Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

カッコ良さと可愛さと

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All Photo by inos

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中央自動車道須玉インターから佐久方面へR141を走り続ける事25km程、道沿いのあちこちにこのような可愛い牛のオブジェが見えてきたらそこはもう野辺山の中心。何だかホッとする瞬間です。恐らくこのオブジェは牛や馬の餌となる牧草を機械で丸めたもので、普通はそのまま長期保存するのでしょうが、そこへちょっとしたペイントを施したらなんとも愛くるしいキャラクターが完成したといったところでしょうか。誰が考えたか知りませんがなかなかユニークで好きです。

この辺りは牧場ならではの採れたて牛乳で作った乳製品や濃厚ソフトクリームが売っていて、観光客には定番メニューになっているようです。良く考えてみたら特別なレジャー施設があるわけではありませんし、山登りが好きなら八ケ岳に行ってしまうところ、広大な畑と牧場目指して観光客がバスでやってくる...これって凄い事ですよね。地域活性化などを謳って巨大な施設などは作らずこれからもずっとこのままでいて欲しいと切に願います。

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牛のオブジェと同じくらいの頻度で目にするのが巨大トラクター。畑の中で農作業をこなすのは勿論の事、国道とかを凄いスピードと音でブンブン走っています。子供の頃見たヤンマーのトラクターからの先入観でトラクターは真っ赤なボディ! という印象を覆す緑と黄色のツートーン。JHON DEEREというメーカーのもののようですが、こいつが素晴らしくカッコイイ!! 野辺山に行くとフェラーリよりもトラクターがカッコよく見える魔法にかかるのです。

東京で渋谷や原宿の交差点に高級スポーツカーが進入してくると皆が振り返るように、私はこの土地でトラクターが走ってくると思わず振り返ってしまいます。このサイズから受ける迫力と巨大エンジンの重低音、しびれます。

今回は早朝にPhantomのフライトを終えると昼間はかなり時間を持て余しましたから、あっちに行ってもこっちに行ってもついついトラクターの写真ばかり撮っておりました。下の写真は滝沢牧場での1コマですが、場内には廃車となった車両がこんなふうに置き去りになっていて、それだけで画になってしまうんです。ちなみにこのモデルが今回私が見た中でお気に入りの1台。普通サイズのトラクターですが巨大モデルを見た後だとやけに可愛く見えてしまう...。

どうなんでしょう、海外だとトラクターをピカピカのメッキパーツなどでドレスアップして ”マイトラクター” に仕上げるマニアとかもいそうですが、日本だとそういうのは無いんでしょうかね。私ならこれが究極のクロカンとばかりに道無き道を突進してみたいのだけれど。今回ほどトラクターに魅せられたのは生まれて初めてです。コイツをブンブン乗りこなしていたらやっぱりカッコイイ!

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