食べ物の流行は果敢ないもの

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ここ2,3年でしょうか、タピオカブームというのは案外長く続いたほうだと思っています。私個人はそれほど好みではありませんでしたが女子高生を中心に若者の間では猫も杓子もタピオカという時期があったように思います。

その昔は、ナタデココやティラミスが流行った時期があり、クリスピードーナツ、ベルギーワッフル、ポップコーン、マカロン、食べるラー油まで様々なものが注目されたものの、どれもそれほど息は長くなく今となっては行列に並ぶことなく手に入り話題性は皆無ですね。

過去の例からしても食べ物の流行というのは食べ物そのものが劇的に美味しくて流行るわけではなく、どちらかというと話題のモノを自分も食べてみたいというミーハー心が結果的にブームを大きく膨らませていく気がしています。勿論それなりに美味しいから注目されるのは間違いないでしょうが、味勝負!で広がった流行なら長続きするでしょうからね。

話題性で広がる流行は容易にビジネスチャンスと想像しやすいのでしょうが、それが息絶えた時の寂しさはなんとも言えないものがありますね。こちらの店舗はタピオカブームもだいぶ落ち着いたころにオープンしたもので、ものの数カ月で店仕舞いとなったようです。この将来像はオープンする前に想像できそうなものですが色々事情があったのでしょうね。

しかしこのお店もしかして店舗拡大!っていう事はないですよね? 焼き鳥屋さんに生まれ変わるんでしょうか。

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