信号待ちの風景

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長野(南部)の実家に住む父親は昔から東京の街が好きではないようです。何処へ移動するにも公共交通機関を利用せずマイカーを操るのが昔からのスタイルですから、東京や名古屋のような大都市に入ると地方にくらべごちゃごちゃしていて気が休まらないというのです。

そんな実家から東京へ出てきて20年以上が経過した私にとってはもうこれが普通になっていて今では何とも思わないのですが、先日新宿の交差点で信号待ちしている間目の前に広がる風景を見ていて「まぁ確かにそうかもなぁ」と普段は考えないような事を考えました。

なんだか情報量が多すぎるんですよね。この状況ですっと右折したら遠くからお巡りさんが走って来て「おい君そこは右折禁止ですよ」とか言われても、道路標識など目に入らないですよね。ましてこの道が国道20号線だなんてまず認識出来ないでしょう。

だから今は皆カーナビに頼るという。でもお年寄りほどそういう道具も使いこなせなかったりするものです。

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