Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

北海道の真ん中に降り立つ(4)

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All Photo by inos

既に北海道旅行を終えて帰京しておりますがこのまましばらく北海道ネタを続けます。

これまで北海道旅行というと定番の観光地巡りばかりを繰り返してきていて、広大な大自然を肌で感じるような遊びをしてこなかったように思い、今回は北海道でも内陸ならではのアクティビティという事でちょっとした登山に挑戦しました。登山といってもロープウェイで上がって山頂付近をハイキング気分で歩くというビギナーコースですが。

目指したのは日本最大の自然公園とされる大雪山の中でもロープウェイで気軽に行ける旭岳。私にしては珍しく早起きで6時半起床にて頑張りました。

旭岳は今も活発に煙を上げる活火山。標高は2,000メートル程度ですがロープウェイで降り立った場所はだいたい1,600メートル。天気予報によれば初雪の可能性もあるとされていましたが、実際行ってみれば雪どころか暑くもなく寒くもなく風も穏やかで雨も降らずに絶好の登山日和。

写真では見ていましたがこれだけの規模の活火山と大自然を目の前にするとそれはもう圧巻の一言。長野育ちの私でもやはり北海道の大自然はスケールが違うといつも思います。

標高が高いだけでなくここは北海道の真ん中ですから季節はもう秋本番。紅葉も徐々に始まっており東京から半袖で訪れるなんてのは問答無用、しっかりとした服装で望まないと雨や霧といった急な天候変化に対応できません。それでも厚着で登っていると流石に暑いと感じることもあるんですけどね。昔から登山は多めに着込むのが鉄則とされていますからそこだけは抜かりなく。

ここまで自分の足だけで登ってきていれば達成感は一入だと思いますが、私の場合そこまでの体力はありませんし、何しろ山深いところですから熊出没など洒落になりませんからね、ロープウェイで登ったにもかかわらず私は時々熊鈴を鳴らしながら歩きました。

雲海が綺麗でした。それも雲だけが綺麗なのではなく、人の手の入っていない広大な緑の木々の向こうに広がる雲と空が日本ではないような景色を作り上げてくれました。車でドライブしているだけでは決して味わえない最高の景色。満足感の高さは言葉では語りようがありませんね。

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