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猿まねで近づけてみる

Posted on 2017/11/21

アンセルアダムスの写真展を見てからというもの、あのリッチなモノクロプリントに感動してしまい、デジタルでそれをどこまで近づけられるのか、自分なりにRAWからのモノクロ現像を今一度研究してみました。

いくらα7RIIが高精細だからとはいえ、緻密さと柔らかさを併せ持つ8×10フィルムには及びませんが、とは言え後処理の調整幅の広さと何度でもやり直しが出来るデジタルならではの長所を活かせば、その雰囲気くらいは再現出来るのではないかという浅はかな挑戦。

海外旅行経験の少ない私の事ですからヨセミテのハーフドーム素材など持ち合わせておりませんが、日本が誇る観光名所 ”華厳の滝” なら1ヶ月ほど前の写真がありましたからこれらでテスト。

α7RIIの性能を半分くらいしか引き出せない古い設計のニコン20mmF2.8による撮影、周辺解像の低さはこの際目をつぶるとして今回は全体的な階調を重視したルック作り。解像感が欲しければ高級レンズを手にすれば実現出来ますが見せ方のテクニックはお金だけでは手に入りませんから日頃からこうやっていじって遊ぶのです。「モノクロって彩度スライダーをゼロにして色を抜けば良いんでしょ? 」っていう初歩的なところで足踏みする事なく、勿論RGBコントロールによるカラーパイプラインでモノクロ階調を作り上げます。水色と黄色と桃色は全部違うグレーだよねって話です。

色々試行錯誤していくうちに「ネイチャーフォトは撮影時刻と天気が全てだな」なんて当たり前の事に気付くわけで、本腰入れるなら三脚担いで山に向かう根性と、最高の光を待つ忍耐力こそが求められる素質というものかと考えたり。

写真から、初めて本物の風景を見てみたいと思った日

Posted on 2017/11/19

風景写真に興味があったわけではありません。どちらかというと目の前の出来事を写し止めるような ”動きのあるストリートスナップ” が私は好きです。それだって風景と言われればそうかもしれませんが、所謂ネイチャーフォトのような ”絵葉書になるような写真” を真剣に撮るタイプではないという意味です。

それでもこの写真展に足を運んだのは、私の趣味の写真ライフにさえ影響を与えるようないくつかのキーワードをこの写真家さんは世に残してくれていたからに他ならず、もっと知りたいという気持ちと、その信念から生まれた作品とはいったいどんなものなのかこの目で見てみたかったのです。

アンセルアダムス写真展。主催してくれた富士フィルムさんには大変感謝です。

アンセルアダムスは20世紀にアメリカで活躍した最も著名な写真家の一人。画像の鮮鋭性に写真の価値を置くストレートフォトグラフィを探求する ”グループf/64” の結成メンバー。f/64は大判カメラでパンフォーカス撮影を実現する最小絞り値に因んで名付けられているそうで、その値から逆算するに当時のフィルム感度で全てをシャープに写すにはそれなりの長時間露光が必要だったと想像出来ます。

アンセルアダムスがメインで使っていたのは8×10(20cm×25cm)フィルムで、今回の展示では本人によるコンタクトプリントが多かったです。70年以上前の作品にも関わらず流石に8×10ネガサイズからのプリントは驚くほど豊富な階調で表現されており、息を飲むとは正にこの事かと思いましたね。ヨセミテ公園の写真は誰もが知る彼の代表作ですが、数年前にAppleのMac OSの標準壁紙だった同ヨセミテ写真とは大違いで、今さらながらデジタルはフィルムを超えられていないのではないか?そんな事を考えてしまいました。

勿論、アンセルアダムスは全てがアナログな製作工程ながら独自の技法 ”ゾーンシステム” を生み出した人でもあるので、現代のデジタルプロセスにも似た緻密な計算から実現している結果であり、それこそが今回私が足を運ぶ理由の一つでした。

ゾーンシステムは被写体に対する写真の露出からネガの濃度、プリントまでをトータルに数値化する理論で、今で言うところのトータルワークフローであり、撮影段階から既に後処理の事までを考えた逆算法で露出の決定をしている...そんな感じだと思います。

ゾーンシステムに興味があった以上に、私の中では座右の銘のように心に強く刻まれている言葉があり、それがこの ”ネガは楽譜であり、プリントは演奏である” というものです。私の中でアンセルアダムスといったらこの言葉の生みの親!というくらいの存在でした。正直、写真は真剣に見た事が無かったけれどこの言葉だけは知っていた...みたいな。

