月さえ見えない七夕の夜

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7月7日ってなんだか特別な日な感じがするのは私だけでしょうか。織姫と彦星が...なんて気持ちで夜空を眺めたのは子供の頃の話ですが、ロマンチックな気持ちなど忘れつつある大人とはいえ、冷静に考えられるようになった今だからこそ日本にとってクリスマスやハロウィンより大切にしても良さそうな日に思えてくるのです。

ドリカムの名曲に「7月7日晴れ」ってな曲がありましたが、流石に感性を手掛かりに仕事をする人は物事を敏感に感じ取り上手く形にしますね。

地下鉄の駅で奇麗な短冊を見かけました。皆思い思いの願い事を書き綴っていてそれらを見ているだけで少し穏やかな気持ちになれました。当たり前のような幸せを望みそれについて考える事って1年を振り返ってもそう多くはないですよね。多分ここに書かれている事の多くは心の清らかな人の気持ちなんじゃないかと思います。いくら願い事といっても、例えば集団詐欺グループが「今年こそオレオレ詐欺が大成功しますように!」とは書かないでしょうから。

まあ中には「願いが全て叶いますように」と書かれた最強の札!もありましたけど。なるほど良く考えましたね。

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