トウモロコシの美味しさを共有したい。そんな願いから生まれた注目スポット

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ハマラノーエンを知っている人はかなりのトウモロコシ好きか、先日テレビで見た!という人のどちらかじゃないかと思います。今回我が家は今話題の ”ハマラノーエン” に行ってみました。

東京で我々が参加している体験農園でも今年は十数本のトウモロコシを収穫しすでにシーズンを終えているわけですが、そのほかにもお店や直売所で購入したものをカウントすれば、この夏1人10本以上は食べてきたトウモロコシ。我が家はトウモロコシが大好きなのです。

今回訪れることとなったこちらのハマラノーエンは八ヶ岳の麓、長野県原村でトウモロコシ販売を専門とする昨年あたりから話題のショップ。ショップといってもトウモロコシ畑に囲まれるように建てられたビニールハウスなのですが、先日このハウスの前の道を通過したら駐車場には溢れんばかりの車が停まっていて、ハウス入り口には長蛇の列。

一体何事か? と気になっていたところ、ちょうどその後テレビ放送されていた ”マツコの知らない世界” にハマラノーエンの若き創立者のお二方が出演しており、映像に映ったハウスの雰囲気からして我々としても「あ、あそこだ!」と合点がいったというわけです。

そんなハマラノーエンのハマラハウス、我が家から車で40分ほどの立地というメリットを活かし、炎天下で列の最後尾に並ぶ事態だけは避けようと天気の優れないこの日ここぞとばかりに朝9時を目指していざ到着してみると、流石に台風10号大接近のニュースでお客さんはまばら。大変ラッキーなことにガラガラのハウスに入店することができました。

ハウス内はトウモロコシが育てられているわけではありません。あくまでここはお店という位置付けですから店内と呼ぶのが相応しいのでしょう。こうして写真だけ見ると随分スペースの使い方がルーズにも見えますが、普段は人がぎゅうぎゅうに入るようで、入店するなり店内を進むルートが一方通行で指定されていたくらいですからその人気ぶりが想像できます。

ハウス内は写真撮影の許可を頂けただけでなく、あちこち好きな角度から撮れたのはこの日ならではの事でしょう。

若い方が立ち上げたブランドだけあり、トウモロコシ1つ買うにもこちらのカウンターで注文するところがなんともオシャレ。別荘地として人気の原村という立地もプラスに働いているのかもしれませんが、そもそもこのハマラノーエンというブランドはこの土地出身の2人が自分たちが食べて美味しいと感じたトウモロコシを1人でも多くの人に食べてもらいたい...そんな願いから始まっていると聞きますから、そうした気持ちがお店の作り方にも表れているのかもしれません。

誇らしげにディスプレイされたトウモロコシ。スーパーなら1本100円ちょっとで販売されることもあるトウモロコシが390円と聞けば高いと感じるかもしれませんが、こちらで育てられているトウモロコシはそんじょ其処らのトウモロコシではないのです。

メロンより甘いと言われる糖度22度のトウモロコシ。それがハマラノーエン自慢の ”八ヶ岳生トウモロコシ”。

トウモロコシってふつう生でしょ!という勿れ、八ヶ岳生トウモロコシは生で食べても十分甘いという理由からあえて生トウモロコシの名で知られているのです。

その証拠にカウンターでは生のトウモロコシが試食用に準備されており、誰でも手に取って生のまま食べることができます。これ確かに美味しい!