現代写真にも通ずる、仕上りまでのプロセスの全てをこの一言で見事に言い表していて大好きなフレーズです。

楽譜というのは誰が見ても同じだけれど、演奏というのは実際に奏でる人によって全員違う。写真も全く同じで、撮影まではあくまで楽譜作りで、それをどう演奏するかが表現に繋がっていくわけですが、写真業界がフィルムからデジタルになってからというものJPEG神話みたいなところを訴える声もあって、カメラで撮ったままがニュートラル!というか、後処理でいじるのは邪道!みたいに考える人が未だに多く、そこの議論が始まるとお互いなかなか納得のいく答えにたどり着かない傾向はデジタルにRAWの文化が浸透した頃から変わらずです。

しかしそれをアンセルは70年前にズバリこの一言で言い表している。

また、今回興味深かったのは、展示作品の中に2枚だけ少しコントラストが低く非常に軟調に表現されていた作品があり、聞けばそれらはポラロイドのタイプ55のシートネガから印画紙に焼き付ける手法を用いたらしく、他の作品に見る超高精細ハイコントラストな作品の良さとはまた違った表現に繋がっていて、それはそれで良かったですね。

ネイチャーフォトの写真展は沢山ありますが、ヨセミテ公園に実際に足を運び本物を見てみたいと思わされた写真展はこれが初めてでした。

※ 尚本写真展は撮影禁止となっており、撮影が許可されているのは最初に掲載した1枚のみです。

もう秋も終わるというけれど

Posted on 2017/11/18

白い背景に貼り付ける写真ではないかもですが、ここのところ忙しくて新しい写真が撮れていないという理由で、お気に入りの靴とお気に入りのズボンとお気に入りのトーンで撮った夏の終わりの写真を引っ張り出しました。

スナップ写真には忍耐が必要なのですが私はそこまで我慢強く ”待つ” 事が出来ないのでこのタイミングでシャッターを切ってしまいました。本当は左上に赤い車とか東京無線のタクシーがフレームインしてくるのを待ったほうが良かったですね。というかぼかしすぎてしまって左上に写っているのが白い車って分かりませんね。2段くらい絞って撮れば良かったです。

忙しさのピークは過ぎましたから、今週末くらいからまた街を歩いてみますかね。

新しいレンズへのアイデアに期待したい

Posted on 2017/10/25

SONY α7RIIIですか、本日急に発表されました。Appleの新製品のように発表前から情報リークがない分オフィシャルな情報にワクワクしますね。

私が愛用するα7RIIの発売が2015年の夏ですから2年の沈黙を破り新型の登場ということですね。しかし私の率直な感想は、それだけ長いブランクがあったわりには驚くような進化が感じられなかった...といったところ。

勿論後発モデルですから通り一遍の性能向上は計られているのですが、どれも明日の写真歴史を左右するような進化には繋がっていない気がしました。ちょうどそれは近年のスマートフォンの新製品発表に通ずる感じ...。

秒間5コマが最速だったRIIに対しRIIIは2倍の10コマ撮れます!と言われても、本当にそこを求めている人がどれだけいるのだろう...という気がしなくもないです。少なくとも私みたいなスナップ or じっくり運用では連写機能そのものが不要ですし、AFさえセンターのシングルでOKなので、所謂定量化されやすい最新のテクノロジーにカメラの魅力は感じないわけで...。まあ確かに ”ピクセルシフトマルチ撮影” なんてのは少し気になったりもしますけど。

現在α7RIIを使っていて改善されたら良いと思うポイントは、

1.EVFの解像度と階調性。(レフ機の代わりにするなら今の4倍くらいの解像感がほしい)
2.サイレント撮影時のローリングシャッター現象(機械シャッターを使わないと動体像がゆがむ)

くらいのものです。この2点は仕上がりに直結するので今後の性能向上に期待したいところですが、どちらもデジタルな話なので時間の問題ですね。

そんな事より私の個人的な意見としては、もっと持ち運びのしやすい小さく明るいズームレンズを開発してほしいですね。単焦点レンズしか持っていない私としては、その写りには満足しているもののやはり旅行やイベントで不自由を感じているのも事実。かと言って24−70mm F2.8などというズームレンズの中では明るいとされるモデルとなるとカメラボディよりも重たく大きくなってしまい、今度はカメラそのものを持ち歩かなくなってしまう。逆に軽いレンズを選ぶと途端にF4なんて暗いモデルしかなく、パンフォーカスなら良いけど...ってな写りしか望めない。

