ、岩場、川の中を走るのに最適なのは誰の目にも明らかですが、そこまで本気でオフロードを走らない人のために、オンロードからオフロードをオールマイティーに使えるよう開発されたのがATですね。

今私が注目しているTOYO TIRESさんのOpen Country RTはそのMTとATの間に位置する少し特殊な立ち位置。他メーカーにはないカテゴリーだけに貴重な銘柄なのです。

現物が展示されておりました。モデルチェンジによりホワイトレター化されたRTはいったい何Kg軽量化されたのか、そしてジムニー最適サイズの185/85/16は発売されるのか、近くにいた説明員に聞いてみました。

回答は、どちらもよく分からず...。え、説明員さんですよね?とツッコミを入れたかったですが、私もすぐに購入するわけではありませんからそこはやんわりと。

どれほど軽量化されたのかは不明ですが、少なくともジムニー用サイズは他メーカーのブースに展示されていましたから近い将来発売されるのでしょうね。同サイズの現行モデルは日本中から在庫が無くなるほど売れているわけですから次を作らないはずはなく。

現在はスタッドレスを履いたいる私ですが、ノーマルタイヤのHTがすり減ったら間違いなく次はこのタイヤにすると思います。

オートサロンに展示される車にしては控えめで珍しいFIAT500チンクェチェント。驚くほど綺麗、というか新車そのものと見間違うくらい。

ENDLESSさんのブースではレストアした旧車をこのように展示しておりました。そもそもがブレーキパーツメーカーですからレストアが専門ではないわけですが、最近ではこうした取り組みもしているとの事。

話を聞いたところ、このFIAT500は20万円程度で購入できる2台の中古車の状態の良いパーツを組み合わせ1台に組み直したと言っていました。つまりニコイチというやつですね。

驚くのはこのエンジンルーム。外観だけでなくエンジンまでが新品そのもの。とても中古パーツで組み直したとは思えないクオリティ。これだけ古い車になると交換パーツも入手困難だろうと思ったところ、案外イタリアではサードパーティー製パーツが販売されているんだとか。純正パーツとサードパーティーパーツを組み合わせここまでに仕上げたそうな。

新車ではないけれど、初めてFIAT500の新車を見たような気になりました。

ちなみに価格はいかほどでしょう?と質問をしたら、値段を付けるとしたら400万円くらいでしょうね。と冗談半分で話してくれました。販売の予定などないのですけどね、これだけ状態の良いFIAT500なら購入してみたい気もしてきます。

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