いよいよ来週お目見えするそうです。”Nikon Df”。ここ数年、というかデジタルになってからのNikonにはとんと縁がなかった私。フィルムカメラ全盛の頃はNikonしか使っていなかったのですが、ライブビューが可能なデジタルカメラに一眼レフの存在意義が見出せず、持ち歩きの面で有利なハイエンドコンパクトカメラと呼ばれるジャンルばかり使ってきました。

最近ではミラーレス一眼と呼ばれるカメラもどちらかというとハイエンドコンパクトに近い存在だと思っているのですが、レンズ交換が出来るコンパクトカメラがあればもう ”元祖一眼レフカメラ” の必要性は無い！とまで思っています。

そんな固い決意の私の心を見事に揺るがしたのがこのNikon Dfなる存在。まだ正式発表前ですから正確な情報はどこにもありませんが、現時点で分かっているのは往年の名機 ”F” の血統を引き継いだクラシカルカメラスタイルで登場するとの事。 確かにNikonのHPを見てみると公開ムービーの一部にFM2とF3の中間を狙ったようなペンタ形状が確認できます。しかも噂によればOVF/EVFのハイブリッドビューファインダーを搭載するのだとか。他にもD4と同じフルサイズセンサーを積んでいるとの情報も．．．。

正直、デジタル時代になって初めて ”気になる一眼レフカメラの登場” と言えます。

とは言え、やはり大きさの面で私にとって常用カメラとはならない事は確かです。ただ、押し入れの中にこのカメラに最適な3本のレンズが眠っているものですから．．．。