ズーム比を欲張るからレンズは大きくなってしまうわけで、いっそ割り切って2倍ズームだけど明るいよ!ってモデルを開発してほしいですね。例えば24−50mm F2.8とか35−70mm F2.8とか。3倍ズームじゃなく2倍ズーム。だから24−70mmの2/3のサイズで実現できました!的な。

需要を考えるとどうか知りませんが、そういうズームレンズってどこのメーカーも出しませんよね。猫も杓子も24−70mm F2.8ですよ。それでスペック比較とかしていても幸せになれないと思うのですが...。さらにレンズ内手ぶれ補正機能を搭載するものだからどんどん鏡胴は大きくなり、フィルムカメラ時代とスペック的には同じでも大きさ1.5倍!みたいになっている。手ぶれ補正に関してはセンサーシフト式5軸補正がカメラ側に入っているのでレンズ側に搭載する必要ないんですよね。

24−50mm F2.8レンズ内手ぶれ補正無し! フルサイズ対応世界最小最軽量ワイドズームレンズ、ソニー純正じゃなくても良いのでSIGMAとかTAMRONとか頑張ってもらえませんかねぇ。と思っていたら今回α7RIIIと同時に24−105mm F4ズームも発表されましたね...。あの、ですから高倍率ではなく低倍率が欲しいんですけど。

カメラが頭打ち(というか現行機種で満足)なら、次はレンズ開発へのアイデアではないでしょうか。

台風一過の青空が最高

Posted on 2017/10/23

先日の検診結果を聞きに病院へ。急に悪くなる体ではないので心配はしていませんがなんだかいつもドキドキします。結果は ”今年も元気” だそうです!

とはいえ今年の夏は天候に恵まれなかった事を理由に運動不足となりましたから、今日みたいな日は健康を見直す良い機会と受け取って意識して体を動かす努力をします。若松河田駅から新宿までの地下鉄2駅を徒歩に変えるだけでなく、買い物や散歩も追加して結果的に新宿周辺を約10kmウォーキングしました。しかし目的もなくただ歩いても面白くない...。

これも毎年この日の恒例になっていますが東京都庁の展望室へ。なんたって台風一過の眺めですから一番綺麗な景色なはずです!

上って見るとその予想は的中で、東京にも青い空が帰ってきた!という感じでした。ただエレベーターの待ち時間が15分ほどかかりましたね。なんでも今日は北展望室がお休みで南展望室のみでしたので外国人観光客が行列となり...。というか並んでいる人のうち約8割が外国人でしたね。

そんなわけで今回は沢山の人が様々な表情で景色を眺めてしましたからそれを見ているだけでも楽しめました。写真の撮り方もちょっと工夫して2枚のガラスを使ってこんなふうな面白い写真にしてみました。合成や多重露光じゃないですよ。2枚目の写真の真ん中には富士山が写っているんですが雲の掛かり方と窓の反射が微妙に重なって全然わからなくなってしまいました。ちょうどそこに人のシルエットが重なるところまでは計算通りだったんですけどね。富士山がの頂上付近に雪が積もってくれるともう少し分かりやすい画になりそうですね。

最後の写真の緑は代々木公園(明治神宮)。流石に大きいですね。東京にも緑はあるのです!

この後家に帰り今度はトレンクルで近所を15kmポタリングしました。毎日これくらい体を動かしていれば丈夫な体になりますね。

iPhone片手にα7を語る

Posted on 2017/10/22

昨日のマグナム写真展の会場は基本的に写真撮影禁止なのですが、日記の最後に掲載した場所だけが許されたエリアになっていました。ルールは守らないといけませんから私が撮ったのもその場所だけ。

こういう会場にしては珍しく訪れた人の多くがそこで記念写真を撮っており、その中の一人の方に「シャッター押してもらって良いですか?」と撮影を頼まれました。観光地でよくある光景ですね。

手渡されたのはお決まりのiPhoneだったわけで、私も同じユーザーですから躊躇なく撮影出来ましたし ”手渡されたからには!” と最高の1枚を撮ってあげるつもりで撮りました。いつもそんなふうに頼まれた時は必ず仕上がりをチェックしてもらって不満があれば何度でも撮ってあげるつもりで望みます。流石に「あ〜もう一度お願いします」とは言われませんけどね。

そんなわけでiPhoneをお返しし私は次の展覧会のチラシに目を通していると、先ほどの方が話しかけてきてくれて「なんだかマニアックなレンズを使っていたので良い写真撮ってもらえそうな気がしてお願いしました」と。もう少しで木に登るところでした...。