ハマラハウスまで足を運べないという人のためにオンライン通販もやっていますが、この場から直送で送ることもできます。送り状の記入エリアが大々的に準備されているところを見ると普段はそういったお客さんが結構いらっしゃるのでしょうね。

伝票記入エリアの奥に見えるオシャレな縦型のダンボールはトウモロコシ数本を送るための専用のもの。この縦型!というところがミソでして、トウモロコシは収穫後は立てて持ち運ぶ!これが基本だとハマラノーエンではこだわりを見せています。

トウモロコシって横に寝かせて置いてしまうと自らの力で立ちあがろうとして体力を使ってしまうため糖度が下がるんだとか。だから運搬や保存は常に立てる! そしてトウモロコシを包んでいるビニールは植物が呼吸ができる素材を使用した特殊なもの。

トウモロコシで出来ることはなんでもする!とおっしゃっていたオーナーさん。店内にはトウモロコシを原料とした様々なアイテムが並んでおり、人気がありそうなトウモロコシドレッシングは2024年分入荷!と書かれていました。

収穫から加工され商品として並ぶまでには多少のディレイがあるでしょうから首を長くして待っているファンのためにあえてこういう書き方をしているのでしょう。

マツコの知らない世界に出演していたオーナーさん。気さくに話をしてくださっただけでなく、オーナーさん自らがカウンターでレジを担当しお客さん一人一人に感謝の意を込めて丁寧に接していたのが印象的でした。

一緒に出演していたもう人方は外で収穫体験の先生をしておりました。ともにトウモロコシの魅力を広めたいという気持ちがダイレクトに伝わってくるフレンドリーな方々でした。

ハウスから一歩出ると、そこは収穫体験(要予約)を待つお客さんや、その場でトウモロコシ料理を食べる人がゆったりと時間を過ごせる縁側があります。

トウモロコシって基本は夏野菜ですから、真夏にこんな場所じゃ暑いんじゃ?と思いますが、ここは標高1.000メートルくらいありますから東京の様な暑さはありません。それよりも目の前の畑を見ながら収穫したばかりのトウモロコシを頬張る贅沢な時間を過ごせる!そんな貴重な場所なのです。

そう、ハマラノーエンおすすめのトウモロコシの食べ方はズバリ ”冷やしトウモロコシ” だそうで。生のトウモロコシを冷やしてから食べる。新鮮野菜ならではの楽しみ方。

もちろん、甘みが増す食べ方は生よりも加熱後の方が上。この場では焼きトウモロコシを食べることもできます。我々はお土産用を購入し家で調理するため生トウモロコシをお持ち帰りとしましたが、目の前で焼かれている他人様のトウモロコシを写真にだけ納め食べたつもり...。

そして我々はこの後いくつかの予定をこなし、自宅にてこのトウモロコシを頂きました。1本はボイルして、もう1本は電子レンジ加熱で。どちらの食べ方が甘いかというと意外にも電子レンジでしたね。まあそれは日頃からトウモロコシを食べている我々としては予備知識として持っていましたが、それはこの特別なトウモロコシにも共通でした。

そしてお味はというと? 確かにこのトウモロコシは甘くて美味しいです。ゴールドラッシュなどと比べると1粒1粒がプリッとしていてみずみずしく、粒を噛んだ瞬間にパンッと弾けながら潰れる感じがします。甘みもさることながら八ヶ岳生トウモロコシは食感が独特。それがいちばんの感想です。これはファンが増えるのも頷けますね。

ただトウモロコシ通の我々はこの八ヶ岳生トウモロコシに勝てないまでも負けないくらい美味しいトウモロコシを他でも食べたことがあります。そちらは東京の我が家の近所で手に入るのですが銘柄を失念してしまいました。今度直売所の兄さんに聞いてみようと思います。既にシーズンは終わってしまいましたから来年はこの八ヶ岳生トウモロコシと純粋比較がしてみたいなと。

ハマラノーエンは今となっては観光地並みの人気スポット。こんなふうに記念写真を撮れるよう準備までされています。

2023年は9月22日でトウモロコシシーズンが終了し閉園となったそう。温暖化で年々暑くなっているとはいえ昨年のデータからして今年の営業日ももう残すところそう長くはなさそうです。トウモロコシ好きな方はぜひ原村のハマラノーエンを訪れてみてはいかがでしょう? きっとこれまで食べたことがない、トウモロコシの概念を覆す美味しさに出会えると思います。

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