本国のサポートに問い合わせていたPeak Design エブリデイ バックパック故障の件、少し前に交換品が届きました。本来であればもう少し早く届くはずだったのですが、英文メールのやり取りに多少の手違いがあり予定より1週間ほど遅れての到着。何はともあれジッパー故障というだけで新品が送られてくるのですから有り難い限りです。

そしてまた交換品も生涯保証だというのですからこの調子でいくと、壊れたら新品になり、また壊れたら新品になる．．．そんなサービス聞いたことがありませんがPeak Designというメーカーのポリシーらしいです。

さて送られてきたエブリディバックパックはこれまでのV1からV2へとモデルチェンジしており見た目にも少し丸くなって柔らかい印象。左がV1で右がV2。ジッパーの縁取りも黒からグレーになったためコントラストが下がって優しい感じがしますね。

機能性はV1比較で殆ど同じなのですが、大きな違いは両サイドの蓋を開けた内側にあるポケットのサイズ。V1は側面全体がファスナーでガバっと開くのに対しV2は位置こそ同じものの上下2段になっており、上はマグネット、下はファスナー蓋になっています。これは賛否両論分かれるところかもしれませんね。

2段になったことで小物の整理はし易いですが縦に長いものが入らなくなった点と、ファスナーの金属部分がちょうどバッグの中ほどに位置するためバッグにカメラを入れている場合はボディとカチャカチャと当たってしまう可能性があります。それが左右両方のポケットで共通しますからせめて片側だけはV1と同じ構造だったら右と左で使い分けができるんですけどね。

しかし新型であるわけですから変更点の多くは良い方向に改良されているわけで、例えばこの写真のように肩ベルトがバッグ背面にマグネットの力でペタっとくっつくようになっていて、バッグを横に持ったとしてもベルトがブラブラすることがありません。V1はその機構がありませんからご覧のように横にするとぷら〜んとしちゃいますね。何でもない事のようで案外こういう工夫が日常の使い勝手を左右するんですよね。

カメラを持ち歩くためのバックパックというだけでなく15インチまでのノートPCも安全に持ち歩ける機能的なリュックですから普段使いでも非常に重宝します。欲を言えば夏でも背中に汗をかかずにすむようメッシュによるフローティング構造になっていると良いんですけどね。その場合はリュックの形状が必然的にRを描くことになるので荷物が入れづらくなったりそもそも容量が減ってしまうのでトレードオフですか．．．。

ともあれ新品になったバックパック、今度は大事に使いましょう！