CDは専らレンタルで…というのがここ数年の私の音楽事情ですが、邦楽は発売後1ヶ月もすれば大抵借りられますし、インディーズレーベルでも無ければ殆どの新譜がレンタルの対象になります。しかし洋楽に関してはメジャーなミュージシャンや話題の新人にスポットが当たる事が多く、ちょっとばかりマニアックな路線や、大物ミュージシャンとて旧作となればレンタルされていない事も少なくありません。

世の中はネット配信による音楽ファイルのダウンロード販売に移行しつつ有りますから、iTunesを利用すればある程度の楽曲は簡単に入手出来ますが、音楽レーベルによってはiTunesと契約を結んでいなかったりしますし、邦楽に比べダイナミックレンジを上手に使った楽曲が多い洋楽をAACファイルの128kbpsというこじんまりとしたファイルに圧縮してしまうのも勿体無い気がして最近は再びCDを購入するようにしています。

ネット通販で購入すればCDもかなり安く買えますし、Amazon等を利用すれば2日程で手元に届きます。在庫が無い商品に関しては海外からの発送になりますから2週間程度待たされる事もありますが、それでも送料が0円なら文句は有りません。

今回はSheryl Crowデビューアルバムのデラックス版として昨年末リリースされたTYESDAY NIGHT MUSIC CLUB DELUXE Editionと、Sade 10年ぶりの新譜SOLDIER OF LOVE SADEが手元に届き、海外発送の予定だったSade lovers liveのDVDも一緒に梱包され10日ほど早い到着となりました。きっと日本に在庫があったのでしょうね。こちらは少し古く2002年の作品です。

Sadeの暗くスローな曲調は、深夜にオープンカーの幌を開け湘南海岸を横目にR134号を流せば、生ぬるい春の空気と相まって最高にマッチするのですが、10年も昔のそんな思い出を胸に、今日のところはそのしっとりとした歌声だけに包まれながら眠る事になりそうです。