聞けばその方はα7Sユーザーとのことで、マウントアダプターを介し純正レンズ以外を組み合わせて楽しむ事にも関心があるのだとか。その時私がHeliar 40mm F2.8と組み合わせてたTECHART LM-EA7にも随分興味を示しておりましたね。存在は知っていたが実物を見たのが初めてだったとかで。

Classic MINIに乗っていると街ですれ違ったり観光地で一緒になると手を上げたり挨拶したりして仲間意識を感じる事は少なくないのですが、同じカメラを使っているからと知らない人が声を掛けてくれる事って少ないですからちょっと嬉しいですね。

iPhoneだけじゃなく次はα7Sを持ち歩いてほしいと願いを込めて、沈胴式ゆえに一番小さくなるEマウント標準レンズじゃないかとHeliar 40mm F2.8お奨めしておきました。

写真ファンはマグナムにたどり着く

Posted on 2017/10/21

予報通りの雨。色々考えた挙句結局六本木に足を運んでみました。いつもより早い夕暮れ時の東京タワーはこんな感じ...。

雨には雨なりの表情があるはずでそんな東京を眺めるのも良いものです。遠くを望もうと思っても視界的に無理があるので、大きな建物を煽って見れば雨の中に大都会の存在を再認識できるというものです。

いつもはビニール傘は意識して使わないようにしているのですが、今日はあえてビニール越しの写真を撮りたくて自宅から持ち出しました。もっと広角レンズを使用するべきところ今日持って行ったのが40mmだったのでこれが限界な感じ。こんな時に限って傘に落ちる雨粒が小さく霧雨が溜まって出来た水滴での撮影だったので台風が迫っている感じまでは残せず...。

時系列的にはこちらが先です。本日の目的はミッドタウンの富士フィルムスクエアで開催されているマグナムの写真展。今年は六本木を訪れる頻度が高く正直飽きるくらいなのですが、マグナムの写真展と聞いて行かないわけがない!

どうやら今回の写真展はここ富士フィルムスクエアが開館して10周年を記念してのイベントらしいです。そうですかもう10年なんですね。銀座にあった頃からお世話になっている私ですがここに移転してまだ数年くらいだと思っていました。時の流れというのは早いものです。

さて泣く子も黙るマグナムフォトですよ! 写真好きじゃなくても聞いたことくらいはあるという人もいる世界最高の写真家集団。

ロバートキャパを始めとする錚々たるメンバーの全70作品が年代別に並べられ、マグナムの歴史背景を分かりやすく表現しつつもそれぞれの作品には主張があり写真家の個性が現れている点が印象的でした。記録することを重視しフォトジャーナリズムの礎を築いたキャパ、瞬間を切り取ることにより写真の芸術性を高めたブレッソン、そんなふうに語られる対照的な二人の作品は、並べて見るとこうも違いがはっきり出るものなのだと改めて感じることもできました。

ブレッソン好きな私としては、言われなくても展示を見れば「この作風はブレッソンだな!」ってある程度分かりますが、今回初めてゼラチンシルバープリントでまじまじと見ることが出来た「マドリード スペイン 1933」が好きになりましたね。あの不規則な窓の並びを左上に見切れた空で端を感じさせつつ、手前は大人と子供をコントラスト高く表現してます。シャッタータイミングもあれ以外考えられないというくらいの瞬間を捉えてますよね。ストレートフォト主体の1933年という時代に ”実在する被写体のみでグラフィカルに” 表現しているのですから今以上に当時の存在感は凄かったでしょうね。

また、デニス・ストックの作品も私好みでした。一般的には「ジェームスディーンを写した作品」が有名ですかね。それ以外にも対象とする被写体や表現方法、仕上げの方向全体においてどの作品も好感が持てるのですが、今回驚いたのは「オードリーヘップバーンを写した作品」。1954年とされていますから撮影は今から60年以上前のフィルムですよね? それでこの粒状感とグラデーションですか...。今年撮った写真と言われてもおかしくないような仕上がりです。

70点と言わず700点くらい見たかった今回の写真展。内容はかなり充実しており大満足。これを見てしまうと普段私達がマウスでこねくり回しているデジタルデータは写真とは似て非なるものだなぁとも。

もう少し現実的な大きさなら良いが...

