五光牧場でキャンプ2022(4)

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私が子供の頃はキャンプというと一部のアウトドア好きな家庭に限定された遊びでした。

そもそも当時はアウトドアなんて言い回しすら無かったように思います。家族で海外旅行に行くのは学校のクラスメイトの中でも数えるくらいのもので、ゴールデンウィークと言えば遊園地に連れて行ってもらったとか、友達と野球やサッカーをして遊んだとか、そういう楽しみ方が多かったですかね。

長野の田舎でしたから農家の家庭ではちょうど田植えの時期でその手伝いをしたなんて子も少なくなかったかもしれません。

話を戻してキャンプについてですが、近年は空前のキャンプブームとあってアウトドアショップには様々なキャンプグッズが並んでいますし、アウトドアショップの数そのものも増えました。自分流のキャンプスタイルが楽しめる時代ですね。

キャンプ場に張られた数々のテントを見渡してもそのスタイルはバラエティーに富んでおり、色や形だけでなく、建て方やレイアウト、小道具の並べ方に至るまで、そのスタイルを見ればどんな人が泊まっているのか想像出来るくらいにカラーが出ますから面白いところです。

今回の五光牧場にも沢山のキャンパーが訪れており、その数は恐らく100組とか200組規模だったと思いますが、実にユーモアに富んだキャンパーさんを見ることが出来ました。

その中でも一際センスが光っていたのが今日掲載した写真のワーゲンバンを中心とした車中泊キャンパーさん。目の前をジムニーで通過する際あまりにも美しいキャンプスタイルだったので思わず声を掛け写真を撮らせて頂きました。

聞けば宮城から5時間くらいかけてここを訪れたそうで車も比較的最近買ったばかりなんだとか。70年代の登録車らしいですがエアコンは後付けして快適仕様。

それにしてもこの車を中心にウッディなキャンプグッズでまとめている様が実に美しいじゃないですか! このままアウトドア雑誌を飾れそうなコーディネート。優しいキャンプスタイルはオーナーさんの人柄がそのまま現れているようですね。

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