CP+でプラスと感じた事 2015(3)

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例年であれば入場後一番最初に足を運ぶブースなのですが、今年は各メーカーのセミナー参加を優先したため一番最後に訪れたのがSIGMAブースです。

競合他社が似たようなプロダクツ展開で数値を塗り替える事を「進化」と呼んでいるのに対し、近年のSIGMAさんは目指しているものがはっきりしていて凄く気持ちが良いです。ブースデザインを見ただけで「今ここに全力を注いでいます!」という意気込みが伝わってきますし、こんなふうな展示をされたら、ちょっと立ち寄ってみよう!という気になります。

EOSユーザーがディスプレイを覗き込んでいる...この一枚が全てを物語っていますよね。我ながらこの写真は結構好きです。

 

SIGMAさんはこれまでの経緯からして新しいセンサーを開発するとまずコンパクトボディのdpシリーズに搭載し、1年遅れくらいで一眼レフタイプのボディに搭載してきます。CEOの山木さんも以前「Quattroセンサーを搭載した一眼ボディも検討中」とおっしゃっていましたからこのショーでプロトタイプが仕上がってくるのだろうと予想していたところ、いつも良い意味で期待を裏切るSIGMAさん「dp0」なる新たな焦点域を投入してきました。

これまでのdp1、dp2、dp3に、dp0が加わっていよいよ4兄弟となったわけですね。ゼロという数字からして最も広角側を担う21mm(35mm換算)の位置づけで、SIGMAさんいわくディストーションゼロを目指したんだとか。ゼロという数字はもしや歪みゼロという気持ちも込められているんでしょうかね。

どのボディにもフィットする専用LCDビューファインダー、これがめちゃくちゃカッコイイですね。ただコンパクトデジカメから始まったdpシリーズはいつしか一眼レフ並に大きくなりましたが...。本気で撮るならコイツを持ち出す!そんな写真生活も悪くないかも。

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