Posted on 2017/10/18

やはり形にする人が出てきましたか...という感じのアイテムが Kickstarterに登場 したようです。

従来のクラシカルなフィルムカメラをデジタル化する為のデジタルバックですね。これまでフィルムカメラ用デジタルバックとしては中判サイズに対応したPHASE ONEあたりが有名どころでしたが、あちらは100万円前後の思い切りが必要でした。しかしこちらは35mmフィルムサイズでKickstarterでのキットの出資価格は€175からのようです。

構造的には独自のアダプター形状で多くのカメラに対応出来るそうで、フイルム部のスクリーンに映し出される光をバックパック後部にある小型センサーで撮影するようです。つまりこの製品は35mmフルフレームセンサーを搭載しているわけではなく、あくまで35mmフィルムサイズのスクリーンを小型カメラで再撮するイメージ。だから背面パネルにはやたら目立つ出っ張りがあるわけですね。

また、筐体右下には液晶モニターも搭載されており撮影後のプレビューが出来るようです。更に動画撮影にも対応し、Wi-Fi接続によってスマートフォンでライブビューも出来るのだとか。まあこうしたクラシカルなカメラを使って動画を撮るかは別にして、現代的な機能を頑張って載せているのは伝わってきます。

ただそれゆえ消費電力も増えるようでそれなりに大きなバッテリーも搭載しているためとにかく全体的に大きい! 背面の出っ張りがほぼゼロで、高さが今の半分くらいに収まれば、嘗てのモータードライブやワインダーのつもりで使えそうですけどね。

発想は面白いですが実用性はどうか...というのが気になるところ。

雨の日は趣味に没頭

Posted on 2017/10/14

残念ながら東京は少なくとも今日から1週間ほどは晴天が望めないそうで、今年の夏に引き続き最高に気持ちの良い季節がまたもインドアで過ぎていくかと思うと「2017年もう1テイクくださ〜い」と言いたくなります。

まあそんな事を嘆いても時間は戻って来ませんで、ならば自ら楽しく充実した時間の使い方を考えるほかありません。きっと来年は水不足に悩まされるくらい晴天続きとなるでしょう。ねえ神様...。

今日から急に寒くなりました。薄い長袖1枚では肌寒く、少し出かけましたが風邪を引きそうな気がして最低限の用事を済ませてすぐに帰宅しました。2日前くらいは夏日だったんですけどね。

写真は祝日だった月曜日。日光から帰って来た翌日です。秋の楽しげな公園をバックにトレンクルを撮りたくてその瞬間が訪れるまでこの場所で20分くらい粘りましたね。明るめな標準レンズを使えばこれくらいなボケは期待できますが、背景が広くなりすぎて余計なものが見切れるので、これは105mm F2.8で15メートルくらい離れた場所から撮っています。車を撮影するときも同様ですね。被写体だけをキリッと引き立たせられるのと、ボディに自分自身が映り込むのを防げます。

今日はズームレンズとの戦いだった

Posted on 2017/09/12

東京の夕暮れ、こう見えて小雨が降っていたりしますから一部地域では虹も見えたようですね。どす黒い雲で変な空でした。これは使い慣れた40mm単焦点レンズで撮影。

今日は某車メーカーショールームでの写真撮影のお仕事でしたが、カメラ本体は自身のα7RIIを使用したもののレンズは提供された24-70mm F2.8 G-Master。標準ズームで税込30万円オーバーって一昔前ならちょっと信じられないほど高価なレンズですがこれがいまいち私にはしっくり来ない...。

普段ズームレンズというものを使っていないので慣れていないだけなのですが、広角で寄るのか望遠で離れるのか、同じような絵作りをするにも一瞬頭の中で迷いが出るんですよね。結果的に仕上った画には力が足りないと言うか...。結果を見た人には「いいね」と言ってもらえるので、多分それも現場で迷いが出た事を知っている自分だけが感じる事なんでしょうけど。

単焦点レンズの場合は先にイメージを頭の中に描いてそれに合う焦点距離をチョイスしますから、答えを導き出す為の手段を考える!という感じですが、リングを回すだけでグィッと焦点距離が変わるズームレンズはその順番が逆で、先に答えが見えてしまうのでその中から自分が選ぶみたいな使い方になってしまう...。レンズに撮らされる...というやつですね。単焦点レンズのように先にイメージしてからリングを回せばいいじゃないか!と言われるかもしれませんが、どうもそれが違うというか。

その代わり、ズームレンズ1本で単焦点レンズ3本くらいの仕事をしてくれるので仕事や旅行なら楽チンです。G-Masterなら各収差も最小限なので単焦点っぽい仕上りも期待できますからね。歪曲は結構出るので後修正が必要なのと、同じ焦点距離同じF値なら単焦点レンズの1段分くらいボケが少ないので、常に単焦点F4くらいのボケが使えると思って取り組めば間違いないです。