年齢のわりには神社仏閣は好きな方で、中でも奈良の薬師寺はお坊さんの説法が好きで、修学旅行も合わせればこれまでに2度訪れたお寺。

そんな薬師寺には2つの大きな塔があり、そのうちの片一方 ”東塔” は2009年から11年に及ぶ修復工事が行われてきて、今年2020年はいよいよその姿がお披露目になると注目されておりました。工事中は四方を壁で覆ってしまっていましたから姿を見ることができなかったのです。

お坊さんの話では、2020年に完成とされながらも東京オリンピックと重なるため話題は全てそちらへ流れ、人々は奈良までお参りに来てくれないのではないか？と心配していましたが、実際はオリンピックどころかコロナウイルスの影響でいずれもそれどころではない状況となってしまいました。

薬師寺の東塔の完成はネットニュースで無事に公開されたとの情報を読みましたから予定通り進んだようですが、実際の参拝者はどれくらい集まっているのでしょうか。檀家さんを設けず、お写経による収入だけで成り立っている薬師寺の事ですから今は少し心配です。