ここ数日は仕事が終わって帰宅してから毎日自宅の断捨離に励んでおります。収納の奥には使いそうで使わなかった多くのものが眠っていて、見つけるたびに思い出にふけながらもこんな機会に思い切って整理します。

中でも場所を取っていたのが大量のビデオテープとレーザーディスクソフト。テレビもビデオデッキもとっくに処分してしまった今となってはそれらを保管しておく理由もなかったのですが、これらは過去に私が映像編集に携わった作品でして、少なくともスタッフロールや音楽ものであれば歌詞カードに自分の名前が掲載されている作品だったため捨てるに捨てられず取っておいたのでした。

ビデオテープは段ボールにして4箱くらい、レーザーディスクは30枚くらい、DVDやBlu-Rayは数十枚といったところでしょうか。今見ると随分大物アーティストのお仕事ばかり頂いていて感謝の気持ちを忘れてはいけませんね。

これらの作品、普通は実家の両親にでも見せれば喜んでもらえるんでしょうが、我が実家はこういうのにあまり興味がありませんので結局1度も見せたことはありません。だから私がどんな仕事をしているのかさえ正しくは理解してもらえていないでしょうね。

せっかく自分が携わった作品だから．．．そんな気持ちがあってこれまでは大切に保管してきましたが、結局見ることなく取り出すことすらなかったのですから、この先手元に置いておいても大した価値はないかな？そう考え一斉処分に踏み切りました。

一つの時代が終わっていく．．．そんな気がしました。