三脚の脚を使い分ける

By

愛用しているBENROのカーボン三脚。可倒式センターポールの利便性の高さから室内での物撮りには欠かせないアイテムの一つです。センターポールを倒せば横方向のスライダーのように使えるので三脚本体はそのままにカメラだけを被写体にぐっと近づけられるんですよね。

もちろん私の場合天体撮影なども行いますからその際はこの三脚に赤道儀を組み合わせ200mmくらいまでのレンズをしっかりサポートしてもらっています。天体撮影は氷点下になる事も少なくなく、明け方には真っ白に凍りついてしまいますがこれまでノートラブルです。

ただ流石に赤道儀を使うような場合はカメラを含めたトータル積載重量は4〜5Kgになりますからスチールやアルミならともかくカーボン三脚では僅かにたわみが発生し、それだけの重量が赤道儀の駆動によって時間と共に回転しますから数時間に及ぶ撮影結果には僅かに影響が出るんですよね。私はせめてもの対策としてセンターポール下のフックに8Kgくらいの水タンクをワイヤーで吊るし強制的に三脚の重心を下げて対応しています。

また三脚が地面に接する石突も天体撮影の際はなるべく金属製のスパイクに交換し、地面に突き刺して固定しています。勿論アスファルトのような路面では石突の方が良いかもしれませんが土の場合はスパイク必須ですね。

このスパイク、キレイに使うコツは事前にシリコンスプレーでコーティングしておく事。ただそれだけの事で土の上で使っても汚れが付きにくくなりますからお手入れが楽ちんです。

COMMENTS

コメントはまだありません。

FacebookでシェアTwitterでシェアTumblrでシェアPinterestでシェア