50mmになってもX100Sの柔らかさ

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新しいカメラやレンズを買うと、早い段階でここを訪れる事が多いです。浅草寺に特別な思い入れがあるわけではありませんが、沢山の人が思い思いに集まってきている感じがどことなく好きなのでしょうね。ここで手を合わせている姿を見ていると、その人が重ねてきた人生の重みのようなものが伝わってくる気がして...。

今日は外国からのお客様を主に見てみようと私なりにテーマを決めてのお散歩。勿論、X100Sに買ったばかりのテレコンバージョンレンズを装着して。

これが撮れた瞬間に今日は帰っても良いかも! と思いました。自分なりに満足のいく写真が撮れた時は結果を見なくてもシャッターを切った時点で ”良し撮れた” と感じるものですが、まさにこのショットはそんな1枚。大人にとっては有り難い煙、子供にはまだわかりませんよね。さぞ目が痛かった事でしょう。

世界には神や仏を前に色々な祈り方があると聞きます。この女の子はどちらの国の方でしょう、常に人だかりの堪えない常香炉から2歩も3歩も下がった場所で、大事そうに線香を両手に持ち、しばらくこのままの姿でおりました。宗教的な事よりも何か強い気持ちがそこにはありそうに見えて、ああやっぱりこういう神聖な場所っていいなぁと思えました。

なんとなく全体的にオールドレンズっぽくホワッと見えるのがX100Sを開放付近で使った時の特徴、この柔らかさが欲しくて今日はNDフィルターをせわしなく切り替えました。

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