Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

まずはモーターのバランスをとってみた

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DJI Phantom2の振動問題、手を入れられる所から対策をしてみます。飛行中の振動源として考えられるのはモーター本体とプロペラしかありませんから、それらの変形もしくは重量バランスの崩れが原因と考えられます。

今日のところはまずモーター本体のバランス取りをしてみる事にしました。Phantom本体をバラし、4つあるモーターのうち1つを除き他の3つはハンダを取り外して回らないようにしておきます。次にスマートフォンにGセンサーを活用する地震計アプリをインストールしておきPhantom本体に固定、これにて振動を検出するとXYZ軸で波形が表示されますから視覚的に振動を把握する事が出来ます。

プロポからの操作で回転数を変化させ全域で振動がどう変化するかを把握しておき、モーター本体にバラストとしてアルミテープを部分的に貼り付け再度アプリで振動を確認、先ほどの計測結果より大きくなるようならバラストの位置を変更し再計測、小さくなるようならバラストのサイズを変更して再計測、この繰り返しで振動が最小限になるポイントとバラストサイズを決定します。確実に行うためにはモーター本体を機体から取り外し専用バランサーを使用するのでしょうが、取り外しも大変ですしバランサーも持っていませんから、”結果的に振動を減らせるこの方法” で4つのモーター全てのバランス取りを行いました。

下のスクリーンショットは、左が調整前、右が調整後、両方とも同じように回転数を変化させていますが明らかに調整後のほうが機体への振動が減っているのが分かります。

さて後考えられるのはプロペラのバランスと変形ですが、そちらはいかにして対応しましょう...。Phantom 2のセルフロックペラは一般的なプロペラバランサーが使えませんから少々難儀しそうです。

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