8月は2週連続で体験農園講習会が実施されました。そのためこの週末は山梨のセカンドハウスへは行かず東京の畑作業に集中。
今回行った作業は以下。ただし作業は土曜日と日曜日の2日間に分けて行いました。
1.キャベツ(ポイントワン、新藍)の定植
2.大根、レタスの準備
3.ネギの追肥
4.ナス、ピーマンの収穫
5.ポップコーンの収穫
6.緑肥すき込み後の手入れ
先週準備しておいたキャベツとブロッコリー・カリフラワーの畝に今回はキャベツのみ定植。上の写真は既に植えた後ですが、左からポイントワン1株、新藍(早蒔き)2株、新藍(遅蒔き)2株の順に植えており、左側が北、右側が南です。
苗のサイズを見ても分かる通り、北側に大きいもの、南側に小さいもの、キャベツに限りませんが植物は大きなものの成長によって隣の小さなものは光が遮られると成長が遅れますから、特にキャベツのように玉になる作物の場合1つの苗の一番外側の葉の広がり方で最終的な玉のサイズが決まってしまうため、成長後のサイズ感を考慮して植える順番と間隔を決めています。
ちなみに新藍という種類に早蒔きと遅蒔きの時間差をつけているのは、収穫時期をずらすため。一気にキャベツが5玉も採れても困りますからね。せめて1週間くらいはずれるように...というわけでして。
こちらは秋冬の大根とレタスを定植するための畝が完成したところ。黒マルチまでが引き終わり、台風シーズンの水はけを考慮して10cm程度の高畝としているところがポイント。
この場合も写真の左側が北、右側が南ですから、種まきと定植は北側が大根、南側にレタスを植えることは明確。大根は成長が進むと葉がかなり大きくなりますから南に植えてしまったら北側の作物の育ちが悪くなりますからね。
実はこの作業までは土曜日の昨日行っており、日没による強制終了にて一旦は終了とし帰宅したものの、日曜日となった今日、一見綺麗に出来ているこの畝を見返してどうしても仕上がりに納得がいかず、また本日作業のやり直しをすることにしました。
ここからは本日日曜日の作業風景。昨日設置した黒マルチは一旦全部引き剥がし、もう一度この畝をスコップとクワを使って念入りに耕し直し!
他の作物と違い大根のような根菜はいかに柔らかい土を準備するかが成長と仕上がりにダイレクトに影響することは有名。大根十耕と言われるように大根を作るなら10回は土を耕しなさい!と昔の人が言ったくらいですから、昨日のやっつけ作業で作った畝ではまともな大根などできないだろうと。
とはいえ外は35℃近い気温の今日でしたからやはり作業は夕方から。アイスマンベストを着てキンキンに体を冷やしながらゆっくり念入りに耕しました。
フカフカの土が出来上がった後は10cmの高畝を作り黒マルチを張りますが、今回使用する9230穴あきマルチ(幅90cm、2列、30cm間隔)の穴のポジションがレタスと大根を植えた時にちょうど畝の真ん中に来るのではなく、ややレタス寄り(つまり南側に僅かに寄せて)張ることで、大根が最大に成長した際にも隣の区画との間にある程度の空間的余裕が出来るよう数cm間隔で調整しました。
上の写真はマルチを張る直前の整地した畝の様子。この土の雰囲気を見るだけでも明らかにスコップでひっくり返している時よりパウダー状の柔らかそうな土になっているのが見て取れるかと。この状態にするのに30分くらいフラフラになりながら耕しました。
それはそうと、一般的にはマルチ張りをここまできっちりやらないと思いますが、最近は真っ平でシワがなく、表面に空が反射するくらい美しく仕上げるのが農園メンバーの技術向上とともに普通になっており、更に綺麗に!みたいに美を追求すると、ご覧の通りどこかの工事現場ですか!というくらい手間暇を掛けることになります。
これは私の持論ですが、人より綺麗に準備を進めようという気持ちがあるだけで収穫物の仕上がりには少なからず違いが現れる気がしますね。それは何も土づくりに情熱を注げ!と言いたいわけではなく、きっちり準備を進めているベテランさんを見ていると、小さなところへも手を抜かず、考えられる手段で出来る限りの努力をしているのです。それが大根の土づくりならこういう事だろう!と考え、今日の作業やり直しを決意したというわけです。
マルチまで張り終えた姿は理想通り大変綺麗に仕上げることができましたが、もうその頃には暗くなってしまいライトを当てなければ見えない時間帯でしたので写真はなし。あしからず。





