意味は何でもない日常から拾い集めたり

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結局のところ、忙しい毎日が続くからこそ、束の間の休息が嬉しかったり楽しかったり充実感に満ちたりするわけでして、そんな連続の中にいると自由な時間さえ手に入れば何でも出来そうな錯覚を覚えるのですが、案外時間を持て余すような生活になると何も出来なかったりするものです。

私が写真を撮る時っていうのがまさにそれでして、何処かへ旅行に行くとか、次の連休こそ、なんて具合に計画を立てて行動するような時には思うような画が撮れないのですが、一応カメラを持って行こうとか、コンパクトデジカメすら手元に無くて携帯電話内蔵カメラではどうにも様にならないような時に限って、記憶以外に形として残しておきたいようなシーンに出くわします。

Nikon FM2を常に肩からぶら下げて歩いた毎日は、今思えば最高の時間だったのかも知れないと、過去のネガを眺めては思うのです。

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