望遠レンズはライブトリミング

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歪んだ社会を見つめる老人...的な画。昔は望遠系のレンズを使うと、遠くのものをぐっと引き寄せるみたいな使い方しかしていませんでしたが、最近はこんなふうに反射の中に遠くのものを見つける...みたいな切取り方が個人的流行です。これを標準や広角レンズでやろうと思うと、よほど明るいレンズでないと手前がボケないので ”ただごちゃごちゃした画” になってしまうんですよね。

もう1枚は知らない国で知らない人の流れの中にスマートフォンだけを頼りに旅する人。みたいな感じでしょうか。もう少しシャッタースピードを遅くして周囲の人の動きを流したほうがそれっぽくなったかもしれませんが、いかんせん105mmを手持ちでは手ブレにシビアですからね。Ai50mm F1.2よりもボケが自然で最新のミラーレス一眼との相性は良いですね。被写界深度が凄く浅いためマニュアルフォーカス時は常に拡大して確認しないとビシッと来ませんけど。

望遠レンズはその場で街を切取るようなもの...ライブトリミング。

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